金沢で武道を体験!2泊3日モデルプラン
江戸時代(1600〜1868年)、「加賀百万石」と称された加賀藩は、将軍家・徳川家に次ぐ大藩(江戸時代、将軍より1万石以上の領地を与えられた大名の領地)でした。その歴史を受け継ぐ金沢には、いまも武家文化の薫りが色濃く残っています。城下町・金沢では武道の実技体験や伝統文化体験を通して、武家文化が育んできた「道」と「心」に触れることができます。
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武器とアートを兼ね備えた「武士の魂」日本刀に触れる。
凛とした美しさが魅力の日本刀には、世界中に数多くのファンがいる。美術館や博物館でさまざまな名刀が展示されているが、実際に真剣を手に取ってその重さを実感しながら鑑賞できるのが「四十萬谷本舗(しじまやほんぽ)」の体験プログラムだ。
1875年創業の「四十萬谷本舗」社長の四十万谷正久(しじまやまさひさ)さんはもともと、武士の子孫である。武家社会で「武士の魂」といわれた日本刀は、実際に武器として使用されることが少なくなった江戸時代、武士としてのステータスを示す象徴となった。四十萬谷本舗の蔵には古くから多くの日本刀が家宝として残されており、体験プログラムでは時代によって異なるさまざまな日本刀を鑑賞できる。
「濃州関住(のうしゅうせきじゅう) 兼元(かねもと)」と銘が刻まれた一振りは約500年前のもの。「兼元」は日本を代表する刀工である。このほか、幕末の歴史的事件「禁門の変(きんもんのへん)」の折、京都御所を警護するために加賀藩より派遣されていた四十万谷正久さんの先祖が帯刀していた一振り(ひとふり:刀一本のこと)、あるいは祖母が花嫁道具として持参した女性用の「懐刀(ふところがたな)」なども見ることができる。
日本刀の鑑賞ポイントは「姿(すがた)」「刃文(はもん)」「地金(じがね)」などがあるが、そこにもう一つ加えたいのが刀装(拵)である。工芸を手厚く保護した加賀藩では、柄(つか)や鍔などに金工技術の「加賀象嵌」や蒔絵(まきえ)を施した。体験プログラムで拝見できる日本刀は武器であると同時に、美術品であることを教えてくれるだろう。
四十万谷正久さんは、16世紀室町時代後期に生み出された剣技を発展させたと言われる「居合道」2段である。日本刀を鑑賞した後は居合道の迫力ある演武を見学。体験者は居合道着を着用の上、写真撮影もできる。
看到四十萬谷本舖的倉庫中~還保留著多把日本刀作為傳家之寶也,,真的好讚嘆哦
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