
地域の暮らしに触れる 「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」での過ごし方ガイド
「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」は、世界的観光地・京都の“日常の暮らし”に触れられる宿泊施設です。中世以降、茶の湯、生け花、焼き物などの文化は京都の町で花開きました。そして、京都に住む人々は格式や作法が重視されていたそれらの文化を日常の生活にうまくなじませ、取り入れてきました。つまり、京都の日常の暮らしには、古くから日本人が大切にしてきた格式や作法の美が宿っています。そういった京都の日常の美を発見する旅の拠点におススメなのが、この「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」です。宿泊をするだけでなく、京都の日常の美を発見するヒントをたくさん教えてくれる場所でもあります。
本記事ではそんな「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」のおススメポイントや過ごし方のモデルをご紹介します。
“無印良品の宿”MUJI BASE KYOTO kiyomizuとは
「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」の概要などをご紹介します。
運営するのは日本の衣食住に寄り添う「無印良品」を展開する良品計画
「無印良品」は、シンプルで機能的ながらも洗練されたデザインを特徴とし、日用品から衣料品、生活雑貨、食品まで、幅広い商品を展開している生活用品店です。1980年日本で誕生しました。「無印良品」の根底にあるのは「しるしのない良い品」という考え方。過度な装飾や見せ方に頼らず、品質と機能を持つ商品を届けています。余計なものがないミニマルなものづくりは、多くの人の暮らしになじみ、日本の生活のなかに当たり前のように存在するようになりました。日本の暮らしと向き合ってきた「無印良品」の宿が「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」です。
施設概要
「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」は、京都・清水で40年あまり運営されてきた「アメニティーホテル京都」をリノベーションした施設。長らく町の景色の一部となっていた外観を引き継ぎながら、無印良品の世界観が感じられる施設へと生まれ変わりました。


客室紹介
客室は全部で4タイプです。どの客室にも無印良品のアイテムが備え付けられています。シンプルではあるものの、穏やかで落ち着きのある空間になっていて、ゆったりとくつろぐことができます。4タイプのうち、「ファミリールーム」と「ツインルームバスタブ付き」の客室にはバスタブが備わっています。
・ダブルルーム(2名)
クイーンベッド1台を備え、ひとり旅にも最適!コンパクトでシンプルな客室です。窓の外には清水五条の町並みが広がっています。

・ツインルーム(3名)
館内に1室のみ。2段シングルベッド1台とデイベッドを備えた機能的な客室です。東大路通に面した窓が広く開放感のあるお部屋です。

・ツインルーム バスタブ付き(3名)
最もスタンダードなタイプのお部屋で、館内には10室あります。シングルベッド2台とデイベッドが備え付けられています。広めのデスクがついたゆとりある客室。ファミリーやビジネス利用におススメです。

・ファミリールーム(4名)
館内に1室のみのスイートタイプの客室です。ファミリーやグループでゆったり同室利用できる最も広い客室です。ダブルベッドが4台備え付けられていて、畳敷きのリビングスペースがあるのが特徴。


京都の老舗コーヒーロースター「小川珈琲 清水店」
小川珈琲は1957年京都の地で誕生したコーヒー専門店。「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」の1階に「小川珈琲 清水店」が併設されています。営業時間は8:00〜20:00です。

清水店では珈琲づくりの基盤である地球環境や生産者の暮らしを守る一助となるエシカルコーヒーのみをラインアップしています。また日本の喫茶文化の原点であるネルドリップ抽出を通して、その思想を一杯に込めて提供。コーヒー以外も地産地消を大切にしていることを感じられる食材選びを行っています。
MUJI BASE宿泊者は、オプションとして、こちらの小川珈琲で朝食を取ることができます。宿泊者限定朝食(2,500円)と通常のモーニングメニューがあり、前者は前日の17時までに予約が必要です。8:00と9:00の予約枠があり、それぞれ定員は6名です。チェックイン順での受付となるため、早めに到着することをおススメします。
宿泊者以外の方ももちろん利用することができ、コーヒー以外にもモーニングメニューやランチメニュー、デザートも充実しています。また、テイクアウトにも対応していたり、コーヒー豆を購入したりできます。
モーニングは「100年先も食べ飽きない、毎日食べられる食パン」をコンセプトに開発された京都産小麦を使用した食パンを香ばしく焼き上げて提供されます。
ランチは地産地消を意識するだけでなく地元食材の新たな可能性を提案するメニューが豊富。
町歩きのお供におススメなのが京都の美山牛乳を使ったミルクソフト。ミルクの味が濃厚ながらもさっぱりとした味わいです。カフェで使用するコーヒーの粉や京都・和束町産の抹茶パウダーをお好みでふりかけることができます。





おススメポイント5選
「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」のおススメポイントを5選ご紹介します。
1. 備品やアメニティの9割は無印良品のアイテム
客室に備え付けられているアメニティや寝具、家電などの9割は無印良品のアイテムです。実際に販売しているものなので、気になっているアイテムを試すことができるのも、この宿ホテルならでは。特にベッドや家電など、試してから購入することがなかなか難しいアイテムも使うことができるので、おススメポイントのひとつです。また、使用してみて気に入ったアイテムは1階ロビーで購入することができます。お土産にも最適です!


2. 京都のハレとケの境に立地
「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」が立地している東大路通を境に、清水寺がある東側は「文化と信仰の中心」、花街など飲食店がある西側は「人々の暮らしの場」として、それぞれに発展してきました。つまり「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」がある場所は、文化と暮らしがちょうど交差するところにあたります。京都の日常を体験しながら地域の魅力を再発見できる宿なのです。
3. 早朝ツアーで人の少ない清水寺へ
宿泊者限定の「早朝の清水参りツアー」では朝いちばんの清水寺を参拝することができます。専属ガイドの方から清水寺へと続く参道で見える京都の暮らしにまつわる解説を聞けたり、清水寺での地域に根付いた信仰の形を体験できたりするツアーです。有料で1名1500円、毎日5:40〜7:00開催しています。1日あたり10名の定員で行っていて、予約が必要です。宿へ到着後に予約することもできますが、定員があるため、予約時にツアーも一緒に予約しておくのがベスト。

4.「地域周遊MAP」で京都の暮らしを知る
客室に“町歩きボックス”が備え付けられていて、この中に「地域周遊MAP」が入っています。このマップには京都で出会える日常の美を見つける地図やヒントが書かれています。「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」を拠点に、じっくりと地域をめぐってみてください。

5. マイボトルでエコなホテルステイ
ホテル滞在中はマイボトルを活用します。これは、清水エリアに根づく水文化への敬意と、環境負荷に配慮した旅の在り方を考えた取り組みなのだそう。“町歩きボックス”に入っているマイボトルは無印良品のアイテム「自分で詰める水のボトル」。これを使って、館内2階ユーティリティルームにある給水スポットで必要な分だけ水を補充して利用することができます。給水は何度してもOK。使い捨て容器に頼らず、必要な分を満たして使うという、小さな習慣を旅の時間にも取り入れてもらえるようにしているのだそうです。

MUJI BASE KYOTO kiyomizuの過ごし方
MUJI BASE KYOTO kiyomizuでの過ごし方モデルをご紹介します。
DAY1
15:00 チェックイン
チェックインは15時から。フロントカウンターのタブレット端末を使ってチェックイン。事前にメールで届いたチェックインコードを入力するか、QRコードをかざすことでチェックインできます。部屋番号と部屋の暗証番号が書かれた紙を受け取ってください。チェックインが済むと、フロントの方から施設の説明や翌朝開催される宿泊者限定の早朝清水ツアーの集合時間についての案内があります。
素泊まりプランが基本のため、夕食は清水周辺の京都ならではの食事処で楽しみます。

15:20 ルームツアー
部屋はルームキーではなく暗証番号で入室です。今回宿泊したのはツインルーム バスタブ付き。備えつけられた家電やアメニティのほとんどは無印良品のアイテムたち。クレンジングオイルや化粧水などの人気商品を一度試したいと思っていたので備え付けられているのはうれしいですね。


17:00 夕食
清水周辺の京都ならではの食事処へ。町並みを楽しみながらお出かけ。
21:00 ラウンジでお茶の時間
21:00〜24:00は1階の小川珈琲 清水店が宿泊者限定のラウンジとして開放され、無印良品のお茶とお菓子をいただけます(ラストオーダー23:30)。1階カウンターでお茶とお菓子を選びましょう。お茶は、3種類から選ぶことができます。ひとつは国産大豆の黒豆を使ったノンカフェインの「黒豆茶」。香ばしさとほんのりとした甘みが特長です。「とうもろこし茶」は北海道産のとうもろこしを使用していてノンカフェイン。やさしい甘さと香ばしさが特長です。「小豆のお茶」は国産の小豆をじっくりと焙煎して、風味が引き出されています。ノンカフェインで小豆の香りと甘みが味わえるお茶です。就寝前なので、すべてノンカフェインのお茶なのがうれしいですね。今回は「とうもろこし茶」を選びました。無印良品の「とうもろこし茶」はとうもろこしの香ばしさが本当に良くて、よく購入しています。おすすめです!


さらに、お菓子も6種類から選べます。この日は紅茶クッキー、つぶグミ、グミチョコレート、芋けんぴ、黒豆おかき、てんさい糖ビスケットでした。前から気になっていた紅茶クッキーを選びました。

選んだら、宿泊者専用ラウンジとして開放されている小川珈琲店内へ。MUJI BASEと小川珈琲が暖簾1枚でつながっているため、外に出なくていいのがとても楽でした。お茶はたっぷり3回分くらいありました。紅茶クッキーの香ばしさとよくマッチしていておいしく、ラウンジでゆっくりとした時間を過ごせました。

23:00 バスタイム
ラウンジを後にして、部屋に戻り、バスタイム。シャンプー、トリートメント、ボディソープももちろん無印良品のアイテムです。アメニティとして用意されていた泡立てボールを使ってボディソープを使ってみました!この泡立てボールとボディソープも気になっていました。しっかりとしたモコモコの泡が立ち、洗いあがりはしっとりしていました。
バスタブは外国人観光客の方もゆったりと足を伸ばせるようにその大きさにこだわったそう。アメニティで入浴剤があったので、ぜひ入浴剤を入れたお湯に浸かって、旅の疲れを癒してください。


23:40 アロマで癒される
お風呂からあがったら、就寝前にアロマオイルで癒されましょう。アロマオイルは3種類。「エッセンシャルオイル すっきりブレンド フローラル」、「エッセンシャルオイル ひのき」、「エッセンシャルオイル おやすみブレンド シトラス」です。就寝前なので“おやすみブレンド”にしてみました。オレンジの爽やかな香りで部屋を満たしたら、明日の早朝の清水参りツアーは5時40分出発のため、早めにおやすみなさい。

DAY2
4:45 起床
まだ日が昇っていない京都の町。とても静かな時間です。昨夜はぐっすりと寝られました!それもそのはず。枕、ベッドパット、ふとん、マットレスの寝具はすべて無印良品のアイテム!こういった家具は気になるアイテムでもお店ではなかなか試すことはできないので、実際に一晩使ってみられるというのはとてもうれしいですね。
さあ、準備をして集合場所の1階ロビーに向かいます。エコバッグとマイボトル、地域周遊MAPを忘れずに。2階フロアのユーティリティルームに寄って、マイボトルにウォーターサーバーから水を汲んでおきましょう!



5:40 早朝ツアー出発
ツアーガイドの方のご挨拶とツアーの概要について説明があったあと、すぐに出発です。目指す先は清水寺。ホテルから歩いて10分ほどのところにあります。ツアーには11のチェックポイントがあります。ホテルから出てすぐ東へ曲がると見えてくるのは清水寺につながる「清水坂」。ひとつめのチェックポイントです。

この清水坂は、清水寺が創建されたときから参道として整備されました。現在では清水寺に近づくにつれ、たくさんのお土産屋さんや飲食店が立ち並んでいます。京都の中心部を流れる鴨川と、この清水寺の高低差は100mほどあるそう。足腰を鍛えるために毎日この坂を登る地元の人もいるのだとか。
清水坂を登っていくと、途中で合流する坂があります。この「産寧坂」は2つ目のチェックポイント。産寧坂の名前の由来や、この産寧坂は「三年坂」とも言われていて、この坂で転んでしまうと寿命が3年縮まってしまうという言い伝えがあることなどをガイドの方が教えてくれました。清水寺は京都でも特に人気の観光スポット。毎日たくさんの人で大賑わいのため、この産寧坂も同じように混雑しています。しかし、このツアーでは早朝に訪れるため、人がほとんどいない町並みを見ることができます。


道中で、ガイドの方から清水寺の歴史についても教えてもらいます。778年に開創されたことや、本堂は坂上田村麻呂の支援で整えられたこと、寺の中にある音羽の滝の清らかさから“清水”寺と名付けられたことなどを聞きました。
産寧坂あたりからお土産屋さんや飲食店が多くなってきますが、ガイドの方が建物の屋根に像が置かれていることを教えてくれました。これは「鍾馗(しょうき)さま」と呼ばれ、魔をはね返して家を守ってくれる中国由来の神様だそうです。

6:00 清水寺到着
さあ、清水寺の入り口である「仁王門」に到着しました。

この門をくぐると清水寺の世界が広がります。開門の6時に清水寺を訪ねると、こんなにも人が少ないということに驚きました。日中の人の多さとは比べ物になりません。
手水舎で手と口を清めたら、まず境内でお参りをしましょう。清水寺のご本尊は秘仏の「十一面千手観音立像」。心静かに手を合わせます。
清水寺を歩いていると「ゴーン」という大きな音が聞こえてくることがあります。これは本堂にある「けいす」と呼ばれる仏具の音です。読経前や儀式の前に気持ちを落ち着かせるために鳴らすもの。けいすの縁を専用の棒でそっとつくと、清らかな音が鳴り響き、その音の広がりと余韻を味わえます。参拝者もこのけいすを鳴らすことができるので、ぜひ体験してみてください。
清水の舞台からは京都タワーや京都の町並みを一望!早朝で空気も澄んでいて気持ちが良く、人が少ないためとても静かで、鳥の鳴き声や砂利を踏む音が聞こえてきます。京都の町並みを背景に、清水の舞台で記念撮影をゆっくりと楽しむことができます。
「奥の院」の裏側には「ぬれて観音」がいらっしゃいます。参拝者に代わって水行を行い、体を清めてくれるとされる観音様のことです。

肩や腰、ひざなど自分の体の気になるところと同じ部位に水をかけて祈ると回復に向かうと言われています。こちらの観音様はよく見ると像の表面が丸くなっているのがわかります。ここから、長年にわたり水を浴び続け、多くの人々の祈りを受けてきたことがうかがえます。
6:30 ラジオ体操
「ぬれて観音」のすぐそばに、動きやすい格好をした地元の人々が集まってきました。なんと、清水寺の境内で地元の有志たちによって、ラジオ体操が行われているのだそうです。ラジオ体操は毎朝ラジオで放送されている番組で、軽快な音楽とともに体操を行うという、日本の昔からある朝の習慣。清水寺は観光名所のイメージが強かったですが、単なる観光名所ではなく、地元の人々の拠り所や暮らしの一部のお寺でもあるのだなと感じました。

6:40 境内散策
本堂の反対側に三重塔である子安堂があります。ここは昔から安産祈願の場所として知られて多くの人が訪れています。谷越しには清水寺の全景を望むことができ、展望場所にもなっています。

奥の院の真下には滝があります。音羽の滝といい、清水寺の起源に関わる重要な場所です。3本の筧から流れる水は向かって左から「学業成就」、「恋愛成就」、「延命長寿」の意味があると言われています。

柄杓を借りて、どこか1つから水を汲み、祈りながら飲みましょう。地元の人の中には毎朝この音羽の滝の水を飲みに来る方もいるそうです。人々の暮らしに根付いた滝です。

ここで早朝の清水参りツアーは解散です。このツアーに参加したからこそ、清水寺が単なる観光地ではなく、地元の人々の日常にあるお寺だということを知れました。また、早朝の清水寺の観光がこんなにも人が少なく快適であるということにも気付けました。11のチェックポイントの解説を、ガイドの方がひとつひとつ丁寧にしてくれるのもこのツアーの魅力のひとつです。この早朝の清水参りツアーは宿泊者限定のものなので、参加することをおススメします!
7:00 周辺散策
7:30 ホテル到着
帰ってきたら、朝食前にほっと一息コーヒータイムです。ユーティリティルームでマイボトルに再び水を詰め、部屋に戻ります。無印良品オリジナルブレンドのコーヒーを淹れましょう。頭をさらにすっきりさせるため、アロマを焚きます。朝のアロマは「エッセンシャルオイル すっきりブレンド フローラル」がおススメです!


8:00 朝食
朝食をいただくため、1階の「小川珈琲 清水店」へ。京都のおばんざいをイメージした、宿泊者限定の朝食をいただきます。

「京小麦トースト 白あん糀バター」は京都産の小麦を使用していて、小麦のいい香りが口の中に広がります。外はサクッと中はふんわりとした食感です。トーストの真ん中にのっているのは白あん糀バター。白あんは京都の老舗和菓子店・俵屋吉富のもの、花糀は洛中の酒蔵・佐々木酒造のものです。レモンのコンフィチュールが添えられています。このコンフィチュールをつけていただくと、爽やかな酸味が味変になりました。今回はレモンでしたが、季節で変更するとのことでした。
トーストの隣は季節のスープ。取材時にいただいたのは、京都産の紅はるかを使用したサツマイモの甘みが凝縮されたスープです。
小鉢3つもどれも絶品!
左端はなすと万願寺とうがらしの揚げびたしで、ちりめん山椒がかかっていました。おばんざいなのですが、ここにオリーブが入っていて洋風っぽさもある味付けでした。オリーブの香りがなすととうがらしの甘さを引き立てていました。ちりめん山椒はピリッとしたアクセントに。
真ん中はサーモンとアボカドのフレッシュチーズ。サーモンにくるまれているフロマージュブランの味が濃く、とてもおいしかったです。
右端は京丹波みずほファームの「みずほ産桜たまご」を使用したスクランブルエッグです。ふわふわの食感で、たまご本来の甘みを感じられる一品でした。
連泊宿泊者は小鉢の内容が日替わりになるそうです。
飲み物はコーヒー、紅茶、オレンジジュースから選ぶことができます。もちろんおすすめはコーヒーです!老舗の小川珈琲のコーヒーはコクがあって本当においしいです。ブラックをアイスでいただきます。

9:50 チェックアウト
お腹が満たされたらチェックアウトの準備を。すごく快適な滞在時間でとても名残惜しいですが、チェックアウトは10時です。シンプルで機能的ながらも洗練されたデザインが特長の無印良品ですが、宿泊施設も同じく、宿泊者が滞在期間中に快適に過ごせるよう、シンプルでありながらも宿泊者に寄り添われて設計されているなと感じました。
10:00 「地域周遊MAP」を手に町歩き
客室に用意されていた、京都の日常の美に出会う9の地域体験を紹介する「地域周遊MAP」を手に、町歩きに出かけましょう!
ととのう:朝の銭湯
「サウナの梅湯」では天窓から降り注ぐ光に包まれて、静かに心と体をととのえることができます。

そろえる:地元のスーパー
「ハッピー六原」は老若男女が集う市場のようなスーパーマーケットです。この地域では昔夜明け前から朝市が立ち、人々の生活を支えてきました。その役割を引き継いでいるのがハッピー六原です。

つぐ:器の金継ぎ
「TOMI KINTSUGI STUDIO」では割れた器を自分の手で修繕し、金箔で仕上げることができます。この地域で発展してきた焼き物「清水焼」はその昔、とても貴重なものでした。人々は割れてしまったとしても直しながら大切に使っていました。日本人の「ものを大切にする」という精神を体験することができます。

いただく:できたて豆腐
水が豊富できれいな清水エリア。この地域ではその湧き水を使って湯豆腐や湯葉、おぼろ豆腐などさまざまな豆腐料理が生まれました。「千代豆腐店」では店先で豆腐や生湯葉を注文して、その場でできたてをいただけます。

きよめる:清めの水
「六波羅蜜寺」にはお金を清める銭洗い弁財天や勝利をもたらす水掛不動尊などが鎮座されていて、水を用いたお清めを体験することができます。

おくる:おいしい贈り物
手土産には「津乃吉」のちりめん山椒はいかがでしょうか。こちらではちりめん山椒をはじめとした“ごはんのおとも”や保存食、調味料などを購入することができます。

あじわう:ひと口の甘味
中世以降の京都では、おやつに団子や餅をご褒美として大切に少しだけ食べるという風習がありました。「白」では小さなお菓子に宿る大きな贅沢を体験できます。

やすめる:喫茶
「池半分室」では敷地から湧き出る井戸水を汲み、急須で淹れたお茶をカジュアルに楽しむことができます。心落ち着く空間で心をやすめてください。

ほかにも「地域周遊MAP」には京都らしい路地・古道めぐりの地図も載っています。このマップを持って町歩きをすれば、京都の人々の暮らしや根付く文化が見えてくることでしょう。
まとめ
世界中から人気を集める観光地、京都。年間5600万人以上が訪れています。市内に宿泊施設は数多ありますが、こんなにも京都の暮らしを直に感じられる宿泊施設はほかにないでしょう。何百年も日本の文化の中心地だった京都が生み出した日常の美しさに触れる体験をぜひ「MUJI BASE KYOTO kiyomizu」で味わってみてください!


