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    1255年に創建された東福寺は、京都を代表する禅寺の一つであり、紅葉の名所としても有名です。寺院の歴史は800年近くあり、その名は奈良の東大寺の「東」と興福寺の「福」から取られ、壮大な規模と寺運の隆盛を願う意味が込められています。

    ここで最も有名なのが「通天橋」です。秋になると橋の下にある2,000本以上のカエデが赤く染まり、息をのむほど美しい景色が広がります。そのほか、日本最古の三門や、枯山水の名匠・重森三玲が設計した「八相の庭」もあり、異なる時代や様式の建築と庭園の要素が、この場所で巧みに交わっています。

    面白いことに、東福寺はまさに「名前にあるものが、実際の場所にもある」お寺です。華人の命名では「足りないものを名前で補う」ことがありますが、東福寺は名前が立派なだけでなく、実際に歩いてみても本当に「東」と「福」の風格が感じられます。

    今回は夏に訪れたため、山一面の紅葉はありませんでしたが、その代わりに緑豊かでひっそりとした趣がありました。ゆっくり散策しながら古寺の雰囲気を味わうのにぴったりで、最も魅力的な紅葉の景色を見に、秋にまた訪れたいという気持ちがさらに強くなりました。

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