「黒百合(くろゆり)」は1953年に創業。金沢おでんを中心に、加賀の郷土料理と地酒を楽しめる店だ。JR各線「金沢」駅直結の金沢百番街「あんと」内に位置する。
名物は「金沢おでん」。2種類の鰹節・煮干し・昆布を合わせた出汁を使う。甘味とスッキリとした味が特徴だ。代表的な具材は、金沢や山陰地域で水揚げされた「梅貝」や、生麩を棒に巻きつけて焼いた「車麩」。ランチメニューは、近江町市場から仕入れた鮮魚を盛り合わせた「きときと定食」。さらに、金沢の郷土料理「白山堅豆腐」をつけた「白山定食」など9種類がある。店内の生け簀からすくい上げた魚を使った「岩魚洗い」などの加賀の郷土料理も提供。地酒は10種類以上そろっている。
店内はカウンター15席とテーブル26席の計41席。カウンター席は出汁の香りに包まれながらおでんを選べる。旅行中の昼飲みやひとり客でも気軽に立ち寄れる雰囲気だ。
ポイント
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黒百合は駅直結で金沢おでんと郷土料理が楽しめる。
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「金沢おでん」は鰹節・煮干し・昆布を合わせた出汁を使う。
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おでんの具材は金沢や北陸地方でとれた食材を味わえる。
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ランチメニューは「きときと定食」や「白山定食」など9種類。
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カウンター席とテーブル席を用意し、ひとり客や昼飲みにも対応。