ライフパーク倉敷科学センター

科学のしくみを体験しながら学べる科学展示と、本格的なプラネタリウムを備えた体験型科学館。直径21mのドームシアターでは約1億個の星を投影し、10K解像度のデジタルスカイライン投映機による高精細な星空が楽しめる。「プラネタリウム」と「全天周映画」の2種類のプログラムを上映しており、星座解説から映像作品まで内容は多彩。

科学展示室には、手を動かして原理を理解できる装置が並ぶ。水をくみ上げる「アルキメデスのポンプ」や、仕組みを観察できる「ジェームズ・ワットの蒸気機関」など、動かす・観察する体験を通して科学を学べる展示が揃う。H-Ⅱロケットエンジン（LE-7）の実物展示もあり、宇宙開発に使われた大型エンジンを間近で見られる。展示点数は約100点で、視覚的に理解しやすい内容が中心だ。

週末にはサイエンスショーや工作イベントなど、体験型の企画が開催される日も。子どもでも扱いやすい展示装置が多く、家族で利用しやすいのもうれしいポイント。敷地内には登録有形文化財「旧倉敷天文台スライディングルーフ観測室」もあり、天文学の歴史に触れる見学スポットとしてあわせて立ち寄りたい。

プラネタリウムの上映スケジュールやイベント内容は日によって変わるため、事前に公式サイトで確認しておこう。