
日本の歴史・文化を満喫しよう!比叡山延暦寺の完全観光ガイド
「比叡山延暦寺」は天台宗の総本山(その宗派を取りまとめる寺院)であり、1,200年を超える歴史を持つ世界文化遺産として有名なお寺。 せっかく「比叡山延暦寺」を訪れるなら、その魅力を満喫したいと思うはずだ。 この記事では「比叡山延暦寺」を初めて訪れる方に向けて、見どころや広大な敷地の中で分けられた3つのエリアごとの特徴はもちろん、おすすめの観光シーズンなど、観光を満喫するために必要な情報をできるだけ詳しく紹介していこう。

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。
3エリアに分かれた、山全体が境内となっている荘厳な寺。
標高848mの高さの比叡山一帯が境内となっている広大な寺で、天台宗を開いた最澄によって788年に創建。比叡山と対立していた織田信長に、山上の堂塔伽藍や坂本里坊などを焼き払われるが、観音寺詮舜・施薬院全宗・天海大僧正らによって復興・再建される。仏教総合大学としての役割を果たし、「日本仏教の母山」と呼ばれ、日本の歴史に大きな影響を与えてきた。また、1000年もの間、都であった京都を守護するという役割も担っていた。1994年に世界文化遺産に登録されている。
東塔、西塔、横川の3エリアからなり、100ほどの堂塔が点在。
メインエリアの東塔には、国宝に指定されている延暦寺の総本堂「根本中堂」の中には、最澄が火を灯した「不滅の法灯」が、1200年近く消えることなく灯し続けられている。また「国宝殿」では、延暦寺に伝来する仏像や仏画、書跡など、貴重な文化財の数々を展示している。西塔には山内最古の建造物であり、国の重要文化財となっている本堂「釈迦堂」が建っている。横川には、船が浮かんでいるような造りが特徴の本堂「横川中堂」、運勢が占える“おみくじ”の発祥地とされる「四季講堂」がある。
山そのものを修行道場とすることから、山内には多数の巡拝路や参詣路があり、宗教的な荘厳さと歴史の深さを感じつつ、自然のなかの散策もできる。
各お堂で、寺に参拝した証の御朱印がもらえる。全11タイプ。仏様の縁日にのみ授与する、その日にしか授かることができない特別バージョンもあり。
自然豊かなロケーションなので、春は桜、秋は紅葉と日本の四季折々の景観を目にすることができる。

東塔と阿弥陀堂
口コミは一部AI翻訳しています。
秋の心地よい景色の中、山の上で日常を忘れられるような気分になりました。



比叡山の東側からは琵琶湖、西側からは京都が見渡せます。山全体が寺院になっていて、一般的には延暦寺と呼ばれています。
京阪電車の比叡山一日券を買うとかなりお得。途中でいろんな交通機関に乗り換える必要があるから、時刻をしっかりチェックしておくのがオススメ。
日本仏教の発祥の地で、戦乱にも見舞われた歴史があるけど、今では世界文化遺産になっています。