太宰府天満宮の御本殿前は、木造の大きな屋根と金色の装飾が施された華やかな彫刻が本当に特徴的で、前には大勢の観光客が集まり、熱心に参拝していた。建物全体に昔ながらの趣が濃く漂い、木の質感と精巧な軒が合わさって荘厳な雰囲気がある。正面に立って眺めるだけでも、歴史の重みを感じた。
横の池や太鼓橋の辺りまで回ると、雰囲気が一変し、緑にあふれていてものすごく心地いい。赤い太鼓橋が穏やかな水面に高く架かり、その周りを、苔に覆われ、枝を四方八方に伸ばした何本もの大木が取り囲んでいる。そばの石畳を歩いていると、そよ風が吹いてきて、すっかりリラックスできた。
境内のほかの場所へ行くと、とても有名な御神牛の銅像も見られる。石台の上に静かに伏せて休んでいて、頭には紅白の小さなひもが結ばれ、ひときわ愛らしく見えた。通りかかった人の多くが牛の頭をさっとなでていて、幸運をもたらすと言われている。実際に見ると本当にその土地らしさが感じられた。
一通りゆっくり歩いてみると、古い神社の建物を眺めるのも、赤い太鼓橋を渡りながら水面の映り込みを見るのも、御神牛をなでるのも、すべてがとてもゆったりしていた。予定に追われるような圧迫感がまったくなく、どこから写真を撮っても趣がある。歩みを緩めて、のんびりした時間をじっくり楽しみたくなる場所だった。
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熊本城
熊本城は、1607年に加藤清正が築いた名城。当時の最先端技術と労力を投じて作られており、以後、日本のさまざまな歴史の重要な舞台となった。
「日本三名城」の一つである熊本城。全身を漆黒に包み、堂々とそびえ立つ巨大な天守閣を見上げれば、戦国時代屈指の軍事要塞が放つ圧倒的な迫力に、たちまち強烈な衝撃を受ける!築城の天才・加藤清正が自ら手がけたこの伝説の名城で、最も驚嘆させられるのは、間違いなくその極めて巧妙な曲線を描く「武者返し」の石垣だ。城壁の下部は緩やかで登りやすそうに見えるが、上へ行くほど急になり、最上部ではほぼ90度の垂直となるため、どれほど身軽な忍者や武士でも、途中で絶望しながら滑り落ちるしかない!城全体は大地震による甚大な被害を乗り越え、今では大小の天守閣が驚異的な現代技術と伝統の職人技によってよみがえっている。漆黒の板張りの外壁と真っ白なラインが陽光の下でこの上なく格好よく、真新しいバリアフリーの空中見学通路を進んで天守閣の最上階へ上がれば、熊本市街と遠くの阿蘇山脈を一望する壮大な景色が広がる。その不屈の力強い生命力には、見ているうちに心の底から敬意が湧いてくる!
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那覇市国際通り商店街
那覇市の中心街にあり、沖縄を代表するメインストリート「那覇市国際通り商店街」。那覇市最大の繁華街で、商業とエンタテインメントの中心地としても有名だ。「人に優しい街・歩いて楽しい街」がコンセプトで、「国際通り」と呼ばれ親しまれている。
押し寄せる南国リゾートの熱気とにぎやかな音楽のリズムに、たちまち全身がすっかり包み込まれる!全長約1.6キロの一直線に延びるこの大通りは、戦後、廃墟から驚異的な速さで復興し、繁栄を遂げたことから、「奇跡の1マイル」という実に印象的な呼び名がついた。通りの両側には、風に揺れる背の高いヤシの木が立ち並び、色鮮やかなお土産店や琉球料理店、居酒屋、雑貨店が所狭しと軒を連ねている。店先のあちこちには、大きな口を開けてにっこり笑うシーサーの像が置かれ、店員の威勢のいい呼び声が飛び交う。空気には揚げたてのサーターアンダギーの甘く香ばしい油の香りと、焼いたあぐー豚の肉の香りが漂い、通り全体が朝から晩までいつも人でいっぱいで、活気にあふれている!
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奈良公園
貴重な歴史的文化遺産である、春日大社、興福寺、東大寺、奈良国立博物館、正倉院等々と隣接し、これらをとりまく雄大で豊かな緑の自然美を楽しめる公園。街の中心部に位置しており、各観光スポットへのアクセスの良さも魅力。
千頭を超える野生のニホンジカに、すっかり心を奪われた!600ヘクタールを超える広大な緑地は、一般的な都市公園のイメージを完全に覆す。ここの鹿たちは神の使いである「神鹿」とされ、古くから神社や寺院と調和しながら暮らしてきた。買ったばかりの鹿せんべいを手に持つと、周りの鹿たちが生き生きとした大きな目で小走りに寄ってくる。しかも、いかにもそれらしく何度もお辞儀をしておやつをねだるので、触れ合いもたっぷりで最高に面白い!公園全体が世界遺産の東大寺や春日大社、原始林と見事に溶け合っている。空高くそびえる古木の下を歩きながら、寺院から響く悠遠な鐘の音と子鹿の軽やかな足音に耳を傾けていると、古都ならではの静かでゆったりとした空気に、心も体もすっかり癒やされる。
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