神秘的な観光スポットがたくさん!宮崎県の厳選観光スポット11選
高千穂峡や青島など、美しい自然景観に恵まれた宮崎。
それだけでなく、城下町の風情漂う街並みが感じられるスポットや日本神話の舞台となったパワースポットも点在する。
宮崎を観光するなら、美しい大自然の景観とパワースポットにもぜひ訪れてほしい。
見どころが多い宮崎の観光スポットを、厳選して紹介しよう。
目次
宮崎ってどんなところ?
九州南東部に位置する宮崎県は、東側には美しい海岸線が広がり、西側には九州山地や霧島連山などの神々しい山々が連なっている。
美しい自然の絶景や南国のような雰囲気を楽しめるスポットが多く、リゾート施設も充実しているため、南国気分を味わえるリゾート地としても人気だ。
また、宮崎にはたくさんの神話と伝説が残っており、日本の歴史文化も楽しめる。
神話が書かれた日本最古の歴史書の「古事記」や「日本書紀」に記された「日向神話」は宮崎県が舞台。
日向神話は、神の国から高千穂に神が降り立つ場面からはじまる。
日本神話の始まりの土地として有名な高千穂や青島など、神秘的な景色と雰囲気を楽しめる。
宮崎は素材を活かしたグルメも大きな魅力。
宮崎牛を代表とする、牛や豚・鶏のブランド肉は全国的に有名だ。
温暖な気候で育ったマンゴーも有名で、宮崎を訪れたならぜひ味わってほしい逸品だ。
宮崎のおすすめの観光シーズンは?
年間を通じて楽しめる宮崎だが、最もお勧めの観光シーズンは春だ。
温暖な宮崎は春の訪れも早く、2月の上旬から梅が咲き誇り、3月下旬になると桜のつぼみがほころぶ。
各地で梅まつりや桜まつりなどのイベントも数多く開催される。
せっかく宮崎に訪れるなら、日本のシンボルと言っても過言ではない、梅と桜が咲き乱れる時期に訪れてみてはいかがだろうか。
宮崎の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
宮崎への移動方法は?
宮崎観光の主要交通手段
宮崎は交通機関が充実しており、路線バス・鉄道・観光タクシーを使えば、ストレスなく観光スポットを移動できるはずだ。
日豊本線・日南線・宮崎空港線は、バスセンターやバスターミナルとも連携しているので、バスへの乗継もスムーズにできる。
美しくも神秘的な景観を楽しもう!宮崎の厳選観光スポット11選
美しいビーチが点在する南国・宮崎。
温暖な気候と神々しい絶景に恵まれ、毎年多くの観光客が訪れる。
宮崎には観光スポットが多いため、初めて観光する方はどこから回るか迷うはずだ。
そんな方のために、古事記などに登場する神話の舞台となった高千穂や、島全体が国の特別天然記念物の青島など、宮崎の魅力あふれる観光スポットを厳選してご紹介。
1. 高千穂峡
阿蘇山の噴火で流れ出した溶岩を五ヶ瀬川が数万年かけて浸食して出来たV字峡谷。
高いところで100m、平均80mにも達する断崖が7㎞に渡って続く景観は見事。
国の名勝、天然記念物に指定されている。
2. 鵜戸神宮
海に面した断崖絶壁の洞窟内にある珍しい神社。安産・育児・縁結び・漁業・航海のご利益があると伝わる。
鵜戸神宮を中心とする鵜戸地区一帯は国の名勝に指定されている。
3. 青島神社
青島は150mほどの橋で本土とつながっている周囲1.5㎞の小さな島。
島全体が青島神社の境内になっており、かつては神聖な島として一般人の出入りが禁じられていた。
一面ビロウジュをはじめとした熱帯・亜熱帯植物に覆われ、宮崎らしく南国感のある景観が広がっている。
4. フローランテ宮崎
四季折々の花を楽しめ、季節ごとにイベントが開催される植物公園。敷地内は芝生がきれいに整備され、さまざまなテーマのガーデンで花々を観賞することができる。
温室では様々な植物が育成されており、ガーデニング相談なども行っている。
5. 綾の照葉大吊橋
綾町は2012年、ユネスコのエコパークに登録。
大規模な照葉樹林が残されていることや日本固有種が多いこと、自然との共存に配慮した地域振興策が行われていることなどが登録の理由だ。
九州中央山地国定公園内にも含まれる照葉大吊橋は、歩く吊り橋としては世界最大級。綾川渓谷の自然を体いっぱいで楽しむことができる。
6. 飫肥城下町
天正16(1588)年に九州平定の功により、豊臣秀吉から城を与えられた伊東祐兵(すけたか)が整備し、廃藩置県までの280年間、飫肥藩・伊東家5万1千石の城下町として栄えた。飫肥城跡をはじめ、武家屋敷や古い蔵などが残され、九州で最初の国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている。
7. 宮﨑神宮
初代神武天皇を御祭神として祀る、宮崎を代表する神社。
神武天皇の父母君である鵜鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)、玉依姫命(たまよりみめのみこと)も一緒に祀られ、夫婦和合、安産・子宝、必勝祈願や合格祈願の御利益でよく知られている。
地元では10月の大祭とともに「神武さま」と呼ばれ親しまれ、多くの参拝客で賑わう。
8. 願いが叶うクルスの海
岩が波の侵食で東西200m、南北220mにわたって裂け、十文字に見えることからこう呼ばれている。
また、横の岩場と十字が合わさり、「叶」という文字に見えることから、ここで祈りを捧げると「願いが叶う」といわれている。
9. 天安河原
日本神話のエピソードとして登場する、天照大神が隠れた「天岩戸」を御神体として祀る宮崎県高千穂町の天岩戸神社。
その西本宮から岩戸川に沿って10分ほど歩いた場所にある「天安河原(あまのやすかわら)」は、八百万の神々が天照大神を岩戸から外に出すための相談をしたといわれる場所だ。
10. 高千穂神社
約1,900年もの昔、垂仁天皇時代に創建されたと伝わる古社。
「高千穂皇神(たかちほすめがみ)」と「十社大明神(じっしゃだいみょうじん)」を御祭神に祀る。
天慶年間(938~947)には「高千穂郷八十八社」の総社として広く信仰を集めた。縁結びや厄除け、交通安全、農産業にご利益ありと言われる。
11. 天岩戸神社
日本書紀や古事記に記されている「天岩戸神話」を伝える古社。
「天照大神(アマテラスオオミカミ)」が、弟の「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」がふるった乱暴に怒ってお隠れになられた「天岩戸」と呼ばれる大洞窟を御神体に祀る。
岩戸川を挟んで西本宮と東本宮があり、両社とも「天照大神(あまてらすおおみかみ)」を御祭神に祀る。
「天照大神」は太陽神や農耕神など多様な神格をもち、諸願成就に御利益ありとされる。