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    姫路城とほかの日本の城との違いは、主に真っ白で美しい外観だけだと思っていましたが、実際に入ってみると、その規模、保存状態、建築の細部すべてが想像をはるかに超えていました。桜門橋から入って、三の丸広場を抜けてチケット売り場まで行くだけでもかなり距離があり、正式に城内へ入ってからは、大天守・小天守、渡櫓、幾重にも重なる門や櫓の景色に引き込まれ、歩いては立ち止まり、写真を撮って観察しているうちに、当初予定していた2時間で回るのは到底無理だと感じました。
    最も注目される天守閣に比べて、私は西の丸の百間廊下と化粧櫓がとても気に入りました。ここには日本の城郭では珍しい女性たちの生活空間が残されており、木造の長い廊下を進みながら、侍女が使っていた小部屋や生活用品、千姫に関する展示を見ていると、城の中にあったのは城主や武士、戦だけではなく、女性たちの日常も確かに存在していたのだと気づかされます。千姫は姫路城でめったにないほど穏やかな歳月を過ごしたものの、最後には子どもや夫を相次いで失うことになり、この一見華やかな暮らしにも宿命のような哀しさが漂っていました。
    天守エリアは、またまったく別の雰囲気です。低い城門、急な石段、曲がりくねった通路、突然現れる角など、普通の観光客が歩くだけでもかなり体力を使うのに、甲冑を着た敵兵がどうやって進んだのか想像もつきません。天守に入ると、多くの武器掛け、狭間、石落とし、隠し部屋が目に入り、姫路城の優雅で白い外観の下には、実は非常に冷徹な戦の本質が隠されているのだと実感しました。そして今、平和な時代にいることをありがたく思います。防御のために生まれたこの城が、ようやく最も美しい一面だけを残せるようになったのです。

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