【京都の人気デートスポット19選】風情ある街で心ときめく時間を

【京都の人気デートスポット19選】風情ある街で心ときめく時間を

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

京都では神社仏閣を巡ったり、着物で歴史ある街並みを散策したりと、日本の歴史や文化を感じながらデートを楽しめる。
この記事では、京都に訪れるカップルに向けて、人気のデートスポットや夜景スポット、特別な時間を過ごせる飲食店や宿泊施設をご紹介。
記事を参考にデートすれば、京都ならではの多彩な魅力に触れられるはずだ。

多彩な体験が楽しめる!京都の人気デートスポット19選

京都には数多くの見どころがあるが、その中でも特にデートにピッタリなスポットを厳選して紹介する。
美しい風景を見られる神社仏閣をはじめ、カップルで楽しめるレジャー施設、食べ歩きができるスポット、風情ある景色を車窓から見られるトロッコ列車など、魅力的なスポットが揃っている。
紹介する場所を巡れば、京都の魅力を満喫できる、心に残る旅になるだろう。

1. 伏見稲荷大社

五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、病気平癒、諸願成就の神様として日本各地で親しまれ、全国で約30,000社あると言われる稲荷神社の総本宮。711年に創建された。
特に注目度の高いスポットは、「千本鳥居」。本殿の後ろに朱色の鳥居がトンネル状に連なっている。
参拝者が祈りと感謝を込めて奉納したのがはじまりで、稲荷山全体では1万基を越えているそう。

神秘的な美しさを誇る朱色の「千本鳥居」は壮観
神秘的な美しさを誇る朱色の「千本鳥居」は壮観

2. 八坂神社

御祭神は、素戔鳴命(スサノヲノミコト)、櫛稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)、八柱御子神(ヤハシラノミコガミ)で、全国に点在する八坂神社や素戔鳴尊が御祭神の関連神社、約2,300社の総本社。
京都市内有数の目抜き通り、四条通の東端に立つ西楼門は、東山エリアの風景を象徴する建物で、国の重要文化財に指定されている。遠くからでも目を引く朱塗りの美しい姿で、絶好の撮影スポットとして人気だ。

平安遷都以前より鎮座し、1300有余年の歴史をもつ古社。祇園祭発祥の神社としても知られ、昔も今も厚い信仰を集める
平安遷都以前より鎮座し、1300有余年の歴史をもつ古社。祇園祭発祥の神社としても知られ、昔も今も厚い信仰を集める

3. ニンテンドーミュージアム

2024年10月2日にオープンした任天堂の広報施設。かつての任天堂宇治小倉工場をリノベーションし、さまざまな展示を通して任天堂の歩みやものづくりに対するこだわりなどを知ることができる。
はじめに訪れるのは任天堂がこれまでに発売してきた数々の製品を展示するフロア。
「ファミリーコンピュータ」から最新の「Nintendo Switch」まで、歴代のハードとソフトがズラリと並ぶ光景は圧巻。 玩具や日用品などにも注目だ。
体験展示のフロアでは小倉百人一首や家庭用ゲーム機など、任天堂が生み出してきた娯楽の数々が現在の技術で生まれ変わり、その楽しさを再確認できる。

展示や体験を通して、任天堂の歴史と魅力に触れられるミュージアム
展示や体験を通して、任天堂の歴史と魅力に触れられるミュージアム

4. 八坂庚申堂

清水寺や八坂神社がある京都随一の観光スポット・東山に建つ寺院。正式名称は「大黒山 金剛寺 庚申堂」といい、地元では「八坂の庚申さん」の愛称で親しまれている。
境内で一際目を引くのが、近年ではSNSでも話題となっているカラフルな布で作られた“くくり猿”。
手足を縛られて動けなくなった猿の姿のお守りで、猿のように常に動き回る心を落ち着かせて心をコントロールすることを表している。

地元で「八坂の庚申さん」の愛称で親しまれる寺院で、カラフルな布で作られた“くくり猿”が話題
地元で「八坂の庚申さん」の愛称で親しまれる寺院で、カラフルな布で作られた“くくり猿”が話題

5. 京都水族館

2012年3月、京都駅近くの梅小路公園内にオープンした、内陸型大規模水族館。
10エリアで構成される館内では、鴨川に生息する国の特別天然記念物オオサンショウウオをはじめ、ケープペンギンやゴマフアザラシ、魚類やクラゲなど約250種、総数約15,000点のいきものを飼育展示。
現在展示しているペンギンの関係性を表した「京都ペンギン相関図」は、複雑なペンギンたちの関係性が人間のようだと話題だ。

見て、触れて、体験して、遊びながら学べる、内陸型の大規模水族館
見て、触れて、体験して、遊びながら学べる、内陸型の大規模水族館

6. 東映太秦映画村

京都の太秦にある日本を代表する映画のテーマパーク。時代劇の撮影で使われるセットが見られることで有名で、時代劇キャラクターの衣装に着替えてパーク内を散歩すれば昔の日本の雰囲気を一層楽しめる。
楽しみはそれだけではなく、施設内にはからくり忍者屋敷やお化け屋敷、立体迷路など沢山のアトラクションがあり、世界初、エヴァンゲリオン初号機のエントリープラグと手の平に乗れるアトラクションもあるほか、特撮ヒーローや、東映アニメキャラクター展示も人気。

時代劇のセットをはじめ、アトラクションやイベントが満載!日本が誇る映画のテーマパーク
時代劇のセットをはじめ、アトラクションやイベントが満載!日本が誇る映画のテーマパーク

7. 渡月橋

平安時代の9世紀前半に架けられたという橋で、何度も流出しているが、そのたびに架け直されてきた。
鎌倉時代の亀山上皇が橋の上を月が渡るように移動していったことからこの名がつけられたといわれている。
桜の春、緑の夏、紅葉の秋、雪の冬と季節ごとの景色とも見事に調和し、いつ訪れてもカメラを構える観光客が後を絶たない。

葛飾北斎の版画にもなった、嵐山を代表する光景
葛飾北斎の版画にもなった、嵐山を代表する光景

8. 八坂の塔(法観寺)

東大路通から八坂通の坂を東に上ると、正面に現れるのが「八坂の塔」。
東山エリアを象徴するランドマークであり、観光雑誌などでも写真がよく使われている。
八坂の塔は、法観寺にある五重塔の通称であり、最寄り駅の「清水五条駅」からは車で5分ほどの場所にある。
五重塔は仏塔の1種で、約46mの高さと五重の屋根が織りなす荘厳な姿が特徴的だ。
「八坂の塔」は2層目まで見学可能で、初層には大日如来を中心とした「五智如来像」が安置されている。

観光雑誌などでも見かけることが多い京都を象徴する風景
観光雑誌などでも見かけることが多い京都を象徴する風景

9. キモノフォレスト

嵐山駅はんなり・ほっこりスクエア」の一角にある広場。京友禅の図柄を使った色鮮やかなポールが600本立ち並ぶ。
ポールは広場だけでなく駅のホームや線路脇などにも設置されていて、嵐山駅全体がアート作品のよう。
施設内には飲食店や土産物店、足湯(250円)もあり、観光客の憩いの場となっている。
両脇にカラフルなポールが並ぶ「着物の小径」を抜けた先にあるのが、パワースポットとして知られる「龍の愛宕池」。この池に手をひたすと、心に安らぎが訪れ幸せになれると言われている。

京友禅を竹林に見立てた、フォトジェニックなアート空間
京友禅を竹林に見立てた、フォトジェニックなアート空間

10. 天龍寺

臨済宗天龍寺派の大本山。室町時代初期の1339(暦応2)年、足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うため、夢窓国師を開山に創建した。
室町時代には、京都の禅寺のなかでも格式高い「京都五山」の第一位に数えられた由緒をもつ。
後嵯峨天皇の亀山離宮跡地に広がる境内は日本最初の史跡・特別名勝で、1994年には「古都京都の文化財」の一つとして、ユネスコの世界文化遺産に登録された。

かつて「京都五山」の第一位に数えられた由緒をもち、世界遺産にも登録されている禅刹。
かつて「京都五山」の第一位に数えられた由緒をもち、世界遺産にも登録されている禅刹。

11. 貴船神社

京都市左京区、貴船山麓の貴船川沿いに鎮座し、水を司る高龗神(たかおかみのかみ)を御祭神に祀る、全国に約2,000社ある水神の総本宮。
境内は飛び地で本宮、奥宮、結社の3つのお宮があり、本宮社殿前の石垣からは山からの清冽な水がこんこんと湧き出し、御神水として崇められている。
有名な「水占みくじ」は、御神水に浸すと文字が浮かび上がるという水の神ならではのおみくじ。

1,300年以上の歴史をもつ日本屈指の古社で、全国約2,000社の水神の総本宮。
1,300年以上の歴史をもつ日本屈指の古社で、全国約2,000社の水神の総本宮。

12. 錦市場

錦市場は京都のメインストリート、四条通りから北にあたる錦小路通にある。
この場所で魚店が繫盛し、1615年に江戸幕府からのお墨付きを得てさらなる発展を遂げたことがはじまり。
東西約390mの長さに及ぶアーケードの通りには、両サイドに約130の店舗が並ぶ。
なかには京都の食材を味わえる豆乳ドーナツ、生麩の饅頭、蒲鉾の天ぷら、湯葉クリームコロッケなど、選ぶのに迷うほどの京都グルメが販売されている。

京都ならではの食材すべてが揃う! 400年以上、京都グルメを支えてきた市場
京都ならではの食材すべてが揃う! 400年以上、京都グルメを支えてきた市場

13. 正寿院

1200年に飯尾山医王教寺の塔頭寺院として建立されたと伝わる正寿院は、京都の緑茶発祥の地として知られる宇治田原本にある古刹で、本尊は十一面観世音。
50年に1度だけ開扉される秘仏だ。鎌倉時代に快慶によって作られた国指定重要文化財の不動明王坐像や、花と日本の風景をテーマに描かれた客殿の160枚の天井画など、見どころも多い。

約800年前に開山した宇治田原本の古刹。夏には「風鈴まつり」が開かれる。
約800年前に開山した宇治田原本の古刹。夏には「風鈴まつり」が開かれる。

14. 伏水酒蔵小路

鴨川、桂川、宇治川が流れ、伏流水が豊かだったことから伏水と書かれていた伏見。
酒造りに適した米にも恵まれ、昔から日本屈指の銘酒の里として知られている。町には黄桜や月桂冠、宝といった全国的に知られる酒造メーカーから小さな醸造所まで、数多くの酒蔵がひしめく。
伏水酒蔵小路はそんな伏見の銘酒18蔵、120銘柄にもおよぶ日本酒と、それに合わせた料理が心置きなく楽しめる場所だ。

銘酒処18の酒蔵が集結した日本酒ワンダーランド
銘酒処18の酒蔵が集結した日本酒ワンダーランド

15. 下鴨神社 (賀茂御祖神社)

正式名称は「賀茂茂御祖神社」。京都市内を流れる鴨川の下流に位置することから「下鴨さん」「下鴨神社」の名称で親しまれている。
東西2棟からなる本殿は国宝に指定されていて、京都で最も古い神社のひとつだ。1994年にはユネスコの世界遺産にも登録された。
本殿までは入口から約1kmの道のり。その前に広がっているのが緑豊かな「糺の森」だ。
境内には、縁結び、美容、契約成功などの社がある。

紀元前から祀られていた、京都で最も古い神社のひとつ
紀元前から祀られていた、京都で最も古い神社のひとつ

16. 清水寺

778年に開かれ、1994年にはユネスコ世界文化遺産に登録された。
音羽山の中腹に広がる13万㎡の境内には、国宝と重要文化財を含め30以上の伽藍や碑がある。
春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪と季節ごとに違った景色に映える清水寺も見もの。
坂道を登りきると朱色の仁王門がお出迎え。さらに階段を上がると、高さ約31mの「三重塔」が見えてくる。
国内最大級の高さで、京都の街を遠くまで見渡すことができる絶景ポイントだ。

京都に来たなら訪れたい、世界文化遺産に選ばれているお寺
京都に来たなら訪れたい、世界文化遺産に選ばれているお寺

17. 円山公園

かつて寺社などが所有していた地を整備して造られた京都最古の公園。
河原町から四条大橋を渡り、四条通の祇園商店街を真っすぐ進んだところにある。四条大橋から京阪祇園四条駅を過ぎて商店街を進むと、正面に見えてくるのが八坂神社だ。
ここから東側の一帯が円山公園で、回遊式庭園に料亭や茶房が並ぶ。
京都で最も有名な桜といっても過言ではない祇園しだれ桜は、初代のしだれ桜から種を取って育てられ、昭和24年(1949年)からここに立つ2代目。

池のほとりにたたずむ祇園しだれ桜は、京都屈指の撮影スポット
池のほとりにたたずむ祇園しだれ桜は、京都屈指の撮影スポット

18. 嵯峨野トロッコ列車

廃線となった旧山陰本線の一部を復活させて運行する、嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車。ディーゼル機関車に連結されたアールデコ調のクラシカルな客車が、JR嵯峨嵐山駅に隣接するトロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅までの片道7.3kmを約25分かけて運行する。
列車は保津川沿いの渓谷を縫うように走り、車窓からは保津川の雄大な自然と渓谷美を楽しめる。
春の桜に夏の新緑、秋の紅葉、時には冬の雪景色と、四季折々の表情をみせる渓谷のダイナミックな美しさは圧巻。

保津川沿いの雄大な自然の中を走るトロッコ列車
保津川沿いの雄大な自然の中を走るトロッコ列車

19. 鴨川

賀茂川、あるいは加茂川と書かれることもある。鴨川は桟敷ヶ岳付近を源とし、京都市街を縦断するように流れ、鳥羽で桂川に注ぎ込む。
四条付近は東には祇園、西には河原町といった繁華街が控え、京都の商業の中心地でもあり、京都を象徴する風景となっている。
河川敷は人々が憩いの時間を過ごす定番スポット。鴨川の名の通り、マガモやカルガモ、オナガガモなどカモはもちろん、サギ類やカワウなどの野鳥が見られる。

川の両側に広がる町並みは、京都を象徴する風景
川の両側に広がる町並みは、京都を象徴する風景

歴史ある街ならではの景観が魅力!京都の夜景スポット5選

京都でロマンチックなデートを楽しみたいなら、夜景スポットは外せない。
京都駅周辺の都会的な夜景はもちろん、歴史ある街並みが柔らかな灯りに照らされる、京都ならではの風情ある夜景も魅力的だ。
数ある夜景スポットの中でも、特に人気が高い場所を厳選して紹介しよう。

1. 空中径路 Skyway

京都駅の7階と駅ビルの10階を繋ぐ「空中径路 Skyway」。
高さ45m、全長185の空中通路からは、京都市街地を一望できる。
日没後には、ライトアップされた「ニデック京都タワー」と市街地の光が織りなす、美しい夜景を楽しめる。
通路自体もイルミネーションで照らされ、近未来的な光のトンネルのような幻想的な雰囲気に包まれるのも魅力のひとつ。
駅ビルには、ショップやレストラン、ホテルが揃っており、ショッピングやディナーの後に立ち寄れるのも嬉しいポイントだ。

「STAR BRIDGE」と題したイルミネーションも見どころのひとつ
「STAR BRIDGE」と題したイルミネーションも見どころのひとつ

2. ニデック京都タワー

京都駅の改札を出てすぐ目の前にそびえ立つ。京都の街を照らす灯台をイメージして建設され、高さは131mと京都市街で1番高い建物だ。
地上100mの展望室からは、京都の街並みをぐるりと見渡せる。さらには、設置されている無料の望遠鏡を通して天候の良い日は大阪まで見られる。
視界を遮るものがないため、奥行きのある広大な夜景を堪能できるのも魅力のひとつ。
また、下だけでなく上空にも目を向けてみてほしい。京都の夜景の上空で輝く月は、地上で見るよりも特別感があり、より美しさを感じられるはずだ。
ライトアップされた「ニデック京都タワー」自体も見逃せない。
季節やイベントに合わせて、赤・青・ピンク・緑など、様々な色に染まる様子も美しい。

ライトアップされた京都タワーも見逃さないように
ライトアップされた京都タワーも見逃さないように

3. 万灯呂山展望台

京都市街地からは少し離れた場所にある、標高300mの「万灯呂山(まんとろやま)」。
その山頂にある「万灯呂山展望台」は、京都盆地を一望できる景観が評価され、「京都府景観資産」に登録された穴場スポットだ。
日没後には、眼下に広がる「井手町」の街並み、遠方には京都タワーが際立つ京都市街地の夜景が広がる。山々に囲まれた盆地だからこそ生まれる、明暗のコントラストが美しい。
市街地で見る夜景とは異なる、風情あふれる夜景が堪能できるスポットとしても知られている。

風情あふれる京都の夜景を楽しめる穴場スポット
風情あふれる京都の夜景を楽しめる穴場スポット

4. 花見小路通

花見小路通は、三条から建仁寺まで、祇園を南北に貫くメインストリート。
「小路」といいながらも広めの道沿いに店舗が並ぶ華やかな町並みで、多くの観光客でにぎわう。
特に茶屋街として昔ながらの風情をよく残しているのは、四条通から南の地区。
もともと四条通やその北側にあった茶屋が、明治から大正期に南側に集められた結果、いまの町並みができあがった。
日が暮れると、茶屋の灯籠の明かりが建物や石畳を柔らかく照らし、通りは幻想的な雰囲気に包まれる。
夜の京都で、ロマンチックな散歩を楽しんでみてはいかがだろうか。

風情たっぷりな夜の花見小路通
風情たっぷりな夜の花見小路通

5. 二年坂(二寧坂)

「清水寺」へ北方面から向かう参道として知られる「二年坂(二寧坂)」。
緩やかな石畳の坂道の両脇には、古い町屋を活用したカフェやお土産屋などが立ち並び、風情あふれる景観が広がっている。
多くの店は夕方頃には閉店し、それ以降は通りを行き交う人も少なくなる。
町屋に灯りがともる頃には、通りは静けさと幻想的な光に満たされていく。
見上げれば、ライトアップされた「八坂の塔」が美しく荘厳に聳え立つ。
そんな二年坂を着物で歩けば、風情ある夜の景観の中で、まるでタイムスリップしたかのような感覚を楽しめるだろう。

夜の京都を象徴するような光景が広がる二年坂
夜の京都を象徴するような光景が広がる二年坂

特別なディナーを楽しみたいカップルにお勧めの京都の飲食店5選

京都に数ある飲食店の中から、特別な日のディナーにふさわしいお店を紹介する。
和食・中国料理・フレンチなど、料理のジャンルは様々だが、いずれも京都らしい歴史や伝統を感じられる名店ばかりだ。
料理の味はもちろん、お店が演出する特別な雰囲気も合わせて楽しんでほしい。

1. FORTUNE GARDEN KYOTO

1927年に建築家・武田五一が設計した島津製作所旧本社ビルをリノベーションしたレストラン。京都市内の中心地からも徒歩圏内の立地ながら、都心とは思えない緑あふれる空間で食事やカフェを楽しめる。
料理はこだわりの食材をカジュアルに楽しめるフレンチ・ビストロスタイル。ランチはメインの料理が選べるチョイススタイルのコース、ディナーは旬の食材を使用したアラカルトと、特別な日にふさわしいコース料理を用意。

名建築で味わう、季節の食材が織り成すモダンビストロ
名建築で味わう、季節の食材が織り成すモダンビストロ

2. 天ぷら圓堂岡ざき邸

平安神宮からもほど近く、京都らしさを存分に感じさせる岡崎の疎水沿いにある天ぷらの店。八坂に本店を構える人気店で、こちらの「岡ざき邸」は2016年にオープン。
京野菜や山菜を筆頭に、瀬戸内海や若狭湾から直送された新鮮な魚介類、清流で育った川魚など、京都ならではの四季折々の食材を贅沢に使用。
上質な綿の実を絞った最高級の綿実油でカラリと揚げた天ぷらは、衣も薄く実に軽やかな仕上がり。

琵琶湖疎水のほとりにたたずむ名店で、旬素材の天ぷらを楽しむ
琵琶湖疎水のほとりにたたずむ名店で、旬素材の天ぷらを楽しむ

3. 膳處漢ぽっちり 京都

古くから呉服の問屋街として栄えた京都・室町にある中国北京料理の名店。昭和初期に建てられた元呉服商の町家をリノベーションした建物は、洋館造りのエントランスを一歩入ると中は京町家という特別な空間だ。
ディナーはふかひれの姿煮や窯焼き北京ダック、すっぽん雑炊などを味わえるコースが4種類用意。
席は緑豊かな中庭に面したテーブル席のほか、大広間や大小さまざまな個室が用意されており、あらゆるシチュエーションに対応している。

元呉服商の豪奢な京町家で伝統の中国北京料理を味わる
元呉服商の豪奢な京町家で伝統の中国北京料理を味わる

4. 嵐山MITATE

観光客で賑わう嵐電の嵐山駅前。通りを入った路地にある閑静な住宅街にひっそりと佇む「嵐山MITATE」。京料理とフレンチを学んだ見舘氏の手掛ける独創的な料理を味わえる。
京料理とフレンチを融合させた料理はランチ、ディナーともにコースで提供。
厳選された季節の素材を使い、月替わりのストーリー仕立てで構成される料理の数々は「五感で味わう」という表現がピッタリ。

京料理とフレンチを融合させた独創的な一皿を嵐山で
京料理とフレンチを融合させた独創的な一皿を嵐山で

5. 大力邸

京都の観光名所・南禅寺の境内にあり、十一代目小川治兵衛が作庭した「双龍庭園」を有する邸館。
邸館内にある、「東山」、「南禅」、「大広間」と「はなれ」の4つの空間で、庭を眺めながら食事が楽しめる。
メニューは、A5ランクの黒毛和牛を使ったコース料理や一品、自家製ブレンドの国産小麦粉で作るうどんなどが揃う。

伝統的な日本庭園を眺めながら、黒毛和牛やうどん料理に舌鼓
伝統的な日本庭園を眺めながら、黒毛和牛やうどん料理に舌鼓

充実したホテルステイをカップル楽しめる!京都のお勧め宿泊施設5選

京都ならではの体験ができる宿泊施設を厳選してご紹介。
これから紹介する宿に泊まれば、客室に戻ってからも京都の風情や趣、景色をゆっくり楽しめるはずだ。
いずれも設備が整っており、充実したホテルステイが叶うだろう。

1. ホテルオークラ京都 岡崎別邸

2022年1月にオープンした、ホテルオークラ初のスモールラグジュアリーホテル。
「京都岡崎」「東山文化」「継承」をコンセプトに、大人の隠れ家を演出している。
館内のインテリアには、茶筒を模したルームナンバー、金網つじによるオリジナル照明、書アート、西陣織ウォールなどを採用。
京都を拠点に活動するアーティストによる作品を設え、随所に現代的な京の美を感じることができる。

京都の美を感じるアート作品に包まれた癒しの空間
京都の美を感じるアート作品に包まれた癒しの空間

2. 清水小路 坂のホテル京都

京都・東山の清水寺参道に位置する、全38室の和風ホテル。五つの坂に囲まれたロケーションで、東山の情緒を感じながら心休まるひとときを過ごせる。
清水寺までは徒歩5分の立地で、静寂に包まれた早朝の清水寺に拝観できるのもうれしいポイントだ。
客室は、白木の家具をアクセントにした和の温かみあふれる空間。半露天風呂付きや掘り炬燵付き、京都の町並みを望むテラスのある客室など、バラエティ豊かな部屋がそろう。

清水寺の参道に佇む、東山の静寂を味わう和の宿
清水寺の参道に佇む、東山の静寂を味わう和の宿

3. デュシタニ京都

タイの高級ホテルブランド「デュシット・インターナショナル」が日本で初めて手がけるラグジュアリーホテル。
京都駅から徒歩約10分、世界遺産「西本願寺」と「東本願寺」の間に位置し、門前町の趣を感じられる好立地に位置する。
ホテルでは、日本の繊細な伝統文化とタイの優雅なホスピタリティを織り交ぜたサービスを提供。
建築デザインは、京都の伝統的な町家様式とタイのアユタヤ王朝の建築美を融合させ、仏塔チェディや五重塔の曲線をモチーフに、個性あふれる異文化共生空間を演出している。

日本とタイの伝統文化を融合させたラグジュアリーホテル
日本とタイの伝統文化を融合させたラグジュアリーホテル

4. 京都グランベルホテル

京阪「祇園四条」駅から徒歩2分の場所にあるデザイナーズホテル。
京文化の風情漂うエリア・祇園のど真ん中に位置し、京都らしい雰囲気を感じながら滞在できる。
京都の中心地にあるホテルではめずらしく、大浴場があるのも人気の理由だ。
客室は伝統工芸のトップクリエイターとのコラボで作り上げられた空間で、洋室から和室まで全6タイプから選択可能。

祇園のど真ん中で滞在できる、アクセス至便の快適ホテル
祇園のど真ん中で滞在できる、アクセス至便の快適ホテル

5. ウェスティン都ホテル京都

京都・東山の高台に佇む高級老舗ホテル。明治23年(1890)の創業以来、アインシュタインやヘレン・ケラーなど各国の要人を迎え入れて来た格式と伝統あるホテルだ。
客室のデザインは東山の自然をイメージしており、窓の外には四季折々の風景が広がる。
日本を代表する建築家・村野藤吾氏が手掛けた数寄屋風別館「佳水園」では当時の趣はそのままに新たな空間に生まれかわり、客室で天然温泉が楽しめるのがポイント。

創業135年を超える京都屈指のラグジュアリーホテル
創業135年を超える京都屈指のラグジュアリーホテル

京都のデートスポットに関するよくある質問

Q

京都ではどんなデートができる?

A

神社仏閣を巡りながら、着物で散策したり人力車に乗ったりと、京都の歴史や伝統文化を2人楽しめるデートができます。

Q

京都でデートするならどの時期がお勧め?

A

比較的過ごしやすい気候であり、桜や紅葉で彩られた美し景色も見られる、春と秋がお勧めです。

まとめ

京都でデートを計画しているカップルに向けて、人気のデートスポットから夜景スポット、飲食店や宿泊施設を紹介してきた。
美しい景色の広がる神社仏閣や風情あふれる街並みなど、多彩な魅力を持つ京都を、2人で心ゆくまで楽しんでほしい。
京都の魅力をもっと知りたい方は、定番の観光スポットやお土産、伝統行事を紹介している、こちらの記事もチェックしてほしい。