札幌市円山動物園
1950年に東京の上野動物園の移動動物園が札幌で開催され、その好評を得て翌年北海道で初めて開園したのがこの「円山動物園」。開園当初は、児童公園として位置づけられていたが、その後次々と動物と施設を充実させ、現在では多くの観光客や地元の方から愛される動物園となるに至った。
札幌市円山動物園の入口広場では、秋の日差しが落ち葉の敷き詰められた石畳に降り注ぎ、周囲は黄色く色づき始めた木々と爽やかな空気に包まれている。
各展示エリアの間をのんびり歩いていると、砂地に寝そべってゆったり日向ぼっこするカンガルーが見えたかと思えば、柵越しにキリンと見つめ合い、大きな岩の上には堂々と座る雄ライオンまでいた。
中でも一番見応えがあったのはホッキョクグマ館とアザラシ館。岩場のあるプールのそばを歩くホッキョクグマを間近で見られるだけでなく、水中のガラストンネル越しに、ゴマフアザラシが澄んだ水の中を身軽に泳ぎ、ひょこっと顔を出すかわいらしい姿も見られる。
屋内展示エリアには、まっすぐ立って興味津々に辺りを見回すミーアキャットもいて、園内全体が活気と癒やしに満ちていた。
全体的に生態展示が充実していて、とても快適に見て回れる動物園。札幌を訪れる機会があれば、時間をつくって立ち寄る価値は十分にある。































