武家屋敷跡 野村家

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武家屋敷跡 野村家

長町界隈で唯一公開している資料館も併設された武家屋敷跡。

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更新 :

天正11年(1853)、武将・前田利家が金沢城に入城する際に家臣として従い、11代にわたって加賀藩の重職を歴任した野村家の屋敷跡。加賀藩に属していた中・上級武士の屋敷跡が数多くある長町界隈で唯一、一般公開されている。

現在の建物は当時から残っている土塀や曲水などの一部と、加賀藩の豪商が藩主を招いた上段の間と謁見の間を移築したもの。総桧づくりの上段の間では、加賀藩のお抱え絵師によって書き上げられた襖絵や、庭園を見渡せるようにガラスを組み込んだギヤマン入りの障子戸などを見ることができる。また、2階には茶室「不莫庵(ふばくあん)」もあり、真下に広がる美しい日本庭園を眺めながら、お抹茶とお干菓子をいただける(抹茶料300円)。

また、敷地内には土蔵を改装した資料館「鬼川文庫」も併設しており、野村家伝来の刀剣やさまざまな有名武将から届いた書状なども展示している。

ポイント

  • 加賀藩所属の中・上級武士の屋敷跡がある長町界隈で唯一公開。
  • 上段の間では襖絵や庭園などを見ることができる。
  • 日本庭園を眺めながらお抹茶とお干菓子をいただける。
  • 刀剣や有名武将から届いた書状を展示している「鬼川文庫」。

写真

  • 入り口には1584年に起きた戦いで実際に使用した甲冑が展示されている

    入り口には1584年に起きた戦いで実際に使用した甲冑が展示されている

  • 紫檀や黒檀を使った上段の間はいたるところまで細やかな作り

    紫檀や黒檀を使った上段の間はいたるところまで細やかな作り

  • お抹茶とお干菓子をいただきながらゆったりとひと休み

    お抹茶とお干菓子をいただきながらゆったりとひと休み

  • 濡れ縁に座って豪華な日本庭園を眺めてみて

    濡れ縁に座って豪華な日本庭園を眺めてみて

  • 刀剣だけでなく、陶芸品や九谷焼などの工芸品も展示

    刀剣だけでなく、陶芸品や九谷焼などの工芸品も展示

口コミ

1
  • 張立溪

    中上級武士的宅邸通常越靠近大名所住的城堡,還能眺望城下町,庭園管理的很棒。

基本情報

日本語名称
武家屋敷跡 野村家
郵便番号
920-0865
住所
石川県金沢市長町1-3-32
電話
076-221-3553
定休日
12月26・27日、1月1・2日
時間
8:30~17:30(10~3月は~16:30)※最終入館は閉館30分前
料金
大人550円、高校生400円、小中学生250円
アクセス
JR 西日本・IR いしかわ鉄道「金沢」駅から城下まち金沢周遊バス・北陸鉄道路線バス・西日本JRバスで「香林坊」下車、徒歩約6分
クレジットカード
不可
公式サイト
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