
【夏の東京都観光ガイド】アート・科学・エンタメが交差する、東京の夏体験
東京湾のウォーターフロントから都心のミュージアムまで、多彩な体験が集まる日本の首都・東京。
夏の東京観光では、強い日差しや気温の高さを避けながら過ごせるかがポイントに。大型ミュージアムや体験型展示、没入型エンタメなど、屋内で完結する施設が充実しているため、天候に左右されずに行動を組み立てやすいのが特徴だ。
たとえば、チームラボプラネッツTOKYO DMM.comや日本科学未来館など、分野の異なる体験を横断しながら楽しめるスポットが点在。移動や体力消耗を抑えながら効率よく巡れるのも都市ならでは。
暑い季節でも快適に過ごせる東京の観光スポットをチェックして、夏の東京を満喫しよう。
暑さを避けて感性を刺激する! 東京の夏の楽しみ方
強い日差しと気温の高さが続く東京の夏。外を歩き続けるだけで体力を消耗しやすい季節でもある。
そんなときは、屋内で過ごす時間をうまく取り入れるのも選択肢のひとつ。アートや科学、エンタメなど、分野ごとに異なる体験が集まる東京では、そのときの気分に合わせて行き先を選びやすい。
ひとつの施設でじっくり過ごしたり、無理のない範囲でいくつかの体験をつないだりと、過ごし方の幅も広い。暑さを避けながら、自分のペースで楽しめるのが、夏の東京ならではの魅力だ。

感性を刺激する体験に出会う、夏の東京の観光スポット11選
屋内で楽しめる体験を中心に、分野の異なるスポットが点在する東京。
アートや科学、エンタメなど、多彩な体験に触れられるのが特徴だ。暑さを避けつつ、自分のペースで楽しめる観光スポットはこちら。
1. チームラボプラネッツTOKYO DMM.com(江東区)
デジタルを駆使したアートの世界に身体ごと飛び込める没入型ミュージアム。
最新のデジタル技術を駆使し、没入できる作品を次々に制作するアート集団「チームラボ」によるミュージアムで、見る者とアートが一体となって楽しめる体験が広がる。
2025年1月には約1.5倍に面積を拡張し、屋外スペースを含めたリニューアルを実施。
水が流れるエリアでは裸足で作品を楽しむなど、空間全体を使った体験ができ、夏でも涼を感じながら過ごせる。

チームラボ《つかまえて集める絶滅の森》
2. 東京ミステリーサーカス(新宿区)
リアル脱出ゲームを中心に、参加者自身が物語の登場人物となって進行する体験型イベントを毎日開催するエンタテインメント施設。
作品ごとに世界観や難易度、参加人数が異なり、初めての人から経験者まで幅広く楽しめる構成となっている。
短時間で参加できるものから物語性の高い長編型まで多彩なラインアップがそろい、屋内で楽しめるため、時間を忘れて非日常の体験に没入できる。

3. 東京ジョイポリス(港区)
お台場にある国内最大級の屋内型テーマパーク。
絶叫系からVRまで多彩なアトラクションを楽しめるエンターテインメント施設だ。館内で合計22種類の絶叫コースターや最新技術を駆使したVRなどのアトラクションが揃う。
3フロアにわたって構成され、人気作品をテーマにした体験型アトラクションやイベントも展開、アトラクションを連続して楽しめるため、外に出ずに1日しっかり遊べる。

4. 日本科学未来館(江東区)
最先端の科学技術をテーマに、ロボットや宇宙、生命など多様な分野に触れられる科学館。
最先端の研究を行う外部のプロジェクトチームの研究室もあり、常設展示場から廊下を隔ててその様子をのぞき見ることができ、研究室を訪れる見学ツアーも定期的に開催している。
ヒューマノイドロボットやアンドロイドに関する展示や、ドームシアターでの映像体験など見どころも多く、知的好奇心を刺激する展示が多く、涼しい館内でじっくり過ごせる。

5. 国立映画アーカイブ(中央区)
映画の保存・研究・公開を行う日本で唯一の国立映画機関で、所蔵映画フィルム数は2022年3月時点で8万5,000本以上。
メインの施設となる京橋本館には上映ホールや展示室、図書室があり、特集上映や企画展などを通して映画文化に触れられる。
企画によっては上映後にトークイベントが行われることもあり、落ち着いた空間で映画文化に触れながら、ゆったりとした時間を過ごせる。

6. WHAT MUSEUM(品川区)
天王洲アイルにある芸術文化発信施設で、コレクターが収集・保管する作品を中心に展示する、現代アートのコレクターズミュージアム。
展示される作品は、運営する「寺田倉庫」がコレクターから預かっている貴重なアート作品が中心。
建築模型の展示も見応えがあり、徒歩5分の場所にあるカフェとあわせてアートに触れる時間を過ごせる、夏のひとときにも落ち着いて立ち寄りやすいスポット。

7. ナンジャタウン(豊島区)
1996年に東京・池袋のサンシャインシティにオープンしたバンダイナムコアミューズメントが運営する屋内型テーマパーク。
2フロア・4つの街区で構成され、昭和の街並みを再現したエリアや体験型の街区を中心に、多彩な楽しみ方が広がる。グルメも充実しており、餃子やデザートを楽しめるエリアも。
猫と触れ合える「ニャンジャタウン」もあり、遊びとグルメを行き来しながら、館内で一日を通して楽しめる。

8. 三鷹の森ジブリ美術館(三鷹市)
東京・三鷹にあるスタジオジブリの美術館で、宮崎駿監督が館主を務める施設。
美術館のキャッチコピーは「迷子になろうよ、いっしょに。」
館内には順路がなく、アニメーション作品の世界観に触れながら、自分だけのお気に入りの場所を見つけるように巡ることができる。

9. 多摩六都科学館(西東京市)
プラネタリウムを中心に、宇宙や身体の仕組みを体験しながら学べる科学施設。テーマ別の5つの展示室には、体験型展示が約100点。
プラネタリウムドーム「サイエンスエッグ」では、1億4,000万個を超える星を映し出す投映機による星空や映像のほか、天文グループによる生解説も行われる。
触覚ゲームやクイズなどの体験展示や、カフェ・休憩スペースもあり、過ごし方の幅が広い。

10. サンリオピューロランド(多摩市)
屋内型のテーマパークで、「ハローキティ」や「マイメロディ」など人気のサンリオキャラクターの世界観が楽しめるテーマパーク。
「サンリオキャラクター」のショーやパレードはストーリー、ダンス、音楽といった本格的な演出が行われる。
館内には撮影スポットも多く、キャラクターと一緒に写真を撮れるほか、フードコートやカフェではキャラクターモチーフのメニューも楽しめる。
© 2024 SANRIO CO., LTD. TOKYO, JAPAN 著作 株式会社サンリオ

11. よみうりランド プールWAI(稲城市)
東京を代表する歴史ある遊園地で、アトラクションに加え季節ごとのイベントも楽しめるレジャースポット。
夏には5種のプールと3種のスライダーがあり、友達と巨大スライダーに挑戦するのもよし、お子様と浅いプールで遊ぶのもよい。
ナイトプールも開催され、昼とは異なる雰囲気の中で過ごせるほか、ゴンドラからの景色や屋内施設もあり、1日を通してさまざまな楽しみ方ができる。

夏は屋内で楽しむ、東京の体験型アクティビティ
強い日差しや気温の高さが続く夏は、屋内で過ごす時間をうまく取り入れることで、観光のしやすさが大きく変わる。
アートや科学、エンタメなど、分野の異なる体験が集まる東京では、エリアごとに特色のある過ごし方が選びやすい。暑さを避けながら長時間楽しめる体験を取り入れれば、無理のないペースで観光を続けられる。
ここでは、屋内を中心に楽しめる東京の体験型アクティビティをご紹介。
没入型エンタメ空間に入り込む体験
光や映像、音に包まれる空間に身を置き、五感で楽しむ体験は、屋内で長時間過ごしやすいアクティビティのひとつ。体験のなかに入り込むような構成が特徴で、時間帯や天候に左右されずに楽しめる。
チームラボプラネッツTOKYO DMM.comや東京ジョイポリスなどでは、体を動かしながら空間全体を味わうような体験が楽しめる。

体験しながら学ぶ、科学・映像カルチャー
展示を見るだけでなく、操作や参加を通して理解を深める体験も充実。
日本科学未来館や多摩六都科学館では、最先端の科学や技術に触れながら、体験を通して知識を得られる構成が特徴だ。国立映画アーカイブでは、映像文化に触れながら落ち着いた時間を過ごせる。屋内で過ごしながら、知的な刺激を得られるのも東京ならでは。

世界観に浸る、テーマ特化型ミュージアム体験
特定のテーマに特化したミュージアムでは、作品や空間の世界観にじっくりと向き合える。
WHAT MUSEUMでは、建築や美術の視点から作品を楽しめるほか、三鷹の森ジブリ美術館やサンリオピューロランドでは、物語やキャラクターの世界に入り込むような体験が広がる。
ひとつのテーマに沿って過ごす時間は、印象に残りやすい。

アート・科学・エンタメ体験とあわせて楽しむ、東京の飲食店3選
アートや科学、エンタメの体験が集まる東京では、訪れるエリアや過ごし方にあわせて飲食店を選びやすい。
湾岸の景色を眺めながら過ごせるレストランから、都心で落ち着いて食事ができる店舗、多摩エリアでひと息つける店まで、観光とあわせて取り入れやすい立ち寄り先がそろう。
体験の流れの中で無理なく立ち寄れる、東京の飲食店はこちら。
1. bills お台場(港区)
お台場にある、オーストラリア・シドニー発のオールデイダイニング。
朝は「スクランブルエッグ&トースト」や「リコッタパンケーキ」、夜はシーフードや肉料理もそろう。
また、22席あるテラス席からはお台場エリアのオーシャンビューが広がり、開放的な空間で食事を楽しめる。湾岸エリアの観光の合間にも組み込みやすい。

2. 梅の花 銀座並木通店(中央区)
銀座にある創作懐石料理店で、湯葉や豆腐に旬の食材を組み合わせた料理を味わえる一軒。
店内は旅館のような日本情緒あふれる空間が広がり、掘り炬燵の個室やテーブル席なども備え、落ち着いて食事を楽しめる。
銀座並木通店は、JR「有楽町」および東京メトロ「銀座駅」から徒歩5分圏内とアクセスも良好だ。

3. オリーブの丘 三鷹新川店(三鷹市)
海外の観光客にも人気の高いスポット「三鷹の森ジブリ美術館」へ訪れた際にも気軽に立ち寄れる、イタリア料理専門店。
素材の持ち味を活かしたシンプルな調理が特徴で、パスタやピッツァは注文ごとに仕上げるなど、丁寧に作られている。
三鷹エリアの観光の前後で立ち寄りやすい一軒。

東京の夏旅を楽しむ、観光拠点に便利なホテル3選
移動距離や滞在のしやすさが、旅の快適さを左右する東京。
体験型施設やミュージアムが点在する湾岸・都心・多摩エリアでは、拠点となるホテルの立地によって過ごし方の組み立てやすさも変わってくる。アクセスの良いホテルを選べば、移動の負担を抑えながら無理のないペースで観光を続けられる。
旅の流れに合わせて選びたい、東京のホテルをチェックしよう。
1. グランドニッコー東京 台場(港区)
「グランドニッコー東京 台場」は、都心部にありつつ東京湾のウォーターフロントに位置し、東京の絶景が一望できるシティリゾートホテル。
客室やレストランからは東京タワーやレインボーブリッジなどの景色を望め、時間帯によって異なる表情を楽しめる。館内には多彩なレストランやラウンジもそろうほか、夏季にはテラスプールもオープン。
湾岸エリアの体験型施設を巡る拠点としても利用しやすい。

2. 三井ガーデンホテル銀座プレミア(中央区)
銀座にある高層ホテルで、洗練されたデザインと上質なサービス、眺望が魅力。
客室は17階以上に配置され、大きな窓から東京の夜景を望めるほか、ビューバス客室では景色を眺めながら入浴も楽しめる。館内にはレストランやバーもあり、滞在中の時間をゆったりと過ごせる。
JR「新橋駅」銀座口から徒歩約5分とアクセスが良く、観光やビジネスの拠点として利用されている。

3. ホテル ケヤキゲート 東京府中(府中市)
東京都府中市にあるホテルで、駅直結の利便性が魅力の一軒。
ホテルのある京王線「府中」駅は新宿まで乗り換えなしで最速20分、サンリオピューロランドや高尾山など人気観光地へのアクセスも便利だ。
客室はシングルからトリプルまでそろい、用途に応じて選びやすい。朝食は和洋ビュッフェで、日替わりの和惣菜や洋食メニューが並ぶ。館内にはランドリーや電子レンジなどの設備も備えられている。

夏の東京観光をより楽しく! 注目イベント3選
東京では、夏になると花火大会や祭りが各地で開催され、街の表情が大きく変わる。
下町や都心の街並みを舞台にした行事も多く、日中の観光とは異なる雰囲気を楽しめるのもこの時期ならでは。
観光の合間や一日の締めくくりに取り入れることで、夏の東京らしい時間を過ごせる。
1. 隅田川花火大会(墨田区・台東区)
例年7月最終土曜日に開催される東京を代表する花火大会で、歴史ある行事として多くの人が訪れる夏の風物詩。
第一会場では、スターマインを中心に1,000発以上連続で打ち上げられるオープニング花火が観賞できる。
第二会場を含め迫力ある花火が次々と打ち上がり、屋形船や展望施設からの観覧など、さまざまな楽しみ方ができる。

2. みたままつり(千代田区)
毎年7月13日〜16日の日程で行われる、靖國神社の祭典。
境内には大小3万を超える献灯や、各界名士の揮毫(きごう)による懸雪洞(かけぼんぼり)が掲げられ、夜空を美しく彩る。また、本殿では神霊をお慰めする祭儀が毎夜執行。
みこし振りや青森ねぶた、阿波踊り、吹奏楽団パレードなどの奉納行事に加え、盆踊りも行われ、昼夜を通して賑やかなお祭りムードに包まれる。

3. 東京高円寺阿波おどり(杉並区)
毎年8月の最終土・日曜に、高円寺の商店街や駅周辺で行われる阿波おどりのイベント。
三味線や太鼓のリズムにのって「ヤットサー!ヤットヤット!」の掛け声とともに、連ごとに趣向を凝らした衣装を身に着けた踊り手たちが踊る様子は圧巻だ。
複数の演舞場を巡回しながら踊りが披露されるほか、劇場での舞台公演も行われ、屋内外で異なる演舞を楽しめる。

エンタメ体験を満喫! 東京の夏を楽しむ1泊2日モデルコース
湾岸エリアで体験型施設を巡り、夜は海辺でゆったりと過ごす。翌日は多摩エリアへ足を延ばし、プールで1日を過ごしながら、都市とは異なる東京の一面に触れていく。
エリアごとに移動をまとめることで、無理のない流れで巡れるのも特徴。
体験と開放感のあるアクティビティを組み合わせて楽しめる、東京の夏を満喫する1泊2日のモデルコースはこちら。
- 1日目
- 東京駅→JRで新橋駅へ。ゆりかもめに乗り換えて新豊洲駅へ移動→「チームラボプラネッツTOKYO DMM.com」で没入型アート体験→ゆりかもめでお台場へ移動し、「日本科学未来館」で科学体験を楽しむ→「bills お台場」でオーシャンビューを眺めながらディナー→「グランドニッコー東京 台場」に宿泊
- 2日目
- 「グランドニッコー東京 台場」を出発→ゆりかもめで新橋駅へ移動、JR・京王線を乗り継いで京王よみうりランド駅へ→ゴンドラまたはバスで「よみうりランド」へ→「プールWAI」でスライダーやナイトプールなどを満喫→京王線で新宿へ→東京駅または品川駅へ
夏の東京の平均気温
6月の東京は21.9℃と過ごしやすい日もあるが、7月に入ると25.7℃まで上がり、蒸し暑さを感じやすくなる。8月は31.3℃と気温が高く、日差しの強さも加わって厳しい暑さになる日が続く。
屋外での移動や観光は体力を消耗しやすく、暑さを前提にした過ごし方を意識しておきたい。
| 月 | 6月 | 7月 | 8月 |
|---|---|---|---|
| 気温 | 21.9 | 25.7 | 31.3 |
出典:気象庁
夏の東京を快適に過ごす服装のポイント
夏の東京は気温・湿度ともに高く、日差しも強いため、通気性の良い軽めの服装が基本になる。
半袖や薄手の素材を選びつつ、屋外と屋内の温度差に対応できるよう、羽織れるものを用意しておくと安心だ。
日差し対策として帽子やサングラスを取り入れるほか、こまめな水分補給も忘れずに。
夏の東京観光に関するよくある質問
Q
夏の東京観光は屋外と屋内、どちらを中心にするべきですか?
日中は気温や日差しが強くなるため、ミュージアムや体験型施設など屋内で過ごす時間を中心に組み立てると快適に過ごせます。朝夕に屋外の移動や散策を取り入れると、無理のない流れになります。
Q
東京で屋内施設を中心に観光する場合、エリアはどのように選べばいいですか?
湾岸エリア、都心部、多摩エリアなど、エリアごとに体験できる内容が異なります。移動距離を抑えるためにも、同じエリア内で複数の施設を組み合わせて回ると効率よく過ごせます。
Q
体験型施設やミュージアムはどれくらい時間がかかりますか?
施設によって異なりますが、体験型施設や大型ミュージアムは1〜2時間以上滞在するケースも多く、半日程度過ごすこともあります。1日に詰め込みすぎず、余裕を持ったスケジュールがおすすめです。
Q
屋内施設は予約が必要ですか?
施設によって異なりますが、事前予約や日時指定が必要な場合があります。特に人気の高い体験型施設やミュージアムでは、当日入場ができないこともあるため、事前に公式サイトで確認しておくと安心です。
まとめ
暑さの厳しい季節でも、過ごし方次第で楽しみ方の幅が広がる東京。
アートや科学、エンタメなど、分野の異なる体験が集まる都市だからこそ、屋内を中心に組み立てることで無理のないペースで夏の観光が楽しめる。
アートや科学、エンタメが交差する東京ならではの空気に触れながら、心地よい夏の時間を過ごしてみてはいかが。