珠姫の寺 天徳院

公式情報 掲載施設による公式確認を経た情報です。

珠姫の寺 天徳院

珠姫ゆかりの祈りと歴史が息づく、良縁祈願で有名な金沢の格式ある寺院。

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加賀藩の城下町・金沢の小立野にある天徳院は、江戸幕府2代将軍徳川秀忠の次女で前田利常の正室・珠姫の菩提を弔うために元和9年(1623)に建立された曹洞宗の寺院。珠姫は3歳で加賀へ輿入れし、24歳で生涯を閉じるまでに3男5女を育て、前田家と徳川家の結びつきに大きな役割を果たした人物として知られる。寺名は珠姫の戒名に由来し、加賀百万石の発展を語るうえで欠かせない存在の面影を今に伝えている。

創建後は前田家の庇護のもと伽藍が整えられ、江戸初期には明僧・高泉和尚の手で明朝式建築が取り入れられた。現在も元禄6年(1693)建立の山門が残り、石川県指定有形文化財として当時の様式を伝えている。

境内には珠姫の遺品や古文書などの寺宝が残され、珠姫の人生を紹介する展示も見どころのひとつ。からくり人形劇「珠姫・天徳院物語」や「珠姫デジタルスライド」では、珠姫の生涯や功績が演目として上演され、歴史を視覚的に学ぶことができる。良縁祈願で有名な「おとり石」や金沢を始め全国でも希少な「金箔御朱印」など良縁や家庭円満にちなむ授与品も多く、珠姫ゆかりの祈りの場として親しまれている。

庭園を臨む抹茶席では、静かな枯山水を眺めながら抹茶と菓子を味わえる。境内に「ごりんのりんご飴のカフェもオープンし」、歴史をひもとく鑑賞要素と、穏やかに過ごせる時間が同居する空間で、金沢の文化に触れるひとときを楽しめる。

ポイント

  • 徳川家と前田家の融和と発展に尽くした珠姫ゆかりの寺院。
  • 元禄6年建立の明朝式山門が石川県指定有形文化財。
  • 良縁祈願や婚前写真の撮影など良縁や家庭円満の御祈願で有名
  • からくり人形劇や当時を偲ぶ手紙や逸品を含め学びと体験も充実。
  • 庭を望む抹茶席や院内にあるカフェなどで静かな時間を過ごせる。紅葉など四季の味わいも見どころ。

写真

  • 黄檗式建築で建てたれた県指定有形文化財の山門

    黄檗式建築で建てたれた県指定有形文化財の山門

  • 「珠姫デジタルスライド」などで、珠姫の生涯や功績が演目として上演

    「珠姫デジタルスライド」などで、珠姫の生涯や功績が演目として上演

  • 「金箔御朱印」は全国でも希少なもの

    「金箔御朱印」は全国でも希少なもの

  • 良縁祈願で有名な「おとり石」

    良縁祈願で有名な「おとり石」

  • 抹茶席では枯山水を眺めながら抹茶と菓子を味わえる

    抹茶席では枯山水を眺めながら抹茶と菓子を味わえる

  • 紅葉など四季折々の景観も見どころ

    紅葉など四季折々の景観も見どころ

公式FAQ

よくある質問に対する掲載施設の回答です。

Q

御朱印はありますか。

A

通常のものと金箔のものがあります。

Q

駐車場はありますか?

A

あります。

Q

コインロッカーはありますか?

A

ありません。

Q

周辺に観光スポットはありますか?

A

県立図書館や兼六園など。

Q

参拝のほかに楽しみはありますか?

A

紅葉やなんじゃもんじゃの木など四季おりおりの表情を見に来られるかた、良縁や家庭円満のご利益をいただきに、おとり石をとりに来るかた、珠姫さんをはじめ、当時の歴史ロマンに想いを寄せる方などなど女子旅のちょうどいい空き時間に皆さんお越しいただきます。
そんな距離感と空き時間を知る人ぞ知る有効活用できる観光スポットとして女子旅やカップル旅の人気が増えてきている、そんなお寺です。最近はcaféも人気で、皆さん参拝と両方を楽しみに来られています。

口コミ

基本情報

日本語名称
珠姫の寺 天徳院
郵便番号
920-0942
住所
石川県金沢市小立野4-4-4
電話
076-231-4484
定休日
12〜2月の水曜日・12月29日〜1月3日
時間
3〜11月9:30〜16:30、12〜2月9:30〜16:00
料金
拝観料大人500円、中学生300円、小学生200円
アクセス
JR「金沢」駅からバスで約20分、「天徳院前」バス停下車、徒歩約3分
クレジットカード
不可
公式サイト
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