大仙公園

世界文化遺産に登録された仁徳天皇陵古墳(大山古墳)に隣接する堺市の都市公園。たっぷりの緑と季節の花々に彩られた38万㎡もの広大な園内には、収塚古墳や孫太夫山古墳など大小の古墳が点在する。

広大な園内は、北入口のイチョウ並木の正面に建つ「平和塔」と江戸時代のため池を改修した「どら池」を中心に、広々とした大芝生広場や大勢の子どもたちでにぎわう「児童の森」など自然と触れ合える空間がたくさん。さらに、堺の歴史や文化をわかりやすく紹介する「堺市博物館」や3つの風景（南側台地の桃源台、南から北へ流れる石津渓、北側低地の３つの風景）で構成された「日本庭園」、「中央図書館」、「百舌鳥古墳群ビジターセンター」などの文化施設も有する。

桜の名所としても名高く、３〜４月には約1,000本の桜が咲き競い、幻想的な景観を見せる。歴史性や文化性に優れ、資源を活かした素晴らしい景観が評価され「日本の歴史公園100選」に選定されている。