
【愛媛観光ガイド】名湯と多島美が織りなす愛媛の魅力を訪ねて
愛媛を観光するなら、歴史あるお城と雄大な自然の景観は外せない。
歴史的な建物や重要文化財が多く点在する観光スポットから、瀬戸内海の自然も満喫できるスポットまで、いろんな楽しみ方ができる。
また、日本最古の温泉と伝わる道後温泉も人気の観光スポットだ。
魅力あふれる愛媛観光で必ず訪れて欲しい、観光スポットや宿泊施設・グルメ・ショッピングエリアをご紹介。
愛媛ってどんなところ?
四国の北西側に位置する愛媛県。
東洋の地中海と呼ばれる海と西日本最高峰の石鎚山に連なる山々など、雄大な自然に恵まれている。
愛媛の雄大な自然景観を楽しみたいなら、本州と四国を結ぶ「しまなみ海道」がお勧め。
サイクリングしながら、愛媛の海と山を眺められる絶景スポットだ。
また、愛媛には歴史ある建造物や日本最古の温泉など、歴史が感じられる観光スポットも多い。
ランドマークでもある松山城や3000年もの歴史をもつ道後温泉を中心に、歴史的なスポット巡りも楽しめる。
愛媛を観光するなら、海の幸を活かした郷土料理も外せない。
郷土料理の中でも、特に有名な「鯛めし」は2種類の食べ方で楽しめる。
鯛を米と一緒に炊き込む食べ方と、鯛の刺身を独自のタレに漬け込みご飯にのせて茶漬けにする食べ方がある。
同じ鯛めしでも全く異なる二つの鯛めしも、ぜひ味わってほしい。

愛媛のおすすめの観光シーズンは?
年間を通じて様々な魅力を感じられる愛媛だが、桜の名所が多いため、春が最もお勧めの季節だ。
松山城では毎年4月に春の風物詩「松山春まつり」が開催され、桜を愛でに多くの人で賑わう。
たくさんの桜が咲き乱れる、道後公園の風景も外せない。
桜で彩られる春の愛媛を観光してみてはいかがだろうか。
愛媛の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、厚手のセーターやジャケット
愛媛への移動方法は?
愛媛には松山空港があるため、同じく空港がある東京・ 大阪からは1時間程度で移動できる。
国際線もあるため、海外からもアクセスしやすい。
愛媛観光の主要交通手段
愛媛県内の交通網も充実している。
鉄道・路線バス・フェリーと様々な交通手段があるため、移動手段で不自由を感じることはないはずだ。
心ほどける名湯と絶景へ。愛媛のおすすめ観光スポット12選
愛媛には、日本最古級の温泉として知られる道後温泉や現存12天守の松山城をはじめ、瀬戸内海の絶景が広がるしまなみ海道、四国を代表する自然景勝地など多彩な見どころが点在している。
歴史や文化に触れたい人も、絶景やアクティビティを楽しみたい人も満足できるのが愛媛観光の魅力だ。
ここからは、愛媛を訪れたらぜひ足を運びたい人気観光スポットを紹介する。
1. 道後温泉本館
約3000年の歴史を持つ道後温泉のシンボルが「道後温泉本館」だ。
1894年に改築された木造三層楼の公衆浴場で、国の重要文化財にも指定されている。
館内には「神の湯」と「霊の湯」があり、歴史ある建築美を眺めながら入浴を楽しめるのが魅力。
保存修理工事を経て全館営業が再開され、より快適に道後温泉の歴史と文化を体感できる。

2. 道後温泉別館 飛鳥乃湯泉
「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」は、2017年にオープンした日帰り温泉施設だ。
「太古の道後」をテーマに、飛鳥時代の建築様式を取り入れた華やかな空間が特徴。
加温・加水をしていない源泉かけ流しの湯や露天風呂を楽しめるほか、愛媛の伝統工芸が館内を彩る。
特別浴室や休憩室を利用できるコースもあり、上質な温泉体験を満喫できる。

3. 坊っちゃんカラクリ時計
道後温泉本館建設百周年記念事業として、1994年に市電「道後温泉」駅前の放生園につくられたカラクリ時計。朝8時から22時までの1時間ごと(土日祝、3・4・8・11月、ゴールデンウィーク、年末年始は30分ごと)にカラクリ時計の音にあわせて上演、道後温泉を訪れる人を華やかに出迎えてくれる。

4. 松山城
松山市のシンボルになっており、難攻不落の城としても名高い松山城。
天守を含めて21もの重要文化財があり、天守や一ノ門、紫竹門といった見所も多い。
天守の内部には、貴重な資料も展示されている。

5. 萬翠荘(旧松山藩主別邸)
「萬翠荘」は、1922年に旧松山藩主の子孫である久松定謨伯爵の別邸として建てられた洋館だ。
フランスのネオルネサンス様式を取り入れた優雅な建築が特徴で、国の重要文化財にも指定されている。
美しい階段や装飾、ステンドグラスなど見どころが多く、まるでヨーロッパの邸宅を訪れたかのような雰囲気を味わえる。
館内では企画展やアート展示も開催されている。

6. JR下灘駅
ホームから雄大な伊予灘を見下ろせる、ロケーションがすばらしい駅。数々の映画やドラマのロケ地として登場してきたほか、JRのポスターなどにもしばしば起用されている。日中は日差しを受けた海面が光り美しい。さらに、夕日に照らされた海がオレンジ色に染まる光景は忘れがたいほどの絶景だ。

7. 四国カルスト
「四国カルスト」は、愛媛県と高知県にまたがる日本三大カルストのひとつだ。
標高1,000〜1,500mの高原地帯に広がる雄大な景観が魅力で、「天空の道」とも呼ばれている。
白い石灰岩と緑の草原が織りなす絶景の中をドライブやハイキングで楽しめるほか、放牧された牛がのんびりと過ごす牧歌的な風景も見どころ。
四国を代表する絶景スポットとして人気を集めている。

8. しまなみ海道
本州と四国を結ぶ約60kmの「しまなみ海道」。
広島県尾道市から愛媛県今治市までを結んでおり、瀬戸内海に浮かぶ6つの島々を橋で渡ることができる。
西瀬戸自動車道、生口島道路、大島道路からなる。

9. 来島海峡サービスエリア
「来島海峡サービスエリア」は、本州と四国を結ぶ「瀬戸内しまなみ海道」のサービスエリアであり、四国側の愛媛県今治市にある。
世界初の三連吊橋「来島海峡大橋」を一望できる為、観光地としても人気が高い。
屋外にも展望台はあるが、おすすめは建物2階の展望テラス。
日本三大急潮のひとつに数えられる来島海峡と来島海峡大橋、そして、瀬戸内海に浮かぶ大小の島々を眺めることができる絶景スポット。

10. 石鎚山(石鎚登山ロープウェイ)
山岳信仰の山として知られる日本七霊山の一つ、石鎚山。
西日本最高峰である天狗岳と石鎚神社山頂社のある弥山、そして南尖峰の一連の山々を総じて石鎚山と呼ばれ、経験豊富な登山好きやハイカー向けのルートから初心者にぴったりの道程まで、さまざまな登山コースが楽しめる。

11. 宇和島城
築城の名手として知られる武将・藤堂高虎によって1601年に、標高80mの丘陵地に築かれた宇和島城。
その後1661年から約11年の歳月をかけて、当時の宇和島藩主伊達宗利が大改修を行った。現存12天守のうちの一つで、国の重要文化財にも指定される。

12. マイントピア別子
「マイントピア別子」は、日本三大銅山のひとつとして栄えた別子銅山の歴史を学べるテーマパークだ。
観光列車や観光坑道では、江戸時代から近代にかけての採鉱の様子を体感できる。
最大の見どころは“東洋のマチュピチュ”と呼ばれる「東平(とうなる)ゾーン」で、山中に残る壮大な産業遺産群は圧巻。
歴史と自然が融合した、愛媛ならではの観光スポットだ。

愛媛ですべき5つのこと
愛媛には、歴史ある城や温泉、瀬戸内海の絶景ルート、地域に根付くものづくり文化など、多彩な魅力が詰まっている。
定番の観光地はもちろん、その土地ならではの体験を通して愛媛の奥深い魅力にふれられるのも特徴だ。
ここでは、愛媛を訪れたらぜひ体験したい5つの楽しみ方を紹介する。
1. 松山城を中心に城下町を歩く
愛媛観光でまず訪れたいのが松山城だ。
現存12天守のひとつに数えられ、天守からは松山市街や瀬戸内海を一望できる。
山頂まではロープウェイやリフトで気軽にアクセスできるため、歴史に詳しくない人でも楽しみやすい。
周辺には洋館建築の萬翠荘や文学ゆかりのスポットも点在しており、城下町を散策しながら愛媛の歴史や文化に触れられる。

2. 道後温泉本館で日本最古級の湯を体験する
愛媛を代表する観光地である道後温泉は、日本最古級の温泉として知られている。
シンボルである道後温泉本館は歴史的価値の高い建築で、館内での入浴そのものが特別な観光体験となる。
周辺には土産店や飲食店が並ぶ道後ハイカラ通りもあり、温泉街ならではの雰囲気を楽しみながら散策できる。
愛媛を訪れるならぜひ立ち寄りたい名所だ。

3. しまなみ海道を自転車またはドライブで渡る
愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶしまなみ海道は、瀬戸内海を代表する絶景ルートだ。
大小の島々を橋で結び、海の上を走るような爽快な景色を楽しめる。
世界的にも評価の高いサイクリングコースとして知られるが、ドライブでも十分に魅力を満喫できる。
青い海と空に囲まれながら島々を巡る体験は、愛媛ならではの思い出になるはずだ。

4. 今治タオルの産地で職人技とものづくり文化に触れる
高い品質で知られる今治タオルは、愛媛を代表する特産品のひとつだ。
工場直営店や関連施設では、実際に手触りや使い心地を確かめながら商品を選べる。
タオルづくりを支える職人技や地域のものづくり文化に触れられるのも魅力。
実用性が高く長く使えるため、旅の記念やお土産としても人気を集めている。

5. 大洲や宇和島で、南予の町並みと郷土料理を楽しむ
愛媛県南部の南予地域には、歴史ある町並みや豊かな食文化が残されている。
大洲では風情ある城下町散策を楽しめ、宇和島では現存12天守のひとつである宇和島城を訪れることができる。
また、宇和島風鯛めしをはじめとする郷土料理も人気で、新鮮な海の幸を味わえるのも魅力。
松山とは異なる、落ち着いた愛媛の魅力に出会えるエリアだ。

愛媛観光で注意すべき5つのポイント
愛媛には見どころが数多くある一方で、エリアごとの距離や移動手段、人気観光地ならではの混雑など、事前に知っておきたいポイントもある。
旅行前に少し準備しておくことで、観光をより快適に楽しめるはずだ。
ここでは、愛媛観光で押さえておきたい5つの注意点を紹介する。
1. 愛媛は広く、東・中・南で雰囲気が全く違う
愛媛県は四国の中でも比較的広く、東予・中予・南予でそれぞれ異なる魅力を持つ。
松山や道後温泉がある中予、しまなみ海道がある東予、宇和島や大洲がある南予は距離が離れており、1日ですべてを巡るのは難しい。
限られた時間で効率よく観光するためにも、訪れるエリアを絞って計画を立てるのがおすすめだ。

2. 公共交通だけでは移動が難しい場所が多い
松山市内は公共交通機関が充実しているが、しまなみ海道の島々や南予エリアなどは移動に時間がかかる場合もある。
観光スポットが点在している地域では、レンタカーを利用した方が効率よく巡りやすい。
特に複数のエリアを訪れる場合は、移動手段を事前に検討しておこう。

3. 道後温泉本館は時間帯によって混雑しやすい
愛媛を代表する観光スポットである道後温泉本館は、多くの観光客が訪れる人気施設だ。
休日や観光シーズンの日中は混雑し、待ち時間が発生することもある。
ゆったりと温泉を楽しみたい場合は、比較的利用者の少ない早朝や夜の時間帯を選ぶとよいだろう。

4. 宇和島鯛めしと松山鯛めしは“別料理”
愛媛名物として知られる鯛めしだが、実は地域によってスタイルが異なる。
宇和島鯛めしは新鮮な鯛の刺身を卵入りのたれとともにご飯へかけて食べるのに対し、松山鯛めしは鯛をご飯と一緒に炊き込む料理だ。
同じ名前でも味わいや見た目が大きく異なるため、事前に違いを知っておくと食事選びがより楽しくなる。

5. しまなみ海道サイクリングは天候と風の影響が大きい
しまなみ海道は世界的に人気のサイクリングコースだが、橋の上では強い風が吹くこともあり、季節によっては暑さや寒さの影響も受けやすい。
想像以上に体力を使う場合があるため、走行距離や所要時間には余裕を持たせたい。
天候や体力に合わせて無理のない計画を立てることが大切だ。

豊かな海で育った食材をいただく!愛媛の人気の飲食店3選
山と海に挟まれた愛媛県は、豊かな自然資源と温暖な気候に恵まれ、まさに天然食材の宝庫として知られている。中でも特におすすめなのが、地元産の旬の魚介類をふんだんに使った愛媛名物料理。
以下に、地元の人々に長年愛されてきた伝統的な郷土料理を味わえる人気レストランをご紹介。
1. 郷土料理 五志喜
1635年創業の歴史ある和食店。新鮮な真鯛や伊予和牛、媛ポークなど、地元の食材をふんだんに使った郷土料理が楽しめる。
看板メニューの鯛めしは、その日に仕入れた鮮度抜群の鯛だけを使用。鯛めしの食べ方は宇和島鯛めし<刺身をのせたもの>と松山鯛めし<鯛をたきこんだもの>の2種類あるが、どちらも用意されている。

2. かどや 大街道店
愛媛県宇和島市で昭和30年(1955)に町の食堂としてオープンした「かどや」の松山市にある店舗の一つ「かどや 大街道店」。松山城や道後温泉、松山市街地へのアクセス抜群の好立地で、「季節感」「素材感」「臨場感」にこだわった郷土料理を提供する。
こちらに訪れたら、まずは食べておきたいのが愛媛県の郷土料理の代表格「宇和島鯛めし」。

3. 谷本蒲鉾店 道後店
谷本蒲鉾店は、1916年創業の老舗蒲鉾店。
人気商品は愛媛の素朴な土産品として定着している「じゃこ天」。
じゃこ天とは、近海で獲れる小魚を骨、皮ごとすり身にして、木枠で扁平状に形を整え、菜種油であげた「揚げかまぼこ」のこと。
骨、皮ごと原料とするため、カルシウム等の栄養分も豊富。ソフトな弾力と独特な風味、小骨のジャリっとしたくせになる食感。

愛媛で買い物するならココ!定番ショッピングスポット3選
愛媛には数多くのショッピングスポットやショッピングエリアがある。
その中から四国最大級のショッピングモールと、愛媛の特産品やお土産選びが楽しめるショッピングスポットを厳選してご紹介。
1. いよてつ髙島屋
流行のファッションやデパ地下スイーツなど、旬なアイテムを取り揃えている「いよてつ髙島屋」。
本館と南館で構成され、本館は松山市駅と一体化した駅ビルとなっている。

2. エミフルMASAKI
愛媛県伊予郡松前町の大規模商業施設エミフルMASAKI。
ファッションから雑貨、グルメに映画館まで、個性豊かな200を超えるショップが揃う四国最大級のショッピングモール。
2020年秋から2021年春にかけての大規模リニューアルで人気店が加わり、新たな魅力が増えるなど、進化を続けている。

3. 道後商店街(道後ハイカラ通り)
道後温泉本館の建物に隣接し、「道後ハイカラ通り」の愛称で親しまれている道後商店街。伊予鉄道の路面電車の終点・道後温泉駅から、道後温泉本館を結ぶ、約250mのL字型アーケード。
沢山の土産店や飲食店などが軒を連ねており、道後温泉に入った後は、そのまま浴衣姿で散歩するのも温泉街ならではの楽しみ。

愛媛のお勧め宿泊施設3選
愛媛に泊まるなら、温泉に入れる魅力の宿泊施設を利用しよう。
温泉街には多彩な施設がそろっており、その中でも特におすすめの宿泊施設を厳選して紹介する。
1. ホテル古湧園 遥
2019年、道後温泉本館を見下ろす温泉街中心地の高台という抜群のロケーションにグランドオープン。
温泉宿のくつろぎとホテルの快適さを両立させただけでなく、「人と環境にやさしいホテル」をコンセプトにクリーンエネルギーを主なエネルギー源として使用する最先端のホテルだ。

2. 道後温泉 ふなや
江戸時代、1627年頃に創業。
松山にゆかりのある作家・夏目漱石や俳人・正岡子規をはじめ多くの文人・著名人をもてなした老舗温泉旅館が「道後温泉 ふなや」だ。
全58室の客室は、数寄屋造りの特別室をはじめ和室・和洋室・洋室とさまざまなタイプを用意。
心地よいステイを提供している。

3. 茶玻瑠
道後温泉本館からも近い温泉街の中心地に位置、道後温泉で初めての露天風呂を備えた温泉宿。
自慢の露天風呂は、最上階の10階にあり松山城や石槌山などを望む眺望が魅力。
夜には満天の星空を眺めつつの湯浴みが楽しめる。
また、ご婦人の湯では土・日曜の17〜22時に露天バラ風呂を実施。

愛媛観光に関するよくある質問
Q
愛媛観光は何日あれば楽しめますか?
松山周辺なら1〜2日、県内周遊なら2〜3泊がおすすめです。
Q
愛媛観光でレンタカーは必要ですか?
松山市内以外も巡るならレンタカーがあると便利です。
Q
愛媛観光で外せない人気スポットは?
道後温泉や松山城、しまなみ海道が特に人気です。
まとめ
愛媛の基本情報をはじめ、人気観光スポットや体験したいこと、観光のポイント、グルメからおすすめの宿泊施設まで紹介してきた。
愛媛には、道後温泉や松山城といった歴史ある名所に加え、しまなみ海道や四国カルストなどの絶景スポットも数多くある。
この記事で紹介したスポットを巡れば、歴史・文化・自然・グルメなど愛媛ならではの多彩な魅力を体感できるはずだ。
愛媛の魅力をより深く知りたい人は、こちらの記事も参考にしてほしい。