これを読めば絶景を何倍も楽しめる!角島大橋の観光ガイド
絶好のドライブスポットであり、コバルトブルーの海を間近で見られるフォトスポットでもある「角島大橋」。
近くで見るだけでも美しいが絶景を満喫するなら、ビュースポットをしっかり押さえておきたい。
この記事では「角島大橋」へのアクセスやビュースポットなどを中心に、お勧めの観光シーズンなども紹介していく。
併せて訪れてほしい観光スポットも紹介するので、この記事を読めば「角島大橋」や山口県への観光を最大限楽しめるはずだ。
目次
角島大橋ってどんなところ?
山口県下関市と離島である「角島」を結ぶ「角島大橋」。
全長1,780mと、無料で渡れる離島架橋としては国内有数の長さを誇る。
「角島大橋」の最大の魅力は、周囲の自然と調和した、壮大かつ美しい景色にある。
コバルトブルーの海を間近で見られるだけでなく、「角島大橋」自体のフォルムも印象的で建造物としての魅力も大きい。
周囲の景観を損なわないよう、橋脚の高さを抑えて設計する配慮がされている。
数々のCMやドラマのロケ地としても使用されているため、目にする機会も多いはずだ。
「角島大橋」の絶景だけでなく、「角島」の魅力的な観光スポットも合わせて楽しんでほしい。
約4㎢の面積・人口700人ほどの「角島」には、文化遺産である「角島灯台」や「つのしま自然館」、美しい海を一望できる数々の公園など観光スポットが豊富だ。
「夢崎」と「牧崎」という2つの岬が牛のように見えることから「角島」の名が付いたとされる。
角島大橋へのアクセス
国際線を有する「山口宇部空港」を起点に、「角島大橋」へのアクセス方法を紹介しよう。
公共交通機関を利用する場合は、電車とバスを何度も乗り継ぐ必要があるため、レンタカーでのアクセスをお勧めする。
- 経路
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1. 「山口宇部空港」でリムジンバス「下関駅行」に乗車し、バス停
「長府駅前」で下車
2. 「長府駅」で山陽本線「下関行」に乗車し、「幡生駅」で下車
3. 「幡生駅」で山陰本線「長門市行」に乗車し、「阿川駅」で下車
4. 「阿川下市」でブルーライン交通のバスに乗車し、「ホテル西長門リゾート入口」で下車
5. 歩いて15分ほど - 所要時間
- 約3時間30分
角島大橋のお勧め観光シーズンは?
「角島大橋」を訪れるなら、お勧めの観光シーズンは夏だ。
夏の日差しがコバルトブルーの海に反射する景色は唯一無二であり、形容しがたい美しさがある。
「角島大橋」の近くにはビーチがあり、美しい海で海水浴を楽しめるのも、夏ならではだ。
角島大橋と角島の絶景を堪能できるビュースポット5選
「角島大橋」を望める絶景スポットは周辺にいくつかある。
その中でも、ぜひ訪れてほしいお勧めのビュースポットを厳選して紹介する。
合わせて「角島」の絶景を楽しめるビュースポットも紹介するので、ぜひ足を運んでみてほしい。
1. 海の美しさと角島大橋の大きさを体感できる「海士ヶ瀬公園」
「海士ヶ瀬公園」(あまがせこうえん)は「角島大橋」における、本州側の入口にある公園で「角島大橋」に向かって右手にある。
駐車場や売店などが完備されている、定番のビュースポットだ。
特に海面との距離が近く、海の綺麗さや透明度が最も分かりやすい。
「角島大橋」の大きさを間近で体感しながら、綺麗な海を一緒に捉えられる点が魅力だ。
2. 離島へと続く美しい角島大橋を見渡せる「角島展望台」
本州側の入口で、「角島大橋」に向かって左手にある展望台が「角島展望台」。
展望台の名の通り高さがあるので、少し俯瞰的に「角島大橋」を眺められる。
より綺麗な画角で「角島大橋」と海を一望できるのが見どころだ。
斜め上からのアングルで「角島大橋」を撮影できるので、橋脚を写真に収められるのが特徴だ。
3. 最も人気のビュースポット「角島大橋の正面の高台」
「角島大橋」に向かって、「海士ヶ瀬公園」のやや後ろ側に高台がある。
一般的な住宅地である場所が、高台になっているわけだ。
「角島大橋」を正面に見据えながら、見下ろす形で眺めたり撮影したりできる点が最大の特徴であり大きな魅力。
観光雑誌などに掲載されている写真はこの高台から撮影したものが多く、写真で見た光景を目の当たりにできる。
「角島大橋」を望めるビュースポットの中で最も人気の場所だが、近隣住民の迷惑や邪魔にならないように注意して景色を楽しんでほしい。
4. 眼科に広がるコバルトブルーの海と水平線「角島灯台」
「角島灯台」は「角島」の西端にあり、「角島大橋」からも西から北西の場所に位置する。
全国的にも珍しい登れる灯台で、螺旋階段を登れば360度見渡せる景色が広がる。
水平線や街並みが眼下に広がり、とても開放感のある景色を堪能できる。
周りに人が少ないので、落ち着いて景観を眺められるのは大きな魅力だ。
5 隠れたビュースポットで絶景を独り占め!「牧崎風の公園」
「角島大橋」から北の方角、「角島」の北端に位置するのが「牧崎風の公園」。
あまり知られていない隠れたビュースポットと言える。
牧草地が広がり、ダルマギクが自生しているのが特徴の自然的な場所だ。
海に近い目線から水平線を一望できる。
周囲に建造物がほとんどない自然豊かな場所から海を眺められるのが魅力だ。
海鮮料理を堪能しよう!角島大橋周辺のお勧めグルメ2選
「角島大橋」と角島の絶景を堪能したら、お次は角島の絶品グルメを味わおう。
角島周辺で獲れた新鮮な魚介を生かした料理を、ぜひ堪能してほしい。
1. 和食処 夢岬
山口県下関市の北西部に位置し、釣りや海水浴、キャンプなどの観光客でにぎわう角島。四方を海に囲まれた島ならではのグルメを味わえるのが「和食処 夢岬」だ。
フグをはじめ、サーモン&イクラ、生ウニにアワビなど多種多様のどんぶりが用意され、季節限定で、ハマチやヒラマサもお目見え。
数ある海鮮の中でも、特におすすめなのが、角島の特牛(こっとい)漁港に水揚げされた、最高ランクの剣先イカ「特牛イカ」。
2. フレッシュしおかぜの里
お土産処などを併設する「しおかぜの里角島」内の食事処。磯ものを採るための道具を置くために利用される、めのは小屋をイメージして設計された建物で、海鮮料理を楽しむことができる。
角島近郊で獲れた魚を刺身や煮物で味わえ、小鉢、ご飯、味噌汁、漬物がセットになった刺身定食をはじめ、豊北町内で水揚げされた新鮮なウニをふんだんに使った丼、フグの天ぷらがのった天丼などを用意。
角島大橋だけじゃない!山口の絶景スポット3選
「山口」には「角島大橋」に劣らない壮大な建造物や、歴史的に貴重な建物などがたくさんあり、絶景スポットも豊富だ。
「山口」へ観光に訪れたら「角島大橋」だけでなく、その他の代表的な絶景スポットも巡ってほしい。
1. 関門橋
1973年に開通した、福岡県北九州市門司と山口県下関市を繋ぐ吊り橋。
関門海峡に架かる、全長1,068メートルのこの橋は、開通当時は東洋一の長さを誇っていた。高速道路の一部で、北九州市の門司港ICと下関市の下関ICを繋いでおり、自動車(※高速道路を走れない車は除く)のみ橋を通行できる。
絶景スポットとしても知られており、環境に溶け込むようなグリーングレーの橋も美しく、門司港側にある「めかりの観潮遊歩道」を歩けば、巨大な橋脚を見上げることも可能。
2. 元乃隅神社
山口のパワースポットとも言われるのが、長門市油谷津黄にある元乃隅神社。
神社敷地内にある高さ6mの大鳥居の上部にお賽銭が設置されており、賽銭を見事に投げ入れられたら願いが叶うといわれている。
青い海に向かって神社の123基の朱色の鳥居がドミノ倒しのようにびっしり並ぶ景観は圧巻。
アメリカのニュース専門放送局CNNの「日本の最も美しい場所31選」のひとつにも選ばれたほど。
3. 錦帯橋
錦帯橋は国指定の名勝、日本三名橋のひとつにもなっている、日本を代表する木造橋。
錦川にかかる全長193.3m、幅5mの大きく美しい五連アーチ橋。
世界でも類を見ない構造をしており、ユネスコ世界文化遺産への登録を目指している。
頑丈な組木の技法により、橋上からの圧力で更に強度が増す仕組み。橋の下から見上げると、組木がよく見える。
角島大橋に関するよくある質問
Q
角島大橋は歩いて渡れる?
歩いて渡ることは可能だが、歩道がないので車に注意してほしい。
Q
角島大橋の入場料はいくら?
入場料や通行料金は無料です。
まとめ
この記事では「角島大橋」へのアクセスや、ビュースポットなどを紹介してきた。
美しい大海原と「角島大橋」、周辺の自然景観が調和した絶景を、ぜひ堪能してほしい。時間に余裕があれば「角島」にも足を伸ばしてみよう。
山口観光を満喫したいなら、山口の魅力的な観光スポットを厳選して紹介している、こちらの記事も参考にしてほしい。