Hollyさんのレビュー 1/9 ページ

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  • 北野天満宮

    平安時代中頃の947(天暦元)年に創建されて以来1,000年以上の歴史をもつ古社で、菅原道真公を御祭神とする全国12,000社の天満宮、天神社の総本社。

    • 京都駅・四条河原町・京都御所
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    北野天満宮へ来るときの主な目的は、毎月25日に開かれる「天神市」。着物や古着、和装小物が好きなら、本当におすすめしたい市。京都には骨董市がいくつもあるけれど、実際に何度か回った感覚では、ここは着物関係の露店が特に多い。着物、羽織、帯から帯締め、さまざまな和装小物までかなり充実していて、選択肢も多い。肌に直接触れる品や消耗品には新品が売られていることもあり、店頭よりかなり安い。実際に着物に親しんでいる人にとっては、掘り出し物がとても見つかりやすい場所だと思う。

    天神市自体がとても大規模で、着物のほかにも骨董品、古道具、器、雑貨、植物、さまざまな食べ物がある。食べ物は主に正門付近に集まっていて、露店はそれほど多くない。とはいえ、お腹を満たしてちょっと味見する程度なので、そこまで重要ではなく、食べ物は体力補給のためといった感じ。ここでは見て回っているうちに時間を忘れやすいので、特に着物を買うのが主な目的なら、早めに来ることをおすすめする。良いものは本当にすぐ先に選ばれてしまう。

    市では現金での取引が中心だけれど、後のほうに何度か訪れたときには、カード払いに対応し始めた露店もあった。ただ、カード払いができるところは基本的に先に飛ばしている。その数軒は主に骨董品などを扱っていて、おそらく取引額が大きいからカードを使うのだと思う。それでも、本当に気に入ったものがあればカード払いはかなり便利。そうでなければ、それほど多額の現金を持ち歩くのは難しい。

    そして、北野天満宮自体も参拝する価値がある。ここには何度も来ているけれど、訪れるたびに感じ方が少しずつ違う。特に2月なら、天神市を見て回るほかに梅も楽しめる。ちょうど25日に来れば「梅花祭」にも出会える。祭典だけでなく梅花祭野点大茶湯もあり、京都・上七軒の芸妓や舞妓が奉仕し、梅が咲き誇る中で野点の茶会が開かれる。2月初めの節分祭では、神楽殿で上七軒歌舞会の芸妓や舞妓による日本舞踊の奉納もある。京都の伝統芸能を感じたいなら、どの行事も特色がある。

    4月に来たことも一度ある。そのときは桜がもう終わりに近く、もともとあまり期待していなかったけれど、運よくちょうど桜吹雪に出会えた。たまらなくロマンチックで、かえって北野天満宮でのとても印象深い思い出になった。北野天満宮からさらに先へ進めば、続けて平野神社を予定に入れることもできる。そこも京都でかなり有名な桜の名所なので、2か所を一緒に回るとスムーズ。

  • 築地場外市場

    400を超える食料品店や飲食店が集まる専門店街。2018年10月に中央卸売市場が築地から豊洲に移されたあとも活気にあふれ、仕入れを行う業者や日々の買い物に利用する一般客、名物グルメを楽しむ観光客などでいつも賑わっている。

    • 築地・お台場・豊洲
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    築地場外市場は、築地本願寺と一緒に回るのがおすすめ。2か所はとても近いので、先に本願寺を見学してから、そのまま場外市場まで歩いて行ける。築地本願寺自体も特徴があり、まず建築を見て、そのあと市場で食べ歩くという流れにすると、実際かなりスムーズ。

    築地に行くなら、あまり遅い時間にならないほうがいいと思う。私は9時過ぎに到着したが、その時点ですでに観光客がどんどん増えているのをはっきり感じ、市場内はかなりにぎわっていた。特にスーツケースを引いたまま見て回る人が少なくないけれど、個人的にはあまりおすすめしない。市場の通路はもともとそれほど広くなく、人が増えると大きな荷物は本当に場所を取るから。

    今回は滞在時間が短く、市場全体をじっくり食べ尽くすことはできなかったので、玉子焼きを数店で簡単に食べ比べただけ。それでも、やはり自分の舌には関東風の玉子焼きのほうが合うと再確認でき、ずっと楽しく食べられた。

    築地と聞いて真っ先に海鮮を思い浮かべる人は多いが、実際に場外市場へ入ってみると、目移りするほど選択肢が多いことに気づく。鮮魚、寿司、海鮮丼だけでなく、玉子焼き、乾物、青果、肉類などもある。中心はすでに豊洲へ移ったとはいえ、腐っても鯛といううえに立地も便利なので、今も営業している店はかなり多い。初めて行くなら、むしろ本当に食べたい店を何軒か事前に調べておくのがおすすめ。選択肢が多すぎるうえに人も多く、こちらの店も食べたい、次の店も食べたいと見ているうちに、結局何を食べればいいのか分からなくなりやすいから。

    また、築地は単なる観光向けのグルメ街ではなく、市場から発展してきた専門店街なので、食べ物は歩きながら食べないほうがいい。

  • 旧岩崎邸庭園

    三菱を創設した岩崎家の第三代当主・久彌の本邸として明治29年(1896)に建てられた建物と庭園を都立庭園として整備。往時は約1万5,000坪の敷地に20棟もの建物が並んでいたが、現在は洋館、和館、撞球室(ビリヤード場)の3棟と庭園が保存されている。

    • 上野・日暮里
    • 美術館&博物館&文化施設
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    旧岩崎邸庭園は、時間をかけてゆっくり見る価値がある場所だと思う。ここはもともと三菱の3代目社長、岩崎久彌の本邸で、1896年(明治29年)に完成した。この邸宅で最も興味深いのは、同じ空間で非常に華麗な西洋建築と伝統的な和風住宅を同時に見られること。このような「和洋併置」も、明治時代の上流階級の住宅を代表する特徴だ。

    洋館自体は17世紀イギリスのジェームズ1世時代のジャコビアン様式を基礎に、ルネサンスやイスラム様式などの要素も取り入れており、外観から室内の細部まで見応えがある。特に印象深かったのは、館内の「金唐革紙」。和紙や金属箔、型押しの技法を使って革のような壁紙に仕上げたもので、当時は非常に貴重な室内装飾だった。2階では今も異なる模様の金唐革紙を見ることができる。ただ、館内は撮影禁止なので、私にとっては本当に少し残念だった。

    洋館は主に来客のもてなしや社交の場として使われ、隣の和館は岩崎家がより日常的に暮らす空間だった。まったく異なる2つの建築様式が並ぶことで、明治時代の日本が西洋文化を大量に取り入れ始めた後、住宅の形式がどのように変化したのかをよく感じられる。現存する建物には洋館と和館の大広間のほか、スイスの山小屋風に造られた、とても珍しい木造の撞球室(ビリヤード場)もあり、地下通路で洋館とつながっている。

    また、ここで特に気に入ったのは、金唐革紙に関連した記念品が本当に特徴的なこと。現地で販売されているしおりやカードケースなどは安いとは言えないが、建築や紙製品、こうした歴史的背景を持つ工芸品が好きなら魅力的だと思う。また、お菓子も提供されているので、ついでに休憩もできる。

    ただ、ここの庭園の広さは本当に侮らないほうがいい。チケット売り場から邸宅の入口まで歩くだけでも、私の感覚では5、6分ほどかかり、途中には上り坂もある。園内全体も、建物だけを見て想像するよりずっと広い。現在は当時の約3分の1の敷地しか残っていないものの、大名庭園の形式の一部と広い芝庭が今も残されている。

    そのため、洋館、和館、庭園をすべてじっくり見たいなら、少なくとも2~3時間は確保することをおすすめする。私も見終わった後は本当に少し疲れたが、幸い出口付近に休憩スペースがあり、一通り歩き回った人には本当にありがたい配慮だと思った。

  • かっぱ橋道具街®

    「かっぱ橋道具街」は東京の浅草と上野の中間にある南北約800mの商店街。“食”に関連のあるお店が約160店舗集まった珍しい商店街で、調理道具や食器はもちろん、飲食店の看板なども販売されている。

    • 上野・日暮里
    • 商店街&市場
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    かっぱ橋道具街にぜひ来たい一番の理由は、安さというより、商品の充実ぶりと幅広さだと思う。包丁、鍋、食器、製菓器具から、食品サンプル、包装資材、制服、店舗用品、さらには大型の厨房設備まで見つかる。簡単に言えば、飲食業に関係するものなら、ホールから厨房まで、必要なものはほとんどここで見つけられる。単なる観光客でも、普段は特に気に留めないような食器やキッチン用品を見つけやすく、実際なかなか面白い。

    免税を利用したい場合は、道具街にある「Smart Refund かっぱ橋一括免税カウンター」もチェックするといい。すべての店で直接免税手続きができるわけではないので、ここで関連資料をもらっておけば、買い物の際に予算を配分しやすい。また、手荷物や商品の一時預かり、配送、外貨両替などのサービスもあり、外国人にとってとても便利。

    それから、見落としやすいちょっとした注意点がトイレ。かっぱ橋は百貨店型のショッピングモールではなく、トイレを貸してくれる店は少ないので、歩き始める前に近くの公衆トイレの場所を確認しておいたほうがいい。途中で探し始めることにならないように。

    屋上に巨大なコック像がある「ニイミ洋食器店」から見て回る場合、個人的には前半のほうが一般の観光客でもゆっくり見やすく、先に進むほど業務用やプロ向けの調理器具が増えていくように感じた。食器、包丁、製菓用品、食品サンプルだけが目当てなら、無理に通り全体を歩き切る必要はない。

    もう一つ注意したいのは、日曜日は本当にあまりおすすめできないこと。定休日は店ごとに異なるものの、日曜日に来ると、個人的には半分以上の店が休みだと感じた。どうしてもほかの日に予定を組めない場合を除き、日曜日と祝日は避けたほうがいい。せっかく足を運んでも、多くの店が休みだったら残念なので。

  • 東京駅丸の内駅舎

    明治41(1908)年3月に着工し、大正3(1914)年12月に開業した日本の玄関口・東京駅。日本近代建築のパイオニア、辰野金吾が設計を担当した。

    • 東京駅・日本橋・丸の内
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    東京駅自体が、時間をかけて眺める価値のある場所です。丸の内側の駅舎は、誰もがよく知る赤レンガの古典建築で、1914年に開業し、辰野金吾が設計した「辰野式」の様式が採用されています。現在の丸の内駅舎も、復原を経て保存されている重要な歴史的建築物です。古典建築が好きなら、駅を通る際に外観の細部をじっくり見てみると、見どころがたくさん見つかります。

    新宿駅に比べると東京駅の動線は比較的単純ですが、それでも駅全体は非常に広く、特に各出口や地下通路、乗り換えエリアの間はかなり距離があります。八重洲側から別の乗り換え場所まで歩くだけでも、5、6分以上かかりました。東京駅で乗り換える予定があり、初めて訪れる場合は、駅構内の移動や道を探す時間をしっかり確保したほうがいいです。

    八重洲南口周辺は高速バスの主要な乗り場でもあり、成田空港行きのAIRPORT BUS TYO-NRTもこの辺りから利用できます。周辺にはほかにも市内バスや長距離バスの乗り場があります。初めて東京を訪れる人にとって、東京駅は新幹線やJRの主要な乗り換え駅であるだけでなく、空港やほかの都市へ向かうための重要な交通拠点でもあります。

  • 平等院

    平安時代の権力者・藤原道長が別荘として使用していたものを、息子・頼通が受け継ぎ、1052年に寺に改め開かれた。1994年に世界遺産に登録。2014年の改修を経て、創建時の姿に近づいたとされている。 本尊の阿弥陀如来像が安置されている阿弥陀堂は必見。シンメトリーな壮麗さに、きっと見惚れてしまうはず。

    • 宇治・城陽・八幡
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    今回平等院を訪れた日はちょうど雨だった。雨のため観光客が比較的少なかったのか、人気の観光スポットでありながら人出はそれほど多くなかった。また、園内は砂利道なので、雨の日でもわりと歩きやすかった。訪れた時期はちょうど桜の季節で、雨によって一部の桜はすでに散り始めていたが、そのおかげで桜の時期によくある混雑も少なかった。雨に煙る桜や池、平安時代風の建築が、かえって落ち着いた美しさを見せていて、思いがけず心地よく見学できた。

    京都に着いてから雨が降り始めたため、急きょコンビニで透明な傘を買った。予算を考えてコンビニで一番安い傘を選んだら、たまたま透明傘だった。実際に使ってみると、とても便利だと気づいた。特に桜の木の下や平等院の前で写真を撮るとき、透明傘なら目の前の景色を遮らない。今回初めて、日本の街中で透明傘をよく見かける理由が本当に分かった。

    平等院の境内は、もともと想像していたよりも広かった。実際に中へ入ってみると、鳳凰堂そのものだけでなく、周囲の庭園や池、角度によって異なる景色もそれぞれ見応えがあることに気づく。建物には平安時代の様式がはっきりと表れており、特に鳳凰堂が池の前に建つ光景は、当時の貴族が追い求めた理想の住まいを思い起こさせる。平等院はもともと、藤原頼通が宇治の別荘を寺院に改めたもの。この背景を知ると、境内全体にこれほど強く平安貴族の雰囲気が漂っている理由も理解できる。

    時間があれば、「平等院ミュージアム鳳翔館」への入館もとてもおすすめ。館内には平等院の重要な文化財や貴重な品々が数多く収蔵されており、鳳凰堂の外から見るだけでは分からない歴史の細部を知ることができる。ただ、この部分は歴史的な文化財に対する興味次第だと思う。入館にはお金もかかるが、私はとても価値があると感じた。

    私にとって、平等院にはもう一つ特別な意味がある。初めて御朱印をいただいたのがここで、そのときから御朱印を集める習慣が始まったともいえる。

    全体として、今回の平等院訪問は雨に見舞われ、桜もすでに一部散っていたが、むしろ私はこうした完璧すぎない春の景色がとても気に入った。晴れの日とはまったく異なる印象が残り、さらに透明傘が思いがけず写真撮影に便利な小道具となって、この雨の日の旅に面白い思い出が一つ増えた。

  • 伊藤久右衛門 宇治本店 茶房

    日本有数の良質な茶葉の生産地、宇治に本店を構える天保3年(1832)創業の老舗茶舗。創業当時から受け継ぐ伝統を大切にしながら、次々と新しい抹茶スイーツを開発しお茶の新たな価値を発信している。本店茶房では、上質な茶葉を使った抹茶づくしのメニューが楽しめる。名物は、お濃茶用の抹茶を使用したアイスや手作りの抹茶ゼリーがたっぷりつまった抹茶パフェ。

    • 宇治・城陽・八幡
    • カフェ&喫茶
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    今回、伊藤久右衛門宇治本店を訪れたときはちょうど雨で、天気のせいか店内は想像していたほど混んでいませんでした。抹茶団子パフェを食べるのも今回が初めてでした。抹茶の味がかなり濃厚で、トッピングも豊富。いろいろな食感を楽しめて、全体的に期待以上でした。

    総合的に見て、伊藤久右衛門の抹茶スイーツは試す価値があると思います。特に濃厚な抹茶の味が好きな人なら気に入るはずです。ただ、宇治本店は宇治市内の主な観光スポットから少し離れています。宇治川や平等院周辺が中心の旅程なら、わざわざ訪れるには少し多めに時間を取る必要があります。

  • 築地本願寺

    東京・築地市場のほど近くにある「築地本願寺」は、京都・西本願寺を本山とする浄土真宗本願寺派の寺院。1617年、浅草近くに創建されたが1657年の火災で焼失。そこで幕府から与えられた再建の土地が海中であったため、海を埋め立て土地を築き本堂を建立したことが「築地」という名称の由来となっている。

    • 築地・お台場・豊洲
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    築地本願寺はもともと、築地市場へ行くついでに立ち寄る予定だった場所にすぎなかったが、実際に見てみると、むしろその建築が強く印象に残った。現在の本堂は建築史家の伊東忠太が設計したもので、外観にはインドや南アジアの仏教建築の趣が非常に色濃く表れている。ドームや石材、全体のシルエットも、一般的にイメージする日本の寺院とはまったく異なる。

    だが本当に面白いのは、近づいて見ると、内部には日本建築ならではの繊細さが数多く残されていることだ。動物の彫刻や装飾の細部、ステンドグラス、室内のしつらえなど、単にインド風の様式をそのまま持ち込んだわけではなく、日本的な美意識や細工がふんだんに取り入れられている。そのため、全体的には異国情緒がありながら、細かく見るととても日本的だ。こうした混ざり合った雰囲気は、日本の寺院では本当にあまり見られない。

    本堂内には大きなパイプオルガンもあり、仏教寺院の空間に置かれているのもとても珍しい。残念ながら参拝するこの区域は撮影禁止だった。そうでなければ、外観と内部のギャップがさらに伝わったと思う。本堂の中は多くの本願寺とそれほど変わらないように見えるからだ。

    また、築地本願寺の隣にあるカフェTsumugiも有名で、看板メニューは「18品の朝ごはん」。一度に何種類もの小さな和食を味わえる。今回は朝食の時間を特に確認しておらず、少し残念だった。このあと築地市場でも食べるつもりなら、量は自分で加減したほうがいい。そうしないと、市場を回る前に簡単にお腹いっぱいになってしまう。

  • 大須観音

    真言宗智山派の別格本山の寺院で、正式名称は「北野山真福寺宝生院」。岐阜県羽島市を発祥とし、徳川家康の命により現在の地に移った。東京の浅草観音、三重の津観音とともに「日本三大観音」のひとつにも数えられる。

    • 名古屋
    • 神社仏閣
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    大須観音そのものが、じっくり参拝する価値のある場所だ。朱色の本堂はかなり目を引き、境内の雰囲気も想像していた以上に生活感があり、堅苦しく距離を感じるような場所ではない。ここには観世音菩薩が祀られており、名古屋を代表する観音信仰の寺院でもある。参拝したときに最も印象に残ったのは、むしろ境内にたくさんいる鳩だった。本堂の前でよく餌を奪い合っていて、大群で飛び立つと少し怖い。それほど凶暴ではないが、餌をあげるときはやはり少し注意したほうがいい。

    ここは浅草寺と同じく、凶のおみくじが比較的出やすい寺院だとよくいわれる。幸い、これまで何度か訪れて引いたものはすべて吉だったので、観音様のご加護に感謝している。本堂のほかにも、境内には鐘楼、仁王門、手水舎などがあり、お守りや授与品にも特色がある。

    鐘楼の近くには「宗春爛漫」というからくり人形もあり、毎日11:00、13:00、15:00、17:00、18:30に自動で上演される。尾張藩主の徳川宗春を題材にしているので、興味があれば時間を合わせて見に来るといい。

  • 倉敷デニムストリート

    倉敷デニムストリートは、国産ジーンズ発祥の地として知られる倉敷市児島のデニムを扱う専門スポット。児島産ジーンズをはじめ、バッグや小物、インテリア雑貨まで幅広いデニム製品をそろえ、メンズ・レディース&キッズ・雑貨などエリアごとに選びやすい構成になっている。素材感や風合いの違いを見比べながら、気軽に“倉敷デニム”に触れられるのが魅力だ。

    • 岡山
    • 雑貨&ライフスタイル
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    倉敷デニムストリートは倉敷美観地区の中にあります。以前、日本のテレビ番組で紹介されているのを見たことがあり、特に有名なのが青い「デニムまん」と「デニムソフトクリーム」です。実際にあの色を見たら、急にあまり食欲が湧かなくなり、結局やめました。

    「デニムストリート」という名前ですが、実際には路地の一角にある小さな商業スペースのような雰囲気で、児島のデニムブランドの商品が並んでいます。看板から装飾、商品まで、エリア全体に青色がふんだんに使われていて、白壁と黒瓦が中心の倉敷美観地区では、かえってとても目立ちます。

    ここが面白いのは、単なる「青い写真映えスポット」ではなく、その背景が倉敷の地場産業と実際につながっていることです。特に児島では繊維やジーンズ関連の産業が長く発展し、国産ジーンズの重要な発祥地でもあります。そのため、倉敷にデニムの要素が多いのは、無理やり作られた観光テーマではなく、地場産業の一部なのです。

    私も電車に乗ったとき、ちょうど下校中の高校生に出会ったことがあります。制服を見ると、デニム感のある学生用ジャケットを着ていて、自分が学生だった頃には想像もできなかったことでした。地場産業がごく自然に日常生活へ溶け込んでいて、本当に特別だと感じました。

    旅程の都合で児島まで足を延ばせないなら、倉敷デニムストリートはデニム文化を手軽に体験する代わりの選択肢として、とても向いています。ジーンズや帆布、布製品に興味がある人なら、より楽しめると思います。普通の観光客でも、美観地区の中にある、とても見分けやすい小さなスポットとして立ち寄れます。

    ちなみに、デニムストリートの裏手付近にある公衆トイレもきれいに造られていて、周辺の景観とよく調和しています。こうした小さなところからも、倉敷が観光空間の細部にまで本当に気を配っていると感じました。

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