日本でも有名な庭園で、景色がとても美しくて素晴らしいです。

江戸時代初期に八条宮智仁親王が過ごした桂別業を基礎に、数十年をかけて造営された。
八条宮の離宮として利用されたが、江戸時代を通して美しい庭園として知られ、明治に入って宮内庁が管理を引き継いだ。広い敷地のなかに築山や池、茶屋などを配した回遊式庭園として現在残る最古の例でもある。
昭和初期に来日したドイツの建築家ブルーノ・タウトがこの庭園や建築の美しさを絶賛したことから、日本庭園の傑作として広く知られることとなった。
御幸門をくぐって御幸道からさらに進むと、奥行きを感じさせる庭園の全景が一気に飛び込んでくる。目の前にあるのは天橋立に見立てて造られた池と砂州。さらに進んで庭園の中ほどにある松琴亭は、離宮のなかでももっとも重要な茶屋で、ここからの眺めは柱や欄干によって切り取られたひとつの絵のように美しい。庭園を一周したところにあるのが古書院、中書院、新御殿。17世紀前半から中盤の建築で、いずれもこけら葺で入母屋造の様式で建てられている。
ポイント
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天橋立の砂州に見立てた洲浜と石橋、その奥にある松琴亭の眺め。
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松琴亭にある斬新なデザインが目を引く石畳模様の襖。
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見学には原則として予約が必要。特に英語でのガイドの枠は少ないので要注意。
写真
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後水尾上皇が離宮に入られるために造られたという御幸門 ©宮内庁京都事務所
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小高い丘にある賞花亭は別名「峠の茶屋」とも呼ばれている ©宮内庁京都事務所
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松琴亭から眺めた天橋立 ©宮内庁京都事務所
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池に面して建つ松琴亭のたたずまい ©宮内庁京都事務所
口コミ
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皇室御用達の庭園で、とても日本らしい庭園デザインです。当日でも入園申請できますが、人数制限があるので事前に宮内庁で予約するのがベスト。
基本情報
- 日本語名称
- 桂離宮
- 郵便番号
- 615-8014
- 住所
- 京都府京都市西京区桂御園
- 電話
- 075-211-1215(宮内庁京都事務所参観係)
- 定休日
- 月曜(祝日の場合は翌火曜)、行事などの日、12/28〜1/4
- 開園時間
- インターネット、郵送、窓口で要事前予約、9:00〜16:00の毎正時発のガイドツアーにて見学。当日受付は桂離宮現地にて毎日8:40から先着順で申し込みができる。
- 料金
- 1,000円(中高生は無料)
- アクセス
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1) JR「京都」駅から市バス33番、京阪京都交通バス2、14、26番などで「桂離宮前」下車、徒歩約15分
2) 阪急京都線・嵐山線「桂」駅から徒歩20分 - 公式サイト
- 公式サイト