死ぬまでに一度は見たい!日本全国各地の絶景スポット30選
絶景を見ることが、日本旅行の楽しみのひとつになっている方は多いだろう。
日本には全国各地に絶景スポットがあり、その場所でしか見られない唯一無二の景色が広がる。
なかでも、桜・紅葉の名所や神社仏閣に広がる絶景は日本ならでは。
四季折々の美しい自然景観と日本情緒たっぷりの風景を、ぜひ堪能してほしい。
この記事では、全国各地の絶景スポットを厳選してご紹介。
日本の有名かつ人気の絶景スポットを包括的に知れるので、観光プランを決めるのに役立つはずだ。
雄大な自然が織りなす迫力ある光景が魅力!北海道の絶景スポット3選
日本の最北部に位置する「北海道」。
日本全体の総面積のほぼ2割を占める広大な敷地に広がる雄大な自然と、絶品ご当地グルメが魅力の人気観光地。
一面に広がる花畑や流氷、雲海など北海道でしか見られない自然景観も多い。
そんな北海道で訪れるべき絶景スポットを、3つに厳選してご紹介。
北海道の雄大な自然や、雪が降り積もる異国情緒溢れる都市景観を見に行こう。
1. 童話のような幻想的な景色が広がる「白金青い池」
鮮やかなブルーに目を奪われる「白金青い池」は、美瑛随一の観光スポットとして有名。
十勝岳の火山泥流を防ぐための防災工事で、美瑛川に設置されたブロック堤防に水が貯まって偶然できた人造湖。
不思議なほど美しい青色をたたえた湖は、周囲の豊かな自然や立ち枯れたカラマツとも相まって、まるで童話の世界のような幻想的な雰囲気をみせる。
2. 雪が降り積もるレトロ・異国情緒あふれる「小樽運河」
小樽を代表する観光スポット。散策路には63基のガス灯が設置され、夕暮れとともに点灯。
運河沿いには石造倉庫群が当時の姿のまま残され、レストランなどに活用されている。
ガス灯がともる夕暮れ時には、石造倉庫群もライトアップされ、レトロ情緒あふれる景観が楽しめる。
3. 壮大なスケールで広がるラベンダー畑は必見「ファーム富田」
大スケールで広がる優美なラベンダー畑で有名な北海道中富良野町にある観光農園。
壮大なラベンダー畑のほか、紫のラベンダーに白のカスミソウに赤のポピーなど、鮮やかな花の帯がなだらかな斜面のキャンバスに描かれる「彩りの畑」が代表的存在。
ほかにも、ビオラやマリーゴールドなど色とりどりの花が咲く「花人の畑」や、小さな庭の中に120種類近くの植物が共存している「花人ガーデン」など、園内にはさまざまな花畑があり、訪れる人の目を楽しませている。
自然の力強さを肌で感じられる!東北地方の絶景スポット3選
東北地方は日本列島を構成する、本州の北部に位置している。
ねぶた祭りや「弘前城」などで有名な青森県、日本三景のひとつに数えられる松島などで人気の宮城県などがある地域だ。
積雪が多い地域なので冬の寒さは厳しいが、降り積もる雪と調和した景観は一見の価値がある。
自然が織りなす表情豊かな光景が、東北地方の大きな魅力。
東北地方に数ある絶景スポットの中でも、厳選したスポットをご紹介。
自然の力強さを実感できる絶景スポットばかりだ。
1. 滅多に見られない貴重な現象を見られる「蔵王樹氷」
東北地方最大級のマウンテンリゾート・山形県の蔵王。
冬はウィンタースポーツのメッカとして、また木々に雪や氷が付着してできる「樹氷」を目当てに多くの観光客が訪れる。
気温、風向き、積雪量など特殊な条件がそろう場合にのみ形成されるため、奥羽山脈の一部の山域でだけ見られる貴重な風景だ。
2. 変化に飛んだ自然景観を楽しめる「奥入瀬渓流」
十和田湖から流れ出る奥入瀬川。
そのうち十和田湖畔の子ノ口から焼山までの渓谷部分を流れる約14kmの区間が奥入瀬渓流と呼ばれている。
木々の中に清流や多彩な形状の滝、大小さまざまな岩など変化に富んだ自然の景観を楽しめる景勝地として、十和田湖と合わせて国の特別名勝及び天然記念物に指定されている。
3. 自然が創り出した神秘的な空間「龍泉洞」
鍾乳洞とは、石灰岩が長い年月を通して水に侵食されてできた洞窟のこと。
日本三大鍾乳洞のひとつ、龍泉洞は宇霊羅山(うれいら)の麓にある天然の鍾乳洞で、洞内総延長はわかっているだけで4088m、そのうち700mが公開されている。
大自然が創り出した神秘的な空間と鍾乳洞から湧き出した水によってできる湖、地底湖が見どころとなる。現在8つの地底湖が見つかっており、そのうち3つが公開中。
関東地方の都会を拠点に巡れる絶景スポット3選
関東地方は本州東部にあり、日本の首都である東京都がある地域だ。
異国情緒溢れる街が魅力の神奈川や、日本三名泉の「草津温泉」などが有名な群馬も関東地方に含まれる。
日本の最先端が集まる都会的な魅力だけでなく、桜や紅葉など、日本らしい四季の景観を楽しめるスポットも多い。
交通網が充実しているため、関東地方は近隣の地域に移動しやすいのも特徴のひとつだ。
東京や横浜などを拠点にこれから紹介する、関東地方の絶景スポットを巡ってみよう。
四季の花々や自然が創り出した絶景を気軽に楽しめるはずだ。
1. 四季折々の花々が一面に広がる絶景が見どころ「国営ひたち海浜公園」
開園面積約215haの大きな公園。
春にはスイセンやチューリップ、ネモフィラ。初夏にはバラ、夏にはジニア、ヒマワリ。秋にはコキアやコスモス。冬はアイスチューリップ、と四季折々の草花を見られる。
特に、4月中旬から5月上旬に咲くネモフィラは、花・空・海で青一色の絶景となり高い評価を受けている。
2. 藤が創り出す幻想的なトンネルは必見!「あしかがフラワーパーク」
あしかがフラワーパークでは、「早春」「春の花まつり」「ふじのはな物語」「レインボーガーデン」「ブルー&ホワイトガーデン」「水辺に浮かぶ花の妖精たち」「パープルガーデン」「光の花の庭」という8つのテーマで彩られた季節の花々を鑑賞できる。
国内のみならず海外からも多くの来園者が訪れる人気スポットだ。
3. 自然の造形と美しい照明が織りなす神秘的な空間「日原鍾乳洞」
東京都西部の奥多摩町にある鍾乳洞。総延長1270m、高低差134m。
関東随一といわれる規模を誇り、東京都指定天然記念物とされる。
かつては山岳信仰で栄え、現在は人気の観光スポットとなっている。
弘法大師(空海)が修行をしたとされる空洞の残る「旧洞」と、1962年に奇跡的に手つかずのまま発見された「新洞」で構成されており、40分ほどで歩いて見学できる。
中部地方の山々が創り出す絶景が見られるスポット3選
日本の中央部に位置する中部地方。
味噌カツや手羽先などで有名な愛知県の名古屋や、日本を象徴する「富士山」のある山梨や静岡が含まれる地域だ。
標高の高い山々が多く、中部地方の観光地では山々が織りなす壮大な光景が目の前いっぱいに広がる。
美しい富士山が見られる絶景スポットや山々に囲まれた秘境ならではの絶景スポットを、厳選してご紹介。
富士山を見たい方には、特に訪れてほしい地域だ。
1. 日本らしさ溢れる絶景スポット「新倉山浅間公園」
雄大な「富士山」と五重塔「忠霊塔」の美しい景色が見られる事で有名な新倉山浅間公園。
園内には、650本ほどの桜の木が植えられており、春には、富士山と五重塔、桜という日本らしい絶景を見られる。
この景色は、日本を紹介する様々なガイドブックに登場するなど、人気のスポットとなっている。
2. 日本の原風景を見たいなら訪れるべき「白川郷 (合掌造り集落)」
日本の原風景が今なお残る美しい地域「白川郷」。
合掌造りの建物が最も多く残る地域で、大小あわせて現在100棟余りある(2016年)。
合掌集落の規模としては全国で最大で、国の伝統的建造物群保存地区に選定されている。
1995年には「人類の歴史上重要な時代を例証するある形式の建造物、建築物群技術の集積、または、景観の顕著な例」として世界文化遺産に登録された。
3. エメラルドグリーンの湖上に浮かぶ「奥大井湖上駅」
「奥大井湖上駅」は、静岡県の榛原(はいばら)郡に位置している。
ダム建設が要因となって、湖の上という特徴的な立地となった。
半島状の山の先端にあるため、この場所でしか見られない雄大な自然景観が広がる。
観光客が少ないので、美しい景色を独り占めできるのも嬉しい。
フォトジェニックなスポットとして写真家のみならず、多くの観光客からも人気を集めている絶景スポットだ。
ぜひカメラを片手に、訪れてみてほしい。
バラエティ豊かな絶景を楽しめる!北陸地方の絶景スポット3選
北陸地方は日本海に面した4つの県で構成され、本州の中央部からやや北にある。
日本三名園のひとつとして有名な「兼六園」がある石川県や、スキー場が豊富な新潟県のある地域だ。
荒々しい日本海ならではの絶景や、世界でも有数の山岳観光ルートで見られる壮大な景色は北陸地方ならでは。
北陸地方の数ある絶景の中から、バラエティに富んだ絶景を厳選してご紹介。
印象的なスポットばかりなので、足を運べば強く思い出に残るだろう。
1. 海と岩礁、雄大な山々が織りなす迫力ある絶景「雨晴海岸」
富山県の高岡市にある「雨晴(あまはらし)海岸」は、「日本の渚百選」にも選ばれている景勝地。
「富山湾」とその奥に見える「立山連峰」、多くの岩礁が織りなす景色は絶景の一言に尽きる。
「雨晴海岸」にある「義経岩」は、源義経(みなもとのよしつね)が雨宿りをして雨が晴れるのを待ったとされる場所。
この逸話が由来となって、「雨晴」という地名が名付けられた。
2. 日本ならではの美しい光景が広がる「白米千枚田」
「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」は石川県の輸島市、白米町にある棚田。
「日本の棚田百選」や国の名勝にも指定されている。
斜面に水田が並ぶ姿は圧巻で、棚田の数は1,004枚。
日本ならではの風景であり、夕陽に照らされた姿は息を吞んでしまうほど美しい。
期間限定で、棚田全体がライトアップされるのも特徴のひとつ。
幻想的な景色を見るため、夜に訪れるのもお勧めだ。
3. 映画のワンシーンような体験ができる「千里浜なぎさドライブウェイ」
世界でも珍しい、車で走れる砂浜の道路。
波打ち際に沿って全長約8㎞の道路が続き、車はもちろん、バイクや自転車でも走ることができる。
砂の粒子が細かく締め固まっているため、波打ち際をドライブするという映画のワンシーンのような体験が可能で、特に夕陽が沈む光景を眺めながらのドライブは感動的。
関西地方の歴史と自然が織りなす絶景スポット3選
関西地方とは本州の中西部に位置する、京都や奈良がある地域。
異国情緒溢れる神戸、たこ焼きやお好み焼きなどの名物グルメで人気の大阪も関西地方だ。
日本の歴史と伝統文化を感じられる街並みや建造物、バラエティ豊かなレジャー施設、地域特有のグルメなど、多種多様な楽しみ方ができるのが関西地方の魅力。
そんな関西地方では美しい自然景観だけでなく、歴史的建造物が創り出す絶景も見られる。
多様性に満ちた関西地方で特にお勧めの絶景スポットを紹介しよう。
1. 朱色の美しい千本鳥居が連なる「伏見稲荷大社」
五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、病気平癒、諸願成就の神様として日本各地で親しまれ、全国で約30,000社あると言われる稲荷神社の総本宮。711年に創建された。
特に注目度の高いスポットは、「千本鳥居」。
本殿の後ろに朱色の鳥居がトンネル状に連なっている。参拝者が祈りと感謝を込めて奉納したのがはじまりで、稲荷山全体では1万基を越えているそう。
2. 日本を代表する絶景のひとつ「天橋立」
宮城県の陸前の松島、広島県の安芸の宮島とともに、日本を代表する絶景・日本三景のひとつに数えられる天橋立。
全長約3.6km、幅約20m~170mの砂州で、約5000本もの松が生い茂る。何千年もの歳月をかけて自然がつくりだした神秘の姿は、日本の名松百選、日本の白砂青松百選、日本の渚百選、美しい日本の歴史的風土百選など、数々の日本百選に選ばれている。
3. 季節ごとに異なる絶景を見られる「メタセコイア並木」
県道小荒路牧野沢線には、まっすぐ伸びる延長2.4kmの道路の両側にメタセコイアが約500本植えられており「メタセコイア並木」と呼ばれている。
マキノ高原へのアプローチ道となっており、遠景となる野坂山地の山々と並木道の絶景が広がる。
春の芽吹き、夏の深緑、秋の紅葉、雪化粧した冬の並木と四季折々の美しい姿が訪れる人を魅了する。
絶景の中に溶け込むような体験ができる!中国地方の絶景スポット3選
本州西部にあり、日本海や瀬戸内海に面している中国地方。
中国地方は、日本人なら1度は訪れたいと考える「出雲大社」のある島根や「厳島神社」などが織りなす神秘的な光景で人気を集める広島などで構成されている。
ここからは中国地方に数多くある絶景スポットの中で、特にお勧めのスポットをご紹介。
スケールの大きな光景が目の前に広がり、自分自身が絶景の中に溶け込むような体験ができるだろう。
1. ドライブできる絶景スポット「角島大橋」
2000年に開通した角島大橋。
山口県下関市本土側と離島の角島を結ぶ橋で、全長は1,780mと無料で渡れる離島架橋としては国内有数の長さを誇る。
北長門海岸国定公園内に位置する橋は、周囲の景観に配慮し橋脚の高さを18mに抑えて設計。
海面から道路までの距離が近く、海を間近に感じながらドライブを楽しめる。
2. 日本最大級の砂丘が創り出す絶景「鳥取砂丘」
鳥取県鳥取市の日本海側に、東西16km、南北2.4kmにも広がる日本最大級の砂丘。特別保護地区、そして国の天然記念物にも指定されている鳥取県を代表する観光名所だ。
パラグライダーやサンドボードなどでアクティブに楽しんだり、砂丘の砂で熱して作った砂たまごや、きめ細かい砂で栽培したらっきょうなどのご当地グルメを楽しめる。
3. 様々な絶景を1箇所で楽しめる「帝釈峡」
「帝釈峡(たいしゃくきょう)」は全長18kmになる峡谷で、広島県の庄原市と神石(じんせき)郡にまたがる、広島県を代表する景勝地だ。
国の名勝や「日本百景」に指定されている。
豊かな自然が広がる帝釈峡には、名前の由来となった帝釈天(仏教における神様)を祀るお寺や鍾乳洞、国の登録有形文化財に指定された「桜橋」など見どころが盛りだくさん。
紅葉の名所でもあり、雄大かつ美しい自然の数々は必見。
スポットによって趣が違う絶景が見られる点も、魅力のひとつだ。
四国地方の美しい海が織りなす絶景スポット3選
四国地方は日本の南西部にある島で、その名の通り4県で構成される。
歯ごたえ抜群の讃岐うどんで有名な香川や、日本最古の温泉として知られる「道後温泉」で人気の愛媛などがある。
瀬戸内海で育まれた海の幸、「よさこい祭り」や「阿波踊り」に代表される日本の伝統文化などが魅力だ。
また、四国地方といえば、瀬戸内海や太平洋が織りなす絶景も見逃せない。
ここからは四国地方を観光するなら見逃せない、絶景スポットを厳選して紹介しよう。
1. 駅と瀬戸内海が織りなす絶景「JR下灘駅」
ホームから雄大な伊予灘を見下ろせる、ロケーションがすばらしい駅。
数々の映画やドラマのロケ地として登場してきたほか、JRのポスターなどにもしばしば起用されている。
日中は日差しを受けた海面が光り美しい。さらに、夕日に照らされた海がオレンジ色に染まる光景は忘れがたいほどの絶景だ。
2. 天空の鏡が生み出す幻想的な景色が魅力「父母ヶ浜」
「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」は約1kmに及ぶ海水浴場で、香川県三豊市に位置する。
条件が合えば、水面が鏡のようになる神秘的な写真が撮れると、一躍有名になった絶景スポット。
その光景はまるでボリビアの「ウユニ塩湖」のようで、幻想的な世界が広がる。
「日本の夕陽百選」にも選ばれているだけあり、夕陽に照らされた「父母ヶ浜」は格別の美しさを誇る。
3. 圧倒的な透明度を誇る海が広がる「柏島」
高知県の幡多(はた)郡に位置する「柏島」。
「宿毛(すくも)湾」にある「大月半島」と2本の橋で繋がっており、「柏島」には400名ほどが居住している。
多種多様な魚が見られることから、世界でも有数のダイビングスポットとして知られている。
見どころは、船が浮いて見えるほどの海の透明度。
フォトジェニックで不思議な写真が撮れるだけでなく、エメラルドグリーンの大海原が広がる絶景が魅力だ。
都市景観も自然景観も堪能できる!九州地方の絶景スポット3選
九州地方とは日本列島の南西に位置する島であり、7つの県で構成されている。
東京や大阪と並ぶ大都市・福岡や、活火山である「桜島」で有名な鹿児島、「別府温泉」や「由布院温泉」で人気の大分などがある。
豊かな自然に恵まれ、自然に育まれた食材や綺麗な水を活かしたご当地グルメも魅力のひとつ。
美しい自然と都市の魅力が混在した土地であるため、多種多様な美しい景観を見られる。
そんな九州の魅力が詰まった、絶景スポットを紹介しよう。
1. 世界新三大夜景にも選ばれた絶景が広がる「稲佐山展望台」
標高333m、長崎市内の中心にある稲佐山の頂上にたたずむ。
カフェやレストランを備える展望台からは、長崎湾の周辺はもとより遥か向こうに雲仙・天草・五島列島も見渡せる。
また日中だけでなく、夜の時間帯の美しさも一見の価値あり。
1000万ドルの夜景とも称される絶景は、2021年に開催された「夜景サミット in 長崎」で、モナコ・上海の2大都市と並ぶ「世界新三大夜景」に再認定されたほど。
2. 幻想的な光景が広がる「金鱗湖」
金鱗湖は温泉地として知られる由布院の、人気観光スポットの一つ。
由布岳の下にある池なので、「岳下の池」と呼ばれていたが、1884年に、儒学者・毛利空桑が、湖で泳ぐ魚の鱗が夕日で金色に輝くのを見て「金鱗湖」と名付けたといわれている。
湖底から、清水と温泉水が湧き出ており、年間を通じて水温が高いため、秋から冬の早朝には湖面から湯気が立ち上る幻想的な光景を見られる。
3. 神秘的かつ大迫力の絶景を見られる「高千穂峡」
阿蘇山の噴火で流れ出した溶岩を五ヶ瀬川が数万年かけて浸食して出来たV字峡谷。
高いところで100m、平均80mにも達する断崖が7㎞に渡って続く景観は見事。
国の名勝、天然記念物に指定されている。最大の見どころは、落差17mの「真名井の滝」。
南国ならではの景色を満喫!沖縄の絶景スポット3選
沖縄県は日本の最南端にあり、本島を中心に160の島々で構成されている。
透明度の高いエメラルドブルーの海が魅力で、人気のダイビングスポットも数多く存在する。
その歴史から沖縄には独自の文化が今も色濃く残っており、工芸品や遺跡、街並みから、沖縄ならではの雰囲気を感じられるだろう。
南国のような雰囲気と美しい海が創り出す、数々の絶景スポットの中でも、特にお勧めのスポットを紹介しよう。
1. 視界いっぱいに美しい海が広がる「古宇利大橋」
2005年に開通した、名護市屋我地島と古宇利島を結ぶ、全長1,960メートルの離島架橋。
無料で通行できる橋としては、沖縄で2番目に長く、橋の両側に広がるエメラルドグリーンの美しい海の景観は、人気のドライブコースとしても知られるほか、絶景スポットとしても人気を集めている。
2. 理想郷の名にふさわしい絶景が広がる「ニライカナイ橋展望台」
沖縄県の南城市にある、「ニライ橋」と「カナイ橋」を合わせて「ニライカナイ橋」と呼ばれている。
その頂上付近に展望台があり、青く澄んだ海とカーブを描く「ニライカナイ橋」の美しい調和が一望できる。
ニライカナイとは沖縄に伝わる理想郷のことで、「海の彼方」という意味も持つ。
そんなロマンチックな名前にふさわしい絶景を、写真に収めてみよう。
3. 断崖とコバルトブルーの海が織りなす絶景「万座毛」
沖縄本島のほぼ中央に位置する恩納村の東シナ海沿いにあり、沖縄を代表する景勝地。
隆起サンゴによって形成された琉球石灰岩の岬が波によって削られ、象の鼻のような形状が特徴的な約20mの断崖絶壁に。
青い空とコバルトブルーの海、白い波しぶきが打ち付ける断崖が織りなす景色はまさに壮観。
日本の絶景に関するよくある質問
Q
日本三景って何?
日本を代表する3つの絶景のことで、宮城県の松島、京都府の天橋立、広島県の宮島を指します。
Q
日本の春ならではの絶景を見られるスポットは?
青森県の弘前公園や奈良県の吉野山は、日本屈指の桜の名所として知られ、日本の春ならではの絶景が見られます。
Q
日本の秋ならではの絶景を見られるスポットは?
日本三大紅葉名所に数えられる京都府の嵐山、栃木県の日光、大分県の耶馬渓(やばけい)は特に紅葉が美しく、日本の秋ならではの絶景が広がります。
Q
日本の冬ならではの絶景を見られるスポットは?
日本列島の北部に位置する、北海道の五稜郭公園や山形県の蔵王樹氷はとりわけ雪景色が綺麗なスポットで、日本の冬ならではの絶景を見られます。
まとめ
この記事では日本の絶景スポットを、地域ごとに紹介してきた。
日本旅行の予定がある方は、ぜひ各地の絶景スポットへ足を運んでほしい。
紹介したスポットを巡れば、感動的な景色に出会えるはずだ。
日本の魅力をもっと知りたい方は、日本旅行を楽しむために知っておくべき情報を網羅的に紹介している、以下の記事も参考にしてほしい。