エイトリボン

旧式のシャトル織機を備えた国内最大のチロルリボン工場。かつてより織物業がさかんで、“繊維のまち”として知られる福井県坂井市で、1961年に8社のリボン工場によって発足。チロルリボンを量産できる工場としては国内最後とも言われ、その歴史や技術を一般に公開するため、工場見学やワークショップを実施している。

工場見学では、旧式織機でチロルリボンが作られていく様子を間近で観察できる。スタッフが製造工程を丁寧に説明してくれるほか、実際に織機を動かしたりレトロな機械を扱ったりできる。見学後は、敷地内でリボンバッジ作りのワークショップを。たくさんある中から好みのリボンを組み合わせて約20分でオリジナルのバッジが完成。

工場の向かい側にある「リボンズカフェ」では、色とりどりのリボンをはじめ多彩な手芸アイテムを販売。購入者は、その場で自由にミシンを使える手芸スペースが利用可能。ドリンクやスイーツを味わいながら、のんびりとチロルリボンの魅力を再発見できる。