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    中部国際空港から忍者柄の高速船で津市へ渡り、津港からタクシーで向かいました。津観音周辺の商店街はかなり閑散としていて、浅草寺や大須観音のにぎわいとはまったく異なります。しかし境内に入ると、朱塗りの五重塔や本堂、観音像、天井画はいずれも迫力があり、お寺の荘厳さをいっそう際立たせていました。

    本堂内の装飾や天井画も、じっくり鑑賞する価値があります。天井に描かれた天女の彩色画が、空間に柔らかく神聖な雰囲気を添えています。境内には龍をかたどった手水舎や、弘法大師信仰、お遍路にまつわる撫で石などもあり、急いで参拝するだけでは見落としてしまいそうな見どころが随所にありました。

    今回もっとも感動したのは、五重塔の壁画文様をあしらった切り絵御朱印です。普段はなかなか見られない塔内の彩色画や装飾をモチーフにしており、華やかでありながら品格も感じられます。旅先でもらった紙ものは普段、手帳にしまっていますが、この御朱印だけはそうするのが惜しくなり、別にして机の上にお祀りすることにしました。

    津観音はもっともにぎやかなお寺ではありませんが、寺院ならではの落ち着きをもっとも深く感じられる場所です。三観音の中でも特に心に響き、忘れがたい参拝となりました。

Hollyさんのその他の口コミ

  • 北野天満宮

    平安時代中頃の947(天暦元)年に創建されて以来1,000年以上の歴史をもつ古社で、菅原道真公を御祭神とする全国12,000社の天満宮、天神社の総本社。

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    北野天満宮へ来るときの主な目的は、毎月25日に開かれる「天神市」。着物や古着、和装小物が好きなら、本当におすすめしたい市。京都には骨董市がいくつもあるけれど、実際に何度か回った感覚では、ここは着物関係の露店が特に多い。着物、羽織、帯から帯締め、さまざまな和装小物までかなり充実していて、選択肢も多い。肌に直接触れる品や消耗品には新品が売られていることもあり、店頭よりかなり安い。実際に着物に親しんでいる人にとっては、掘り出し物がとても見つかりやすい場所だと思う。

    天神市自体がとても大規模で、着物のほかにも骨董品、古道具、器、雑貨、植物、さまざまな食べ物がある。食べ物は主に正門付近に集まっていて、露店はそれほど多くない。とはいえ、お腹を満たしてちょっと味見する程度なので、そこまで重要ではなく、食べ物は体力補給のためといった感じ。ここでは見て回っているうちに時間を忘れやすいので、特に着物を買うのが主な目的なら、早めに来ることをおすすめする。良いものは本当にすぐ先に選ばれてしまう。

    市では現金での取引が中心だけれど、後のほうに何度か訪れたときには、カード払いに対応し始めた露店もあった。ただ、カード払いができるところは基本的に先に飛ばしている。その数軒は主に骨董品などを扱っていて、おそらく取引額が大きいからカードを使うのだと思う。それでも、本当に気に入ったものがあればカード払いはかなり便利。そうでなければ、それほど多額の現金を持ち歩くのは難しい。

    そして、北野天満宮自体も参拝する価値がある。ここには何度も来ているけれど、訪れるたびに感じ方が少しずつ違う。特に2月なら、天神市を見て回るほかに梅も楽しめる。ちょうど25日に来れば「梅花祭」にも出会える。祭典だけでなく梅花祭野点大茶湯もあり、京都・上七軒の芸妓や舞妓が奉仕し、梅が咲き誇る中で野点の茶会が開かれる。2月初めの節分祭では、神楽殿で上七軒歌舞会の芸妓や舞妓による日本舞踊の奉納もある。京都の伝統芸能を感じたいなら、どの行事も特色がある。

    4月に来たことも一度ある。そのときは桜がもう終わりに近く、もともとあまり期待していなかったけれど、運よくちょうど桜吹雪に出会えた。たまらなくロマンチックで、かえって北野天満宮でのとても印象深い思い出になった。北野天満宮からさらに先へ進めば、続けて平野神社を予定に入れることもできる。そこも京都でかなり有名な桜の名所なので、2か所を一緒に回るとスムーズ。

  • 築地場外市場

    400を超える食料品店や飲食店が集まる専門店街。2018年10月に中央卸売市場が築地から豊洲に移されたあとも活気にあふれ、仕入れを行う業者や日々の買い物に利用する一般客、名物グルメを楽しむ観光客などでいつも賑わっている。

    • 築地・お台場・豊洲
    • 商店街&市場
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    築地場外市場は、築地本願寺と一緒に回るのがおすすめ。2か所はとても近いので、先に本願寺を見学してから、そのまま場外市場まで歩いて行ける。築地本願寺自体も特徴があり、まず建築を見て、そのあと市場で食べ歩くという流れにすると、実際かなりスムーズ。

    築地に行くなら、あまり遅い時間にならないほうがいいと思う。私は9時過ぎに到着したが、その時点ですでに観光客がどんどん増えているのをはっきり感じ、市場内はかなりにぎわっていた。特にスーツケースを引いたまま見て回る人が少なくないけれど、個人的にはあまりおすすめしない。市場の通路はもともとそれほど広くなく、人が増えると大きな荷物は本当に場所を取るから。

    今回は滞在時間が短く、市場全体をじっくり食べ尽くすことはできなかったので、玉子焼きを数店で簡単に食べ比べただけ。それでも、やはり自分の舌には関東風の玉子焼きのほうが合うと再確認でき、ずっと楽しく食べられた。

    築地と聞いて真っ先に海鮮を思い浮かべる人は多いが、実際に場外市場へ入ってみると、目移りするほど選択肢が多いことに気づく。鮮魚、寿司、海鮮丼だけでなく、玉子焼き、乾物、青果、肉類などもある。中心はすでに豊洲へ移ったとはいえ、腐っても鯛といううえに立地も便利なので、今も営業している店はかなり多い。初めて行くなら、むしろ本当に食べたい店を何軒か事前に調べておくのがおすすめ。選択肢が多すぎるうえに人も多く、こちらの店も食べたい、次の店も食べたいと見ているうちに、結局何を食べればいいのか分からなくなりやすいから。

    また、築地は単なる観光向けのグルメ街ではなく、市場から発展してきた専門店街なので、食べ物は歩きながら食べないほうがいい。

  • 旧岩崎邸庭園

    三菱を創設した岩崎家の第三代当主・久彌の本邸として明治29年(1896)に建てられた建物と庭園を都立庭園として整備。往時は約1万5,000坪の敷地に20棟もの建物が並んでいたが、現在は洋館、和館、撞球室(ビリヤード場)の3棟と庭園が保存されている。

    • 上野・日暮里
    • 美術館&博物館&文化施設
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    旧岩崎邸庭園は、時間をかけてゆっくり見る価値がある場所だと思う。ここはもともと三菱の3代目社長、岩崎久彌の本邸で、1896年(明治29年)に完成した。この邸宅で最も興味深いのは、同じ空間で非常に華麗な西洋建築と伝統的な和風住宅を同時に見られること。このような「和洋併置」も、明治時代の上流階級の住宅を代表する特徴だ。

    洋館自体は17世紀イギリスのジェームズ1世時代のジャコビアン様式を基礎に、ルネサンスやイスラム様式などの要素も取り入れており、外観から室内の細部まで見応えがある。特に印象深かったのは、館内の「金唐革紙」。和紙や金属箔、型押しの技法を使って革のような壁紙に仕上げたもので、当時は非常に貴重な室内装飾だった。2階では今も異なる模様の金唐革紙を見ることができる。ただ、館内は撮影禁止なので、私にとっては本当に少し残念だった。

    洋館は主に来客のもてなしや社交の場として使われ、隣の和館は岩崎家がより日常的に暮らす空間だった。まったく異なる2つの建築様式が並ぶことで、明治時代の日本が西洋文化を大量に取り入れ始めた後、住宅の形式がどのように変化したのかをよく感じられる。現存する建物には洋館と和館の大広間のほか、スイスの山小屋風に造られた、とても珍しい木造の撞球室(ビリヤード場)もあり、地下通路で洋館とつながっている。

    また、ここで特に気に入ったのは、金唐革紙に関連した記念品が本当に特徴的なこと。現地で販売されているしおりやカードケースなどは安いとは言えないが、建築や紙製品、こうした歴史的背景を持つ工芸品が好きなら魅力的だと思う。また、お菓子も提供されているので、ついでに休憩もできる。

    ただ、ここの庭園の広さは本当に侮らないほうがいい。チケット売り場から邸宅の入口まで歩くだけでも、私の感覚では5、6分ほどかかり、途中には上り坂もある。園内全体も、建物だけを見て想像するよりずっと広い。現在は当時の約3分の1の敷地しか残っていないものの、大名庭園の形式の一部と広い芝庭が今も残されている。

    そのため、洋館、和館、庭園をすべてじっくり見たいなら、少なくとも2~3時間は確保することをおすすめする。私も見終わった後は本当に少し疲れたが、幸い出口付近に休憩スペースがあり、一通り歩き回った人には本当にありがたい配慮だと思った。

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