ここは絶対に外せない!東北の人気観光スポット30選
本州北部、6つの県から成る「東北地方」。
雄大な自然景観が見せる四季折々の表情と、色濃く残る伝統文化や風習、自然と調和した歴史的建造物が国内外の観光客を魅了する。
そんな東北地方に属する、6つの県ごとに人気観光スポットを紹介しよう。
東北の魅力を満喫したいなら、これから紹介する人気スポットへ、ぜひ足を運んでほしい。
目次
東北ってどんなところ?
青森県・秋田県・岩手県・宮城県・山形県・福島県から成る、本州北部に位置する東北地方。
中央に奥羽山脈・西側に出羽山地・東側に北上高地がそびえ、山地から流れる最上川や北上川の河口には平野が広がる。
手付かずの自然が多く残る東北は、四季をはっきりと感じられる雄大な自然景観が魅力。
平均気温は低く、8割の地域は豪雪地域だ。
8月には「仙台七夕まつり」「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」の東北三大祭りが開催され、観光客で大いに賑わう。
神社仏閣や城、史跡・遺跡など、歴史や文化に触れられるスポットも点在し、見どころはつきない。
山や海に恵まれた東北は、農産物から海産物までグルメの宝庫だ。
素材を活かした素朴な味わいのご当地グルメや、古き良き日本の郷土料理を味わえるのも魅力的。
東北のおすすめの観光シーズンは?
四季折々の自然景観が魅力の東北を訪れるなら、春と秋がお勧め。
桜の名所が多く、春になると県やスポットによって異なる表情の桜を見られる。
各県の見頃は多少異なるが、4月上旬から下旬にかけて、桜が咲き誇る景観が各地で広がる。
秋は東北の雄大な自然が紅葉で彩られる。
紅葉の帷が下りた山々や渓谷、ドライブしながら紅葉が楽しめる山岳道路、湖畔の美しい紅葉など、多彩なスポットが点在し、どこで紅葉狩りをするか迷ってしまうほど。
東北の自然の美しさを存分に楽しめる、桜と紅葉が織りなす絶景を、ぜひ一度体験してみてほしい。
東北の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
東北への移動方法は?
東北には各県に空港があり、東京から青森まで新幹線も運行しているため、首都圏である東京からの移動もスムーズだ。
空港がある地域なら、2時間以内で東北にアクセス可能。
「青森空港」「花巻空港」「仙台空港」など、国際線を有する空港もあり、海外からのアクセスも良好。
特に東北最大の都市である宮城県仙台市の「仙台空港」は、様々な国からアクセス可能。東北の玄関口となっている。
東北観光の主要交通手段
東北の主要交通手段は鉄道とバスだ。
基本的にはどの地域も公共交通手段が充実しているため、不自由なく観光できるだろう。
ただ、山深い地域では鉄道が通っておらず、バスの本数も少ないため、レンタカーを利用した方が効率的に移動できる。
豊かな自然と歴史文化に出会える!青森の人気観光スポット5選
ここからは東北の県ごとに、人気の観光スポットを5つずつ紹介していこう。
まずは本州の最北端に位置する「青森」。
三方を海に囲まれ、奥羽山脈や白神山地・八甲田山などの広大な山地は青森の魅力のひとつだ。
四季折々に違う表情を見せる自然の中で、様々なアクティビティや美しい風景を楽しんでほしい。
もちろん、青森の魅力は自然だけじゃない。
日本の歴史や文化を感じられる観光スポットも満載だ。
数ある観光スポットの中でも、雄大な自然と日本の歴史を体感できる人気の観光スポットをご紹介。
1. 奥入瀬渓流
十和田湖から流れ出る奥入瀬川のうち、十和田湖畔の子ノ口から焼山まで約14km続く流れで、ミシュラングリーンガイドで二つ星に選ばれた観光名所。
国の特別名勝や天然記念物に指定され、滝や清流、巨大な岩、切り立った崖など多くの見どころが点在する。
2. 十和田湖
青森県十和田市と秋田県鹿角郡小坂町にまたがる十和田湖。
約20万年前に始まった十和田火山の噴火活動によって形成されたカルデラ湖で、日本の湖沼の中で面積は12番目、最大水深は327mで3番目。
湖から流れ出る奥入瀬渓流とともに国の特別名勝及び天然記念物に指定されている。
3. 弘前城
江戸時代に津軽氏が居城し弘前藩の藩庁が置かれた城。
明治時代になると廃城令により存城処分とされ、その後は弘前公園として一般開放された。
最初の天守は、寛永4(1627)年に落雷に見舞われ焼失したが、1810年に再建した天守のほか、3つの櫓、5つの城門が現存している。
これら9棟の建造物は国の重要文化財に指定されている。
4. 八甲田山
青森市の南部にそびえる複数の山々の総称であり、日本百名山のひとつ。
1,585mの大岳を主峰とし、高田大岳、井戸岳、赤倉岳など10の山々が北八甲田、櫛ヶ峰など6峰の山々が南八甲田と呼ばれている。
八甲田ロープウェイの終着駅「山頂公園駅」がある田茂萢岳一帯には高山植物が咲き乱れ、多数の池や沼が点在するなど、美しい景色を見ることができる。
5. 白神山地
秋田県北西部と青森県南西部にわたって広がる、約13haにも及ぶ広大な山岳地帯の総称。
エリア内には、太古の昔から人為の影響をほとんど受けていない、世界最大級の原生的なブナ林が点在している。
多種多様な生物が生息・自生し、貴重な生態系が保たれていることから、1993年に、世界自然遺産に登録された。
日本の伝統文化を感じよう!秋田の人気観光スポット5選
青森の南西に面する「秋田」は、日本海に面し、三方が山に囲まれている。
豊かな自然と日本古来の伝統文化が色濃く残り、郷土芸能が盛んな地域だ。
「秋田竿燈まつり」や「土崎神明社祭の曳山行事」「なまはげ」など、国指定重要無形民俗文化財に指定されている文化財が日本で最も多い。
秋田を観光するなら、ぜひ日本の伝統文化を感じられるスポットを巡ってほしい。
1. 角館の武家屋敷
秋田県仙北市角館町には、古くからの街並みが今もなお残っており、国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている。
そのエリアに、江戸時代から続く6軒の「武家屋敷」がある。
黒塗りの板塀が特徴の通りは「武家屋敷通り」と呼ばれ、しだれ桜や樹々が彩る町並みは、四季それぞれの魅力を演出し、歴史が育んだ美しさを感じられる。
2. 寒風山回転展望台
男鹿半島の付け根に位置する寒風山は、標高355mの山。
頂上には寒風山回転展望台があり、標高は低いが視界をさえぎるものが一切なく、まさに絶景を楽しめるスポット。
内部にはレストランやみやげ店ほか、各階に展示ホールがあり、寒風山の南にある脇本城の歴史やこの一帯を含む「男鹿半島・大潟ジオパーク」に関する展示などがある。
3. 男鹿真山伝承館・なまはげ館
「男鹿のナマハゲ」は、国重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産にも登録された男鹿半島に伝わる伝統行事。
男鹿半島の典型的な曲家民家を利用した男鹿真山伝承館では、古いしきたりに即した迫力満点のなまはげを目前で体験できる。
4. 男鹿水族館GAO
男鹿半島の西海岸沿いにある水族館。
男鹿の海に住む魚たちや海の人気者が出迎えてくれる。
入ってすぐの「男鹿の海大水槽」は、約40種2000匹の魚が泳ぐ男鹿の海を再現した大水槽。
トンネル状で魚たちを下から眺められ、まるで自分が海の底を歩いているかのような気分になる。
5. 田沢湖
日本で最も深い423.4mの水深を誇る湖。息を呑むほど美しいコバルトブルーの湖面を持つ湖は、日本百景にも選ばれる秋田県の景勝地だ。
2022年には、田沢湖にのぼる月が日本百名月に認定され、更なる魅力がプラスした。夕方には茜色、日暮れには紫色と時間によって空の色と映す湖面は一見の価値あり。
岩手の魅力を満喫できる人気観光スポット5選
秋田の東側に面し、太平洋に面する岩手。
岩手山をはじめとする広大な山々が広がり、青森・岩手・宮城と続く「三陸海岸」では、断崖絶壁や洞窟など迫力ある景観が楽しめる。
3つの世界遺産を有し、歴史と文化を物語る史跡も点在する。
また、東北最大級の温泉郷もあり、旅の疲れを癒やせるスポットも多い。
これから紹介する、岩手の魅力が詰まった観光スポットへ、ぜひ足を運んでほしい。
1. 龍泉洞
鍾乳洞とは、石灰岩が長い年月を通して水に侵食されてできた洞窟のこと。
日本三大鍾乳洞のひとつ、龍泉洞は宇霊羅山(うれいら)の麓にある天然の鍾乳洞で、洞内総延長はわかっているだけで4088m、そのうち700mが公開されている。
大自然が創り出した神秘的な空間と鍾乳洞から湧き出した水によってできる湖、地底湖が見どころとなる。
2. 中尊寺
嘉祥3年(西暦850年)に開かれた寺で、3,000点以上の国宝・重要文化財を所有。
世界遺産にも登録されている。
敷地内にはいくつかの建物があるが、中でも「金色堂(こんじきどう)」は、建物や仏像が黄金色に輝き、一つの美術工芸品のような美しさで人気を集めている。
3. 浄土ヶ浜
「浄土ヶ浜」は三陸海岸に面した岩浜の入江で、日本を代表する景勝地。
1680年頃、その白い岩浜と美しく澄んだ海面、浮世離れした複雑な地形を見た霊鏡和尚が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したことからその名がついたと言われる。
海と大地の躍動が生み出した複雑な形状の海岸は、圧倒的な迫力で自然の力の偉大さを感じられる。
4. 小岩井農場
岩手山の麓、雫石町と滝沢市にまたがる広大な敷地を有する農場で、酪農や山林事業、食品、観光などさまざまな事業を手掛けている。
3,000ヘクタールの場内に約2,200頭の牛を飼育、風味豊かで質のよい生乳を作り、バターやチーズやヨーグルトなど多くの自社ブランドの製品を製造・販売している。
5. 猊鼻渓
岩手県の南北を流れる北上川の支流・砂鉄川沿いにそびえたつ渓谷。
浸食によってできたもので、高さ50mから100mにも及ぶ断崖が、約2kmに渡り続いている。
奇岩、洞窟、滝などが点在する幻想的な風景は、日本百景のひとつに数えられ、国の史蹟名勝天然記念物にも指定されている。
四季折々の美しい景観が広がる!宮城の人気観光スポット5選
岩手の南側に面する宮城。
東側は太平洋に面し、西側には奥羽山脈の栗駒や鳴子、蔵王などの火山群が広がり、ダイナミックな自然を体感できるスポットが満載だ。
「杜の都」と呼ばれる「仙台市」は、東北の最大都市。
武将・伊達政宗(だて まさむね)が礎を築いた土地としても有名なため、伊達政宗ゆかりの史跡や神社仏閣が多く残っている。
日本三景として知られる松島の四季折々の風景も、宮城を観光するなら外せない。
初めての宮城観光なら、これから紹介する人気観光スポットから足を運んでほしい。
1. 松島
京都の天橋立、広島の宮島と並び、日本三景の一つに数えられる全国的にも有名な景勝地。
太平洋ならではの雄大な水平線と、大小260余島もの緑豊かな島々が織り成す景観は、平安の時代から人びとを惹きつけている。
日中はもちろん、日の出や日の入りの景色は筆舌につくしがたい美しさ。春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色など、四季折々で変化する表情も人々を惹きつけてやまない。
2. 鳴子峡
深さ100mに及ぶ断崖絶壁が、およそ2.5kmにわたり続く鳴子峡。
鋭く切り立つ白い崖に、紅葉、楓、ミズナラ、など落葉広葉樹が生い茂り、秋にはそれらの木々が赤や黄色に色づいて、絵画のような美しい光景を作り出す。
鳴子峡にかかる「大深沢橋」を渡ると、峡谷の高さと周囲の風景を存分に味わえる。
3. 白石川堤一目千本桜
宮城県南部を流れる白石川には全長約8kmの堤防上に約1,200本の桜が植えられ、春になると一斉に花開く。
清流の青、桜の華やかな淡紅色、背後にそびえる蔵王連峰の残雪の白。
色の対比が絵画のように美しいと、「さくら名所百選の地」に選ばれ、「一目千本桜」と呼ばれている。
4. 御釜(五色湖)
蔵王山御釜は、蔵王連峰の中央部の最も標高の高いエリアにある火口湖。
「刈田岳」「熊野岳」「五色岳」と周囲を3つの山に囲まれた、直径325m、周囲は約1kmの湖だ。
季節や時間、気象、気温など、さまざまな条件により湖水の色が深緑や青、エメラルドグリーンなどに変化することから「五色湖」とも呼ばれる神秘的なスポット。
5. 瑞巌寺
9世紀はじめに天台宗の寺として開創されたと伝わる古刹。
山号を含めた正式名称は松島青龍山瑞巌円福禅寺といい、現在は臨済宗妙心寺派に属する禅宗寺院だ。
現存する建物は伊達政宗が完成させたもので、桃山美術を今に伝える貴重な建造物であることから、本堂、庫裡が国宝に指定された。
古き良き日本の風景が魅力!山形の人気観光スポット5選
宮城の西側に面する「山形」。
日本百名山に選ばれている「蔵王山」や「月山」などの山々、日本三大急流にも数えられる「最上川」などが織りなす、多様な自然景観が広がる。
スノーアクティビティや樹氷を楽しんだり、歴史ある建造物や史跡を巡ったりと、見どころは尽きない。
美しい自然だけでなく、昔ながらの伝統や文化が残る街や建物も多く、古き良き日本の風景も楽しめる。
これから紹介する人気観光スポットを巡れば山形の魅力を体感できるはずだ。
1. 銀山温泉
江戸時代に栄えた延沢銀山の採掘とともに歴史を歩んだ温泉地。
シックな旅館の外装に施された鏝絵と呼ばれる鮮やかなレリーフも見ごたえがあるほか、温泉街には足湯や共同浴場などもある。
泉質は微かな塩味を含んだ硫黄泉。皮膚病や婦人病、冷え性などに対して効果があるのもありがたい。
2. 山寺(宝珠山立石寺)
天台宗のお山である山寺は、正しくは「宝珠山立石寺」という名前を持っている。
860年に慈覚大師が開山させた、歴史あるお山だ。
1015段ある石段を1段登るごとに煩悩が消滅すると言われる。また、悪縁を絶ち切り良縁を結ぶお寺として古くから信仰を集めてきた。
3. 蔵王の樹氷
東北地方最大級のマウンテンリゾート・山形県の蔵王。冬はウィンタースポーツのメッカとして、また木々に雪や氷が付着してできる「樹氷」を目当てに多くの観光客が訪れる。
樹氷とは、付近に生息するアオモリトドマツ(学名:オオシラビソ)の葉や枝に、着氷と着雪を繰り返すことによってできるもの。気温、風向き、積雪量など特殊な条件がそろう場合にのみ形成されるため、奥羽山脈の一部の山域でだけ見られる貴重な風景だ。
4. 山居倉庫
米の積出港としてにぎわった酒田にある、土蔵づくりの米保管倉庫。
明治26 (1893)年に旧藩主酒井家によって14棟が建てられた。現在は12棟が残っており、そのうちの9棟が1万800トンの米を貯蔵できる米倉庫として2022年末まで活用され、2021年には国の史跡に指定された。
5. 羽黒山
出羽三山の主峰である月山の北西に位置する標高414mの山。
バス停のある随神門から山道を歩いて数分のところに高さ29mの五重塔が杉木立に溶け込むようにそびえている。
天慶元(938)年に平将門の創建と伝えられており、神仏習合の形態だった羽黒山に残る数少ない仏教建築のひとつ。昭和41(1966)年には国宝に指定された。
多様な魅力に溢れる福島の人気観光スポット5選
宮城の南部に面し、日本で3番目に広い面積を持つ「福島」。
福島といえば「猪苗代湖」と「磐梯山」が有名だが、その他にも魅力的な観光スポットは多い。
特に福島の会津エリアは歴史的建造物が多く、日本の歴史や文化を満喫できるだろう。
桜の名所も多く、春には桜、冬には雪景色を楽しめるのも魅力のひとつだ。
見どころ満載の山形でも、特に人気の観光スポットを厳選して紹介しよう。
1. 大内宿
30軒を超える茅葺き屋根の民家が建ち並び、江戸時代の町並みの雰囲気をそのまま残す「大内宿」。
約400年前に会津西街道の宿場町として栄えた町で、現在は「売らない、貸さない、壊さない」という住民憲章の三原則を元に、伝統的な景観が住民によって守られている。
その貴重な景観は、国重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
2. スパリゾートハワイアンズ
ファミリーやカップルで楽しめる複合温泉アミューズメント施設。
いわき湯本温泉の湯を利用した6つのテーマパークを中心に、ダンスステージなどのエンタテインメントやレストラン、ホテルなどがひとつに集まっている。
大半の施設が屋内で温泉ということもあり、季節や天候を問わず南国ビーチのようなムードがムンムンしている。
3. 猪苗代湖
北に磐梯山を望み、日本で4番目の広さを誇る猪苗代湖。
その大きさは面積約103平方km、深さ約93mで、夏のシーズンを迎えると湖水浴やボート、フィッシングなどのレジャーを楽しむ人びとでにぎわう。
澄んだきれいな水が特長で、国指定天然記念物のミズスギゴケ群落や、白鳥の飛来地としても知られており、生態系を保有する区域に指定されている。
4. 鶴ヶ城
桜の名所としても知られ、会津若松市のシンボルとなっている城。正式名称は若松城で、会津城または会津若松城と呼ばれることもある。日本で唯一、赤瓦でふかれた天守閣は、藩政時代の美しい城の姿を今に伝えている。
天守内部は「若松城天守閣郷土博物館」となっており、地域の歴史に関する資料が展示されている。天守閣からは会津の町や、白虎隊が自刃した飯盛山が望める。
5. 五色沼湖沼群
明治21年(1888)に起こった水蒸気爆発により、数百もの湖沼が形成されて誕生。
そのうちの毘沙門沼・赤沼・みどろ沼・竜沼・弁天沼など大小30ほどの湖沼の総称を「五色沼湖沼群」と呼ぶ。2016年、ミシュラン・グリーンガイド1つ星に認定されている。
5つの沼というわけではなく、さまざまな色彩が見られることからその名が付いた。
観光と併せて楽しむべき東北のご当地グルメ
新鮮な海産物や大自然の中で育てられた和牛、厳しくも豊かな環境で育った農産物など、食材の宝庫でもある東北。
また、果樹栽培が盛んなため、桃や梨などの果物も楽しめる。
日本有数の米・酒どころでもあり、名水と東北の気候・風土が育み、職人が手がけた日本酒は全国的な人気を誇る。
東北の食材を活かしたグルメはもちろん、伝統的な郷土料理も楽しめるのは東北ならでは。
岩手の「わんこそば」、宮城の「牛タン焼き」、秋田の「きりたんぽ鍋」など、東北が誇るご当地グルメをぜひ味わってほしい。
東北に宿泊するなら心も身体も癒される温泉地がお勧め
東北には温泉地が多く、その数は日本全国トップを誇る。
雄大な自然景観が見せる四季折々の表情を眺めながら、露天風呂に浸かれる温泉地も多い。
特に降り積もる雪を眺めながら、露天風呂に浸かる時間は至福のひと時だ。
東北を観光するなら、人気温泉地を紹介する以下の記事を参考に、ぜひ温泉地へ宿泊してほしい。
東北観光に関するよくある質問
Q
夏に東北を観光するならどこがお勧め?
涼しげな景観が魅力の奥入瀬渓流がある青森をお勧めします。
Q
冬に東北を観光するならどこがお勧め?
温泉・スノーアクティビティ・樹氷が楽しめる山形の蔵王がお勧めです。
まとめ
東北の魅力を満喫するために訪れるべき、人気の観光スポットを6つの県ごとに紹介してきた。
まずはこの記事で紹介した人気観光スポットを軸に、各地域を旅してみよう。
そうすれば、東北ならではの自然が織りなす絶景や伝統文化に触れられるだろう。
東北以外にも、日本にはまだまだ魅力あふれる地域が存在する。
日本の定番観光スポットやグルメもまとめた、下記の記事も参考に日本旅行のプランを立ててみてはいかがだろうか。