
出汁とタネが織りなす、おでんのディープな世界。偏愛ガイドが全国各地から10店を厳選。
日本の冬の風物詩として、国民食として、多くの人から愛されるおでん。一見すると、出汁でタネ(具材)を煮込んだシンプルな料理だが、地域やお店ごとに違ったディープな世界が広がっている。今回の偏愛ガイドは、全国のおでん屋、取り寄せ、コンビニなどで数百種以上を食べてきた、名物おでん探究家の柳生九兵衛さん。

青森県八戸市の八戸屋台村みろく横丁に店を構える、立ち飲みスタイルのおでん居酒屋。看板メニューのおでんは、南部鉄器を使って丁寧に煮込まれ、素材の旨みを引き出した優しい味わいが特徴。初めて訪れる人には、人気の具材を楽しめる盛り合わせの「おまかせ5品」がイチオシ。
また、6種類の具材をたっぷり包み込んだ手作りの「ちょっとジャンボな焼売」は食べ応えがあり、ビールやハイボールとの相性も抜群。締めには、自家製のニボ鶏油とだし醤油、魚粉を絡めた「にぼし油そば」が用意され、最後まで満足感のある食事が楽しめる。
ほかにも、八戸名産の鯖と青森県産りんごを組み合わせた「ガリサバ」や、元パティシエが手掛ける季節替わりのデザートなど、一品料理も充実。価格もリーズナブルでバラエティ豊かな料理とみろく横丁ならではの活気ある雰囲気の中で、地元客から観光客まで気軽に立ち寄れる一軒だ。

ちくわ、大根、こんにゃく、巾着、昆布が入った「おまかせ5品」

南部鉄器で煮込んだ自慢のおでん

炎がまとわりつく「骨酒」

締めは「にぼし油そば」で
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