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    骨董や中古の着物、古い器、生活感あふれる蚤の市が好きなら、大阪・四天王寺の市はわざわざ予定を組んで訪れる価値がある。ただ、調べたところ21日と22日の両方に市があり、最初はどちらも大差ないだろうと思っていたが、実際に歩いてみると、人出も露店の数も全体の雰囲気も、2日間でかなりはっきり違っていた。
    21日の大師会は最も規模が大きく、骨董、古道具、中古の着物、衣類、生活用品から食べ物の屋台まで、ほとんど何でもそろっている。境内の至る所に露店と人があふれ、大型の蚤の市に縁日の祭りを足したような感じ。活気があってにぎやかな反面、かなり混み合い、気になる品を見つけても立ち止まってじっくり選べるとは限らない。全部見て回りたいなら、少なくとも半日、できれば丸一日空けておくのがおすすめ。
    一方、22日の太子会はまったく違う雰囲気。初めて行った時は、21日と比べて人があまりにも少なく、向かう途中からその違いを感じたため、一度は中止になったのかと疑ったほど。2回買い物に訪れてみて、これが普段の太子会の様子なのだと思った。21日ほど選択肢は豊富ではないものの、骨董や古道具、中古品はまだたくさんある。人混みに押されることもないので、かえってゆっくり見たり、何周も回ったりできる。ただし食べ物の屋台はものすごく少ないので、念のため軽食を持っていくといい。
    22日は人出こそ少ないが、私が買った品は21日より多いくらいだった。おそらく人に視界を遮られ続けることがなく、しゃがんで布の上に並べられた古い品をゆっくり探せるため、本当に気に入るものを見つけやすいのだと思う。ここでは手頃な価格の江戸切子やレトロな食器、自分に合うロングワンピースを見つけたことがあり、宝探しの楽しさは21日以上だった。
    にぎやかで露店が充実した祭りのような市を体験したいなら21日がおすすめ。静かに掘り出し物を探したい、人混みにもまれたくないなら、実は22日のほうが快適。この2日間の市には、それぞれ違った魅力がある。骨董や着物、古い品が好きな人なら、どちらの日でも、四天王寺はわざわざ訪れてゆっくり見て回る価値がある。

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