天台宗 龍應山 西明寺

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。

天台宗 龍應山 西明寺

国宝第一号のある紅葉と桜を同時に楽しめるお寺。

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湖東三山のひとつ。琵琶湖の東岸に位置し、834年に仁明天皇の勅願により建立された。戦国時代に武将・織田信長からの焼き討ちを受けたが、国宝第一号指定本堂と同じく国宝の三重塔、国指定重要文化財の二天門は被害を免れ健在。国宝指定の本堂と三重塔はいずれも釘を用いずに建てられた、鎌倉時代の様式が伺える純和風建築だ。

歴史的価値の高い建物に加え、自然が織りなす風景も見どころ。国指定名勝庭園の蓬莱庭には、静寂をたたえた池に鶴や亀をかたどった島があり、築山には本尊薬師如来、日光・月光菩薩、十二神将をかたどった石組があり、浄瑠璃浄土の世界を表現している。近江の苔寺としても名高く、苔の美しい緑が境内一面に広がっている。本堂手前の二天門のそばには、樹齢約1000年の夫婦杉がそびえている。願いを込め触れると、良縁や安産、家内安全のご利益を受けられるとされている。

特に秋には1,000本以上のモミジが一斉に紅葉し、境内を真っ赤に染める光景は圧巻。さらには、ここでしか見られない珍しい風景も。滋賀県で唯一の天然記念物の「西明寺不断桜」が開花し、紅葉と桜が同時に楽しめるのだ。この桜は樹齢250年の古木で、例年9月上旬から咲き始め、11月にピークを迎え、翌年の5月上旬まで花を断つことなく咲かせ続ける。春と秋の美しさを同時に楽しめる。

ポイント

  • 国宝第一号に指定されている純和風の建築物がある。
  • 本堂内にも文化財の仏様などが50以上安置されている。
  • 国指定名勝の蓬莱庭、夫婦杉などの名物もある。
  • 紅葉の名所。
  • 秋に咲く、樹齢250年の「西明寺不断桜」が見られる。
  • 一部、立入禁止場所あり。ルール厳守。

写真

  • 鎌倉時代の初期に建てられ、釘はひとつも使われていない国宝第一号本堂

    鎌倉時代の初期に建てられ、釘はひとつも使われていない国宝第一号本堂

  • 国宝三重塔も釘の使用はゼロ。内部の壁には法華経変相図が描かれている

    国宝三重塔も釘の使用はゼロ。内部の壁には法華経変相図が描かれている

  • 心を穏やかにしてくれそうな、国指定の名勝庭園「蓬莱庭」

    心を穏やかにしてくれそうな、国指定の名勝庭園「蓬莱庭」

  • 触れるとご利益がもらえると信じられている千年夫婦杉

    触れるとご利益がもらえると信じられている千年夫婦杉

  • 秋、寺は赤や黄色の樹木に包まれる

    秋、寺は赤や黄色の樹木に包まれる

  • 秋に咲く、樹齢250年の「西明寺不断桜」

    秋に咲く、樹齢250年の「西明寺不断桜」

公式FAQ

よくある質問に対する掲載施設の公式回答です。

Q

御朱印はありますか。

A

あります。

Q

駐車場はありますか?

A

300台(駐車料金は無料)

口コミ

基本情報

日本語名称
天台宗 龍應山 西明寺
郵便番号
522-0254
住所
滋賀県犬上郡甲良町大字池寺26
電話
0749-38-4008
定休日
年中無休
時間
8:30〜17:00(最終受付は16:30) ※12月31日は15:00まで
料金
大人(高校生以上)800円、中学生500円、小学生300円
アクセス
1)JR東海道本線「彦根」駅から車で20分
2)JRの東海道本線「河瀬」駅から車で15分
3)近江鉄道「尼子」駅から車で12分
公式サイト
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