歴史もグルメもショッピングも満喫しよう!愛知の定番観光スポット26選
歴史が感じられる観光スポット、ファミリーで楽しめるスポットなど、人気の観光スポットが多い愛知県。
一日中楽しめるショッピングスポットや、独自の食文化から生まれた絶品グルメ「なごやめし」もあり、色んな楽しみ方ができる。
様々な魅力が詰まった愛知県の中でも、絶対訪れておきたいスポットやお勧めのグルメ、宿泊施設などを紹介しよう。
目次
愛知ってどんなところ?
日本のほぼ中央に位置する愛知県。
歴史や豊かな自然、産業や文化など、多彩な魅力を持つ愛知。
古くから交通の要衝として栄え、愛知の県庁所在地である「名古屋」は日本の三大都市にも選ばれている。
優れた伝統産業・製造業の会社が集まる「モノづくり」の地としても有名だ。
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康をはじめ、戦国武将を多数輩出した「武将のふるさと」としても有名。
国宝犬山城・名古屋城など全国に知られる名城を始め、歴史的・文化的価値の高い城郭・城跡が点在している。
愛知のおすすめの観光シーズンは?
愛知には様々な見どころがたくさんあるため、1年を通して観光を楽しめる。
自然と歴史的建造物の景色を楽しむなら、春か秋がお勧め。
春なら桜と名古屋城の美しい風景、秋ならライトアップされた徳川園の紅葉が必見だ。
愛知の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
愛知への移動方法は?
東京からは東海道新幹線で1時間半。
大阪からは東海道山陽本線で1時間と、短時間で移動できる。
中部国際空港には国際便もあるため、海外からもアクセスしやすい。
愛知観光の主要交通手段
愛知は交通機関が充実しており、電車やバスを使えばストレスなく、観光地を移動できる。
地下鉄の本数も多く、他の路線への乗り継ぎもしやすいため、観光スポット巡りにも便利。
愛知を観光するなら外せない!定番の観光スポット14選
歴史好きな方には堪らない「名古屋城」や「犬山城」などの歴史的建造物は、愛知を観光するなら外せない。
ファミリーで楽しめるテーマパークも多く、どこから観光するか迷う方も少なくない。
そんな方のために、愛知を観光するなら絶対に外せない、定番観光スポットをご紹介。
1. 名古屋城
江戸幕府を開いた徳川家康の命により、江戸時代初期に築かれた日本最大級の城郭。
5重の屋根がある天守閣の頂には雌雄2体の金鯱が輝いており、名古屋のシンボルとなっている。
2. 名古屋港水族館
イルカやベルーガ、シャチなどを見られる北館と、ライブコーラル水槽など多彩な水槽がある南館から成る巨大な水族館。
なんといっても、幅60m、奥行き30m、最大水深12mという日本最大のプールで繰り広げられるイルカパフォーマンスやシャチの公開トレーニングは圧巻。
3. 熱田神宮
約1900年前に、三種の神器(日本神話において天照大神が授けた3種類の宝物。
天皇の皇位の証として継承されてきた)のひとつである「草薙神剣」をここに祀ったことが始まりとされる。
4. ラグーナテンボス ラグナシア
愛知県の三河湾沿いに位置する「ラグーナテンボス」。
海のテーマパーク「ラグナシア」をはじめ、グルメやショッピングを楽しめる「ラグーナ フェスティバルマーケット」、恐竜ロボットがお出迎えする「変なホテル ラグーナテンボス」の3つのエリアで構成されており、様々なスタイルで海のリゾートを満喫できる。
5. 犬山城
全国で5つのみの国宝に指定されている天守は、現存最古といわれ前期望楼型天守の特徴を備えていることで有名。
室町時代の1537年、織田信長の叔父、織田信康によって建てられたといわれる。後方を木曽川に守られた小高い山の上に建つ「後堅固の城」。
6. トヨタ産業技術記念館
トヨタグループの創業者である豊田佐吉が1911年に織機の研究開発のために創設した試験工場の場所と、建物を利用して建設された記念館。
トヨタの原点である繊維機械について紹介する「繊維機械館」と、自動車技術の変遷を紹介する「自動車館」の大きく2つに分かれている。
7. リニア・鉄道館
東海道新幹線を中心に在来線、超電導リニアまで39両の実物車両を展示。
入館して最初に入る「シンボル展示」では、C62形式蒸気機関車、955形新幹線試験電車(300X)、超電導リニアMLX01-1という、当時の世界最高速度を記録した3つの車両が出迎えてくれる。
8. ノリタケの森
世界中から高い評価を受ける洋食器ブランド「ノリタケ」の創業の地。
現在は緑豊かな憩いの場として整備されており、ショップやカフェ、レストラン、ミュージアムなどが園内に点在している。
9. 名古屋市東山動植物園
約60万㎡の敷地内に動物園や植物園、遊園地などがある、一日では回りきれないほどスケールの大きい動植物園。
特に約450種の動物を展示する動物園には園のシンボル的存在のコアラをはじめ、人気者がたくさん。
10. 大須観音
真言宗智山派の別格本山の寺院で、正式名称は「北野山真福寺宝生院」。
岐阜県羽島市を発祥とし、徳川家康の命により現在の地に移った。
東京の浅草観音、三重の津観音とともに「日本三大観音」のひとつにも数えられる。
11. 徳川園
尾張藩二代藩主・光友が、1695年に造営した隠居所「大曽根屋敷」の跡地に作られた日本庭園。当時の敷地は約13万坪(約44ha)の広さだったという。
様式は江戸時代の大名庭園で最も主流であった池泉回遊式。清流が滝から渓谷を下り海に見立てた池へと流れる様子は、日本の自然景観を象徴的に表現している。
12. レゴランド®・ジャパン
レゴ®ブロックの世界観に浸れるテーマパーク。
レゴ®ニンジャゴーが大活躍する「レゴ®ニンジャゴー・ワールド」や、冒険の旅をテーマにした「アドベンチャー」など、8つのエリアに分かれている。
13. 香嵐渓
巴川(ともえがわ)にある渓谷で、国内有数の紅葉の名所として知られる香嵐渓(こうらんけい)。寛永11年(1634)に香積寺(こうじゃくじ)の和尚が植樹したのがはじまりとされ、現在は約4,000本の木々が秋になると赤や黄色に色づき、圧巻の景観美を見せてくれる。
14. 名古屋市科学館
生命館、理工館、天文館の3棟から成り立つ、名古屋の都心にある科学館。
マイナス30度の部屋でオーロラの映像を見ることができる「極寒ラボ」(2021年7月現在休止中)をはじめ、体験型の展示が多い。ほかにも高さ9mもの人工竜巻を発生させることができる「竜巻ラボ」や、120万ボルトの放電を見ることができる「放電ラボ」など、自然の驚異を体感できる大型展示は迫力満点。
独特の食文化「なごやめし」を満喫!愛知の人気飲食店3選
愛知といえば、「ひつまぶし」や「味噌煮込みうどん」といった「なごやめし」が有名。
その他にも、独特の食文化が根づく愛知は絶品グルメが勢揃い。
観光だけでなく、グルメも思う存分楽しもう。
1. あつた蓬莱軒 本店
熱田神宮の門前町で1873年に創業した、名古屋名物のうなぎ料理「ひつまぶし」発祥の店。
「ひつまぶし」とは蒲焼きにしたうなぎを細かく刻んで、「お櫃」と呼ばれる容器に盛られたご飯の上にのせたもので、あつた蓬莱軒の登録商標となっている。
2. 海老どて食堂 エスカ店
天然ものを使った、揚げたての海老フライが人気の店。
八丁味噌ベースの特製ソースをディップして味わう「海老どて串」は店名の由来にもなっていて、この店ならではの味わい方だ。
3. 山本屋総本家 本家
豆味噌をベースとしたツユで麺を煮込んで作る名古屋名物「味噌煮込みうどん」の老舗。
愛知県岡崎市の「カクキュー八丁味噌」に白味噌をブレンド。
昆布、カツオ、シイタケから取るだしをベースにした透明なツユを合わせている。
麺には一切塩を使っておらず、歯ごたえを感じるコシの強い食感が特徴だ。
一日中楽しめる!愛知の定番ショッピングスポット3選
流行の最先端を感じられる商業施設から、愛知ならではの名産品が手に入る商店街まで、愛知には魅力的なショッピングスポットが多い。
その中でも、1日をショッピングに使ってみても良いかも、と思ってしまうほど、楽しめるショッピングスポットを紹介しよう。
1. オアシス21
ガラスの大屋根「水の宇宙船」がシンボルの立体型公園。施設内にはバスターミナルがあり、地下鉄線・名鉄線とも直結するなどアクセスの拠点にもなっている。
名古屋の中心街である栄の夜をひと際華やかにする、ライトアップがフォトジェニックと近年話題。
2. 大須商店街
若宮大通、伏見通、大須通、南大津通の4つの通りに囲まれた区域に広がる、名古屋最大の商店街。
飲食店や古着店、雑貨店、家電販売店などありとあらゆるジャンルの約1200店や施設がひしめき合っており、独特の雰囲気を醸している。
3. ミッドランドスクエア
名古屋駅前にそびえる複合ビル。
高さ247mは、東海地方の建築物のなかでNo.1だ。
商業棟には高感度な海外ブランドのブティックや高級レストラン、カフェが立ち並ぶほか、シネマコンプレックスやレクサス車の魅力に触れられるギャラリーなどもある。
快適な空間で贅沢な時間を過ごせる!愛知の宿泊施設3選
愛知観光を楽しんだら、ホテルも素敵なところに滞在しよう。
今回は愛知でゆったりと贅沢な時間を過ごせる、お勧めのホテルを紹介しよう。
1. 名古屋東急ホテル
ヨーロピアンテイストの空間が広がる、エレガントなホテル。
シンプルでありながら快適性が素晴らしいスタンダードタイプから、ヨーロピアンテイストと現代的なエッセンスが融合した各種スイートルームなど、さまざまな宿泊ニーズに応えている。
2. 名古屋JRゲートタワーホテル
JR名古屋駅直結というアクセス性抜群のホテル。「ナチュラル」がテーマの温かみのある館内。
客室には充実した設備が備えられており快適なステイを楽しめる。
JRゲートタワーの15F~24Fの高層に位置しており、多くの部屋から名古屋市街の景色を一望できるのも魅力。
3. 名古屋プリンスホテル スカイタワー
名古屋駅から名古屋臨海高速鉄道あおなみ線で1駅の「ささしまライブ」駅直結のホテル。「空の浮きふね」をコンセプトとした全客室が地上32~36階の高階層にあり、名古屋の夜景を一望することができる。
名古屋駅を次々と発着する鉄道を高層から眺めていると、ジオラマを見ているような気分にさせられる。
バラエティ豊かで選ぶだけでも楽しい!愛知の定番お土産3選
愛知には歴史ある銘菓から新たな感性が光るお菓子まで、お土産が充実している。
数あるお土産の中から厳選したお土産をご紹介しよう。
1. 大須ういろ「ウイロバー」
米粉などから作られる蒸菓子の「ういろ」は、名古屋の定番土産。
そのういろに斬新なデザインを取り入れ、若い世代からも支持されているのが「ウイロバー」だ。
2. 青柳総本家「カエルまんじゅう」
名古屋市中区大須に本店を持ち、ういろうが特に有名な「青柳総本家」が誇る人気商品。
同店のマークが「柳に飛びつくカエル」であることから、カエル型のかわいらしいルックスとなっている。
目や口は今でもすべて手作業でひとつひとつ焼印を押すなど、手が込んだ一品。
3. 坂角総本舖「ゆかり」
日本で縁起がよいとされる海老のすり身を使った煎餅菓子。
江戸時代には尾張藩の藩主、徳川光友にも献上されたと伝えられ、由緒正しく特別感のある逸品だ。