
出汁とタネが織りなす、おでんのディープな世界。偏愛ガイドが全国各地から10店を厳選。
日本の冬の風物詩として、国民食として、多くの人から愛されるおでん。一見すると、出汁でタネ(具材)を煮込んだシンプルな料理だが、地域やお店ごとに違ったディープな世界が広がっている。今回の偏愛ガイドは、全国のおでん屋、取り寄せ、コンビニなどで数百種以上を食べてきた、名物おでん探究家の柳生九兵衛さん。

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鳥取ならではの牛骨文化を生かした「牛骨おでん」が味わえる居酒屋。
鳥取の牛骨文化を生かしたおでんを提供する居酒屋。2022年に米子駅近くにオープンして以来、「温もりと喜色」をコンセプトに、多くの人を迎えている店だ。
「牛骨おでん 壱ト弐」の最大の魅力は、毎朝昆布や削り節から丁寧に取る和風出汁と、10時間以上かけてじっくり炊き上げる牛骨スープを合わせた特製出汁。牛骨の風味を前面に出しすぎず、あくまでおでんを主役とした上品かつ奥深い味わいが特徴で、看板メニューの大根はぜひ味わいたい逸品だ。おでん以外にも手作り黒豚餃子や数量限定の牛すじコロッケといったサイドメニューも充実しており、バラエティ豊富な料理が味わえる。
店内は民家を改装した温もりあふれる空間で、カウンター席のほか、座敷や個室、ソファ席など多彩な席を用意。京都の職人が手掛けた提灯の柔らかな灯りがどこか懐かしさを感じさせ、ゆったりと食事が楽しめる一軒だ。

米子駅前通りから一本入った路地に灯る提灯の明かりが目印

40種類以上の豊富なおでんメニューが揃う。まずは定番の盛り合わせを注文しよう

大根・玉子・ごぼ天の3種が串に刺さった人気の「おでん串」

毎日、店で仕込む手作りの黒豚餃子は種類も豊富でサイドの人気メニュー

民家を改装した、どこか懐かしい雰囲気の外装と店内

おでん鍋の湯気と香りを感じることできるカウンター
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