Hollyさんのレビュー 2/10 ページ

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  • 東京駅丸の内駅舎

    明治41(1908)年3月に着工し、大正3(1914)年12月に開業した日本の玄関口・東京駅。日本近代建築のパイオニア、辰野金吾が設計を担当した。

    • 東京駅・日本橋・丸の内
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    東京駅自体が、時間をかけて眺める価値のある場所です。丸の内側の駅舎は、誰もがよく知る赤レンガの古典建築で、1914年に開業し、辰野金吾が設計した「辰野式」の様式が採用されています。現在の丸の内駅舎も、復原を経て保存されている重要な歴史的建築物です。古典建築が好きなら、駅を通る際に外観の細部をじっくり見てみると、見どころがたくさん見つかります。
    新宿駅に比べると東京駅の動線は比較的単純ですが、それでも駅全体は非常に広く、特に各出口や地下通路、乗り換えエリアの間はかなり距離があります。八重洲側から別の乗り換え場所まで歩くだけでも、5、6分以上かかりました。東京駅で乗り換える予定があり、初めて訪れる場合は、駅構内の移動や道を探す時間をしっかり確保したほうがいいです。
    八重洲南口周辺は高速バスの主要な乗り場でもあり、成田空港行きのAIRPORT BUS TYO-NRTもこの辺りから利用できます。周辺にはほかにも市内バスや長距離バスの乗り場があります。初めて東京を訪れる人にとって、東京駅は新幹線やJRの主要な乗り換え駅であるだけでなく、空港やほかの都市へ向かうための重要な交通拠点でもあります。

  • 平等院

    平安時代の権力者・藤原道長が別荘として使用していたものを、息子・頼通が受け継ぎ、1052年に寺に改め開かれた。1994年に世界遺産に登録。2014年の改修を経て、創建時の姿に近づいたとされている。 本尊の阿弥陀如来像が安置されている阿弥陀堂は必見。シンメトリーな壮麗さに、きっと見惚れてしまうはず。

    • 宇治・城陽・八幡
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    今回平等院を訪れた日はちょうど雨だった。雨のため観光客が比較的少なかったのか、人気の観光スポットでありながら人出はそれほど多くなかった。また、園内は砂利道なので、雨の日でもわりと歩きやすかった。訪れた時期はちょうど桜の季節で、雨によって一部の桜はすでに散り始めていたが、そのおかげで桜の時期によくある混雑も少なかった。雨に煙る桜や池、平安時代風の建築が、かえって落ち着いた美しさを見せていて、思いがけず心地よく見学できた。
    京都に着いてから雨が降り始めたため、急きょコンビニで透明な傘を買った。予算を考えてコンビニで一番安い傘を選んだら、たまたま透明傘だった。実際に使ってみると、とても便利だと気づいた。特に桜の木の下や平等院の前で写真を撮るとき、透明傘なら目の前の景色を遮らない。今回初めて、日本の街中で透明傘をよく見かける理由が本当に分かった。
    平等院の境内は、もともと想像していたよりも広かった。実際に中へ入ってみると、鳳凰堂そのものだけでなく、周囲の庭園や池、角度によって異なる景色もそれぞれ見応えがあることに気づく。建物には平安時代の様式がはっきりと表れており、特に鳳凰堂が池の前に建つ光景は、当時の貴族が追い求めた理想の住まいを思い起こさせる。平等院はもともと、藤原頼通が宇治の別荘を寺院に改めたもの。この背景を知ると、境内全体にこれほど強く平安貴族の雰囲気が漂っている理由も理解できる。
    時間があれば、「平等院ミュージアム鳳翔館」への入館もとてもおすすめ。館内には平等院の重要な文化財や貴重な品々が数多く収蔵されており、鳳凰堂の外から見るだけでは分からない歴史の細部を知ることができる。ただ、この部分は歴史的な文化財に対する興味次第だと思う。入館にはお金もかかるが、私はとても価値があると感じた。
    私にとって、平等院にはもう一つ特別な意味がある。初めて御朱印をいただいたのがここで、そのときから御朱印を集める習慣が始まったともいえる。
    全体として、今回の平等院訪問は雨に見舞われ、桜もすでに一部散っていたが、むしろ私はこうした完璧すぎない春の景色がとても気に入った。晴れの日とはまったく異なる印象が残り、さらに透明傘が思いがけず写真撮影に便利な小道具となって、この雨の日の旅に面白い思い出が一つ増えた。

  • 伊藤久右衛門 宇治本店 茶房

    日本有数の良質な茶葉の生産地、宇治に本店を構える天保3年(1832)創業の老舗茶舗。創業当時から受け継ぐ伝統を大切にしながら、次々と新しい抹茶スイーツを開発しお茶の新たな価値を発信している。本店茶房では、上質な茶葉を使った抹茶づくしのメニューが楽しめる。名物は、お濃茶用の抹茶を使用したアイスや手作りの抹茶ゼリーがたっぷりつまった抹茶パフェ。

    • 宇治・城陽・八幡
    • カフェ&喫茶
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    今回、伊藤久右衛門宇治本店を訪れたときはちょうど雨で、天気のせいか店内は想像していたほど混んでいませんでした。抹茶団子パフェを食べるのも今回が初めてでした。抹茶の味がかなり濃厚で、トッピングも豊富。いろいろな食感を楽しめて、全体的に期待以上でした。
    総合的に見て、伊藤久右衛門の抹茶スイーツは試す価値があると思います。特に濃厚な抹茶の味が好きな人なら気に入るはずです。ただ、宇治本店は宇治市内の主な観光スポットから少し離れています。宇治川や平等院周辺が中心の旅程なら、わざわざ訪れるには少し多めに時間を取る必要があります。

  • 築地本願寺

    東京・築地市場のほど近くにある「築地本願寺」は、京都・西本願寺を本山とする浄土真宗本願寺派の寺院。1617年、浅草近くに創建されたが1657年の火災で焼失。そこで幕府から与えられた再建の土地が海中であったため、海を埋め立て土地を築き本堂を建立したことが「築地」という名称の由来となっている。

    • 築地・お台場・豊洲
    • 神社仏閣
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    築地本願寺はもともと、築地市場へ行くついでに立ち寄る予定だった場所にすぎなかったが、実際に見てみると、むしろその建築が強く印象に残った。現在の本堂は建築史家の伊東忠太が設計したもので、外観にはインドや南アジアの仏教建築の趣が非常に色濃く表れている。ドームや石材、全体のシルエットも、一般的にイメージする日本の寺院とはまったく異なる。
    だが本当に面白いのは、近づいて見ると、内部には日本建築ならではの繊細さが数多く残されていることだ。動物の彫刻や装飾の細部、ステンドグラス、室内のしつらえなど、単にインド風の様式をそのまま持ち込んだわけではなく、日本的な美意識や細工がふんだんに取り入れられている。そのため、全体的には異国情緒がありながら、細かく見るととても日本的だ。こうした混ざり合った雰囲気は、日本の寺院では本当にあまり見られない。
    本堂内には大きなパイプオルガンもあり、仏教寺院の空間に置かれているのもとても珍しい。残念ながら参拝するこの区域は撮影禁止だった。そうでなければ、外観と内部のギャップがさらに伝わったと思う。本堂の中は多くの本願寺とそれほど変わらないように見えるからだ。
    また、築地本願寺の隣にあるカフェTsumugiも有名で、看板メニューは「18品の朝ごはん」。一度に何種類もの小さな和食を味わえる。今回は朝食の時間を特に確認しておらず、少し残念だった。このあと築地市場でも食べるつもりなら、量は自分で加減したほうがいい。そうしないと、市場を回る前に簡単にお腹いっぱいになってしまう。

  • 大須観音

    真言宗智山派の別格本山の寺院で、正式名称は「北野山真福寺宝生院」。岐阜県羽島市を発祥とし、徳川家康の命により現在の地に移った。東京の浅草観音、三重の津観音とともに「日本三大観音」のひとつにも数えられる。

    • 栄・伏見・大須
    • 神社仏閣
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    大須観音そのものが、じっくり参拝する価値のある場所だ。朱色の本堂はかなり目を引き、境内の雰囲気も想像していた以上に生活感があり、堅苦しく距離を感じるような場所ではない。ここには観世音菩薩が祀られており、名古屋を代表する観音信仰の寺院でもある。参拝したときに最も印象に残ったのは、むしろ境内にたくさんいる鳩だった。本堂の前でよく餌を奪い合っていて、大群で飛び立つと少し怖い。それほど凶暴ではないが、餌をあげるときはやはり少し注意したほうがいい。
    ここは浅草寺と同じく、凶のおみくじが比較的出やすい寺院だとよくいわれる。幸い、これまで何度か訪れて引いたものはすべて吉だったので、観音様のご加護に感謝している。本堂のほかにも、境内には鐘楼、仁王門、手水舎などがあり、お守りや授与品にも特色がある。
    鐘楼の近くには「宗春爛漫」というからくり人形もあり、毎日11:00、13:00、15:00、17:00、18:30に自動で上演される。尾張藩主の徳川宗春を題材にしているので、興味があれば時間を合わせて見に来るといい。

  • 倉敷デニムストリート

    倉敷デニムストリートは、国産ジーンズ発祥の地として知られる倉敷市児島のデニムを扱う専門スポット。児島産ジーンズをはじめ、バッグや小物、インテリア雑貨まで幅広いデニム製品をそろえ、メンズ・レディース&キッズ・雑貨などエリアごとに選びやすい構成になっている。素材感や風合いの違いを見比べながら、気軽に“倉敷デニム”に触れられるのが魅力だ。

    • 岡山
    • 雑貨&ライフスタイル
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    倉敷デニムストリートは倉敷美観地区の中にあります。以前、日本のテレビ番組で紹介されているのを見たことがあり、特に有名なのが青い「デニムまん」と「デニムソフトクリーム」です。実際にあの色を見たら、急にあまり食欲が湧かなくなり、結局やめました。
    「デニムストリート」という名前ですが、実際には路地の一角にある小さな商業スペースのような雰囲気で、児島のデニムブランドの商品が並んでいます。看板から装飾、商品まで、エリア全体に青色がふんだんに使われていて、白壁と黒瓦が中心の倉敷美観地区では、かえってとても目立ちます。
    ここが面白いのは、単なる「青い写真映えスポット」ではなく、その背景が倉敷の地場産業と実際につながっていることです。特に児島では繊維やジーンズ関連の産業が長く発展し、国産ジーンズの重要な発祥地でもあります。そのため、倉敷にデニムの要素が多いのは、無理やり作られた観光テーマではなく、地場産業の一部なのです。
    私も電車に乗ったとき、ちょうど下校中の高校生に出会ったことがあります。制服を見ると、デニム感のある学生用ジャケットを着ていて、自分が学生だった頃には想像もできなかったことでした。地場産業がごく自然に日常生活へ溶け込んでいて、本当に特別だと感じました。
    旅程の都合で児島まで足を延ばせないなら、倉敷デニムストリートはデニム文化を手軽に体験する代わりの選択肢として、とても向いています。ジーンズや帆布、布製品に興味がある人なら、より楽しめると思います。普通の観光客でも、美観地区の中にある、とても見分けやすい小さなスポットとして立ち寄れます。
    ちなみに、デニムストリートの裏手付近にある公衆トイレもきれいに造られていて、周辺の景観とよく調和しています。こうした小さなところからも、倉敷が観光空間の細部にまで本当に気を配っていると感じました。

  • 青蓮院門跡

    天台宗の門跡寺院の一つであり、古くから皇室との深い関わりをもつ寺院。「熾盛光如来曼荼羅(しじょうこうにょらいまんだら)」を本尊とし、日本三不動の一つで国宝の「青不動明王」を有する。起源は比叡山延暦寺の僧侶の住まいで、当時は最澄や円仁をはじめとする高僧の住居であった。門跡寺院とは、皇族や公家出身者が住職を務めた寺院のこと。

    • 祇園・東山・山科
    • 神社仏閣
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    青蓮院門跡で御朱印を集めたいなら、個人的にはやはり昼間に訪れるのがおすすめです。夜間特別拝観の際、授与所でいただける御朱印は事前に書かれたものが中心になる可能性が高く、その場で直接書いてもらいたいなら、昼間に訪れたほうが機会は多いと思います。
    夜間のライトアップは確かにきれいで、庭園や建物はほのかな明かりの中で、とても静かで幽玄な雰囲気になります。ただし欠点もはっきりしていて、建物の細部があまりよく見えません。青蓮院そのものの殿舎や障壁画、庭園を鑑賞することが主な目的なら、むしろ昼間のほうがおすすめです。
    青蓮院の境内には、華頂殿、小御所、本堂、宸殿のほか、主庭に龍心池を中心とした、相阿弥の作と伝わる池泉回遊式庭園があります。また、小堀遠州ゆかりと伝わる「霧島の庭」もあります。これらは昼間にゆっくり見るほうが向いています。特に庭園の細部や建物の比率、借景は、夜になると照明によってかなり見えにくくなります。
    また、夜間特別拝観は通常、昼間の一般拝観よりも料金が少し高いため、ライトアップが特別な目的でないなら、個人的には昼間のほうが全体的なコストパフォーマンスは高いと思います。もちろん、夜の寺院ならではの静かで少し神秘的な雰囲気が本当に好きなら、青蓮院のライトアップは一度体験する価値があります。
    当時はまだ撮影経験が足りず、今振り返ると、あの夜のライトアップを少し無駄にしてしまったように感じます。青蓮院の夜間照明はもともと暗めで、多くの場所では「建物全体を明るく照らす」のではなく、部分的な照明を使って雰囲気を演出しています。そのため、写真を撮りたいなら、夜間撮影性能の高いカメラやスマートフォンを事前に用意したほうがいいです。当日に月明かりまで弱ければ、機材の性能や手持ち撮影時の安定性がさらに求められます。

  • 南城美術館

    沖縄本島南部・南城市に位置する美術館。従来のように展示室で作品を鑑賞するだけでなく、自然や建築、暮らしの空間を含めてアートを体感する「情景式美術館」を掲げている。常設展示室では 草間彌生や朴栖甫、張曉剛などの作品を含め、国内外の現代アーティストによる多彩な作品を展示中。

    • 那覇・首里・糸満・南城
    • 美術館&博物館&文化施設
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    今回わざわざ南城美術館を訪れたのは、ちょうど「蜷川実花展 with EiM 光の中で影と踊る」が開催されていたから。会期中は夜まで開館時間が延長されていて、予定を組むうえでかなり便利だった。それに、ここの一番の良さはそれほど混雑していないこと。どの展示エリアもゆっくり見られ、後ろの人混みにずっと押されながら進む必要もなく、蜷川実花の色彩や花、光と影の使い方をじっくり感じることができた。
    特に彼女の花の撮り方が好きで、後日、その構図や光の使い方の一部を参考に熱海桜を撮ってみたところ、思いがけず自分でも満足できる写真が何枚か撮れた。この展覧会は屋内だけに限らず、一部の作品は屋外や窓から見える景色にも広がっている。さらに南城美術館自体が、片側は山に面し、もう片側からは海を望めるため、展示と沖縄の自然環境がとてもうまく調和していた。時間に余裕があるなら、どこかに座ってただ海を眺めるのもいい。
    南城美術館は比較的辺鄙な場所にあり、南城市知念の世界遺産・斎場御嶽に近いエリアに位置している。もともとはついでに斎場御嶽にも行こうと思っていたが、バイクで向かう途中に少し道に迷い、時間も足りなくなったため、結局諦めるしかなかった。チケット売り場と事務スペースも特徴的で、コンテナ型の建物になっている。現地では電子チケットの購入と各種決済が中心で、全体的に使いやすかった。市街地の美術館のように気軽に立ち寄れる場所ではないので、まず開催中の展示内容を確認し、本当に興味があればわざわざ足を運ぶのがおすすめ。そうでなければ、美術館自体はまあ普通かなと思う。
    今回は、もう一つとても忘れられない出来事があった。帰る前、カフェのほうで突然誰かがピアノを弾きながら沖縄民謡を歌い始め、静かだった美術館に急に少し日常的な雰囲気が加わった。今回の訪問で最も印象に残った瞬間でもある。

  • 千日前道具屋筋商店街

    全長150mのアーケード街に約50店舗の商店がズラリ。「道具屋筋」との名前からも分かる通り、各店で扱っているのは大阪の食文化を支える道具ばかりで、プロが使う厨房機器から一般向けの食器まで、さまざまな商品を取り揃えている。

    • 心斎橋・なんば・日本橋(ミナミ)
    • 商店街&市場
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    千日前道具屋筋商店街は、最初は東京のかっぱ橋と同じような感じだと思っていたが、実際に歩いてみると、規模は確かにかなり小さかった。かっぱ橋のほうが店舗数が多く、特に大型の業務用厨房設備やプロ向け調理器具の品ぞろえが充実している。一方、千日前も飲食関連の道具が中心だが、全体的にまとまっていて、一般の観光客にはむしろ実用的。
    実際に比べてみて、千日前道具屋筋の最大の長所は価格だと思った。商品の数はかっぱ橋ほど圧倒的ではないものの、鍋や食器、キッチン小物などはかなりお得なものが多く、基本的に必要な品はひと通りそろっている。鍋や皿、包丁、食器から食品サンプル関連の商品まで見つかり、現地では食品サンプル作りも体験できる。プロの仕入れでなければ、実際ここだけでも選択肢は十分。
    また、立地もよく、周辺には難波、千日前、日本橋、道頓堀があり、ほかの人気エリアと組み合わせて回りやすい。歩きながら見て回っていると、あっという間に半日近く過ぎてしまう。個人的には、ここは「縮小版のかっぱ橋」のような場所だと思う。規模は少し小さいが、よりまとまっていて、価格にも思いがけないお得感がある。
    ちなみに、この辺りの路地にある飲料の自動販売機も面白い。人気観光地より安いことが多く、たまに少しレトロなものや珍しい飲み物も並んでいる。買い物中に注意して見ていると、こうした小さな驚きを意外と簡単に見つけられる。

  • 倉敷美観地区

    白壁の蔵屋敷、なまこ壁、柳並木の風景など、情緒豊かな町並みが美しい倉敷美観地区。伝統ある建物、そして倉敷川沿いに広がるレトロモダンな風景が観光客に人気である。

    • 岡山
    • 観光地
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    倉敷美観地区は、ゆっくり眺めながら雰囲気を味わうのにとても向いている日本の古い町並みだと思う。作り込まれた感じがあまりなく、白壁と黒瓦、倉敷川、柳、古い家々が一体となり、地区全体に独特の雰囲気がある。昼間は大原美術館、阿智神社、林源十郎商店、国芳館などのスポットを回りつつ、スイーツや小さなお店、お土産、体験なども組み込めるので、実際に歩いてみると想像以上に時間がかかる。
    私自身、これまでに何度か訪れているが、一番強く感じるのは、倉敷は一度では回りきれない場所だということ。初めてのときは定番の川沿いの景色や古い町並みの雰囲気に目が行くかもしれないが、その後、路地にある小さなお店や古い建物、神社、あまり目立たない展示館などが溶け合い、のんびりと心地よく過ごせる雰囲気を生み出していることに気づいた。現代と過去が交わって残された風景を感じられ、特に訪れる時間帯によって雰囲気も少しずつ違う。
    少なくとも夕方、できれば夜まで滞在するのがおすすめ。昼間の倉敷は比較的にぎやかで観光客も多いが、夕方を過ぎると人が徐々に減り、お店も次々と閉まり、川沿いや白壁の通りはかえってとても静かになる。夜の明かりが水面や白壁に映ると、昼間とはまったく違う印象になる。時間が許すなら、少なくとも半日から一日は確保して、岡山のついでに少し立ち寄るだけの観光地にはしないほうがいいと思う。

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