日本の美しい雪景色に出会える!冬の絶景スポット15選
冬になると地域によっては、街や山々などに雪が降り積もる。
美しい景観は幻想的な雪景色へと変わり、冬ならではの絶景を見られるスポットも多い。
冬の日本を観光するなら、雪景色が広がる絶景を、ぜひ観光プランに組み込んでほしい。
雪がよく降り積もる北海道や東北地方を中心に、日本各地の冬の絶景スポットを厳選して紹介しよう。
目次
日本で雪景色が楽しめる地域とは
北海道や東北地方、北陸地方は豪雪地帯であり、雪が多く降り積もる。
しかし、日本列島でも南に位置する四国や九州、沖縄では雪があまり降らない。
日本に雪景色を見に行くなら、雪がよく降る北海道や東北地方、北陸地方を選ぼう。
岐阜・京都・鳥取・栃木・群馬も雪がよく降る地域であるため、雪景色を見られるスポットは多い。
北海道で美しい雪景色を見られる絶景スポット3選
日本列島の最北に位置する北海道。
北海道では山岳や広大な湿原、湖沼などが雪に包まれた、壮大な雪景色が広がる絶景に出会える。静寂に包まれた銀世界を体感してみよう。
異国情緒あふれる街並みが雪に降り積もる様子も格別の美しさだ。
積雪のピークである2月下旬に、観光時期を調整して訪れてほしい。
北海道ならではの雪景色を見られる絶景スポットを、3つに絞って紹介しよう。
1. 童話のように幻想的な景観が広がる「白金青い池」
鮮やかなブルーに目を奪われる「白金青い池」は、美瑛随一の観光スポットとして有名。
十勝岳の火山泥流を防ぐための防災工事で、美瑛川に設置されたブロック堤防に水が貯まって偶然できた人造湖。
不思議なほど美しい青色をたたえた湖は、周囲の豊かな自然や立ち枯れたカラマツとも相まって、まるで童話の世界のような幻想的な雰囲気をみせる。
冬になると、凍った湖面に雪が降り積もり、辺り一帯が白銀の世界に染まる。
11月から4月頃には、ライトアップを実施。
光に浮かび上がる氷と雪の世界は、感動的な美しさ。
2. レトロ情緒あふれる雪景色が楽しめる「小樽運河」
小樽を代表する観光スポットである「小樽運河」。散策路には63基のガス灯が設置され、夕暮れとともに点灯。
運河沿いには石造倉庫群が当時の姿のまま残され、レストランなどに活用されている。
ガス灯がともる夕暮れ時には、石造倉庫群もライトアップされ、レトロ情緒あふれる景観が楽しめる。
雪が降り積もる冬の「小樽運河」の景観は特に素晴らしく、ノスタルジーに浸れるだろう。
冬の「小樽運河」を彩るイベントも見逃せない。
例年11月から翌年の2月中旬まで開催される「小樽ゆき物語」。
イベント期間中は青一色の光に染まり、幻想的でロマンチックな雰囲気に包まれるため、カップルにもお勧めだ。
3. 光と雪が創り出す幻想的な空間を散策できる「五稜郭公園」
北海道函館市の中心に位置する「五稜郭公園」。
「稜」とは城壁や要塞の外に向かって突き出した角のことで、角が5つの城郭という意味で「五稜郭」と呼ばれている。
幕末(江戸時代末期)に江戸幕府の役所として、北海道を管理・外国から守るために作られた、日本初の西洋式城郭。国に特別史跡として指定されている。
約12万㎡にも及ぶ広大な敷地では、四季折々の景色も楽しめる。
「五稜郭公園」では毎年12月から翌年の2月末まで、「五稜星の夢(ほしのゆめ)イルミネーション」が開催。
堀の周りに約2,000個ものライトが設置され、星の形を光が縁取る。
堀の外周にある歩行者用の通路も散策して、降り積もる雪と光の幻想的な空間を楽しもう。
東北地方で美しい雪景色を見られる絶景スポット3選
世界でも有数の豪雪地帯である東北地方。
日本の北東部を占める地域で、青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島の6県からなる。
積雪のピークは地域によって異なるため、スポットごとの情報を参考にしてほしい。
ただ、他の県と比べると宮城と福島はあまり雪が降らないため、注意が必要だ。
東北地方は手つかずの自然、歴史文化の残る城址などが多く、様々な美しい雪景色を楽しめる。
温泉地も多く、露天風呂に浸かりながら雪景色を眺められるのも魅力のひとつ。
数ある絶景スポットの中でも、特に美しい雪景色を見られるスポットを厳選して紹介しよう。
1. 【山形県】自然が生み出した冬の芸術「蔵王樹氷」
東北地方最大級のマウンテンリゾート・山形県の蔵王。
冬はウィンタースポーツのメッカとして、また木々に雪や氷が付着してできる「樹氷」を目当てに多くの観光客が訪れる。
樹氷とは、付近に生息するアオモリトドマツ(学名:オオシラビソ)の葉や枝に、着氷と着雪を繰り返すことによってできるもの。
気温、風向き、積雪量など特殊な条件がそろう場合にのみ形成されるため、奥羽山脈の一部の山域でだけ見られる貴重な風景だ。美しいながら、怪物のように見える姿から「スノーモンスター」と呼ばれている。
見頃は、例年12月下旬から3月上旬で、最盛期は1月下旬から2月上旬。
2. 【山形県】ノスタルジーに浸れる幻想的な雪景色「銀山温泉」
江戸時代に栄えた延沢銀山の採掘とともに歴史を歩んだ温泉地。
昭和初期に建て替えられた和洋折衷の木造多層建築が、銀山川の両岸に建ち並ぶ景観はノスタルジックな雰囲気を醸し出す。温泉街には足湯や共同浴場などもある。
例年12月から3月下旬になると、ガス灯のオレンジの光に照らされた温泉街に雪が降り積もる、幻想的な景観を楽しめる。
寒い冬ならではの雪見風呂も魅力のひとつ。
3. 【福島県・新潟県】絵画のような絶景が広がる「JR只見線」
JR只見線は、福島県の会津若松駅と新潟県の小出駅を結ぶ約135.2㎞の路線。
山深い只見川の渓谷を縫うように走り、春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪と四季折々の風景を車窓から楽しめる。
絶景ポイントでの減速運行や見どころを紹介する音声ガイド、特産品の販売など、車内での楽しみも用意されている。
沿線に数ある絶景のなかでも特に人気が高いのが、第一只見川橋梁だ。
第一只見川橋梁で車窓から眺める、雪化粧した渓谷はまさに絶景。
まるで絵画のような世界を電車に乗って走る体験は、他ではなかなかできない。
第一只見川橋梁だけでなく、その他の区間でも雪国のような景色が続き、車窓をいくら眺めても飽きないだろう。
積雪のピークは例年1月下旬から2月中旬ごろだ。
関西地方で美しい雪景色を見られる絶景スポット3選
日本の中西部に位置する関西地方。
大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山・三重から成り、人気の観光地が多いエリアだ。
関西地方にも雪が積もる地域があり、特に京都と滋賀には、美しい雪景色を見られるスポットが多い。
1月中旬から2月の京都では、寺社などの歴史的建造物や石庭などが雪化粧した、日本情緒あふれる雪景色を見られる。
雪が降り積もる城郭や雪に覆われた神秘的な自然景観を楽しめる滋賀も、1月から2月が積雪のピーク。
美しい雪景色を見られるスポットが多い京都・滋賀の中でも、特にお勧めの絶景スポットを紹介しよう。
1. 【京都府】壮大な雪景色が広がる「天橋立」
宮城県の陸前の松島、広島県の安芸の宮島とともに、日本を代表する絶景・日本三景のひとつに数えられる「天橋立」。
全長約3.6km、幅約20m~170mの砂州で、約5000本もの松が生い茂る。何千年もの歳月をかけて自然がつくりだした神秘の姿は、日本の名松百選、日本の白砂青松百選、日本の渚百選、美しい日本の歴史的風土百選など、数々の日本百選に選ばれている。
冬になると凍った松葉に雪が積もり、真っ青な宮津湾に白い砂州が伸びる様子は、圧巻の美しさ。
気温が高くなると松葉の雪化粧は溶けてしまうことから、「幻雪の飛龍観(げんせつのひりゅうかん)」という愛称がつけられている。
積雪のピークである1月から2月の午前中に、幻の飛龍を見に行こう。
2. 【京都府】幻想的でありながら荘厳な雰囲気が漂う「貴船神社」
京都市左京区の「貴船川」沿いにある「貴船神社」。全国に2,000社ある水神の総本宮としても知られる。
始まりは不詳ながらも1,300年前には記録があることから、それ以上の歴史を持つ日本でも屈指の古社だ。
自然豊かで四季折々の景観を眺められるほか、夜間拝観ができることも魅力のひとつだ。
冬の「貴船神社」は、辺り一面が真っ白な雪の世界に包まれる。
銀世界の中に佇む建造物の数々は幻想的であり荘厳だ。
夜間に行われるライトアップでは、幻想的な雪化粧の世界がさらに美しくなる。
3. 【滋賀県】白銀の田園風景の中に佇む「メタセコイア並木」
県道小荒路牧野沢線には、まっすぐ伸びる延長2.4kmの道路の両側にメタセコイアが約500本植えられており「メタセコイア並木」と呼ばれている。
マキノ高原へのアプローチ道となっており、遠景となる野坂山地の山々と並木道の絶景を楽しめる。
銀世界の中に佇む、冬の「メタセコイア並木」も見逃せない。
凍った枝に着雪した白銀の「メタセコイア並木」と、雪化粧した田園風景は格別の美しさを誇る。
早ければ12月中旬から雪が積もり始め、雪景色の見納めは2月中旬だ。
その他の地方で美しい雪景色を見られる絶景スポット6選
これまで紹介してきた地方以外にも、日本には雪景色を見られるスポットは多い。
北海道・東北・関西と比べると、雪景色を見られるスポットは固まってはいないものの、その美しさはこれまで紹介してきたスポットに引けを取らない。
これから紹介する北陸や中部・中国・関東地方の、雪景色を見られる絶景スポットにもぜひ足を運んでみてほしい。
1. 【岐阜県】雪化粧した日本の原風景に出会える「白川郷」
日本の原風景が今なお残る美しい地域「白川郷」。
合掌造りの建物が最も多く残る地域で、大小あわせて現在100棟余りある。
合掌集落の規模としては全国最大で、国の伝統的建造物群保存地区に選定され、世界文化遺産にも登録されている。
12月下旬から2月下旬になると、「白川郷」には雪が降り積もる。
豪雪地帯のため、2月には積雪が170cm以上を超えることもある。
雪が深く降り積もる山々と合掌造り集落からは、日本ならではの美しさを感じられる。
1〜2月に6回だけ行われるイベントで、ライトアップされた合掌造り集落と周囲の山々は、まさに絶景。
2. 【石川県】雪が降り積もる美しい日本庭園「兼六園」
加賀前田家歴代藩主によって約180年の長い年月をかけて造られた、日本三名園のひとつに数えられる回遊式庭園。
3万4600坪の広大な敷地内に池や曲水、築山などが点在し、各所に立ち寄りながら全体を楽しめる構造になっている。
四季折々の美しさでも知られ、幻想的な光景へと姿を変える夜のライトアップ(定期的に開催)も人気。
冬には雪吊りされた木々と銀雪の見事なコラボが楽しめる。
雪化粧した「兼六園」を見たいなら、12月中旬から3月上旬に訪れてほしい。
3. 【長野県】サルが温泉に浸かる珍しい光景に出会える「地獄谷野猿公苑」
地獄谷野猿公苑は、志賀高原から流れる横湯川の渓谷沿いにあり、標高850mで1年の三分の一が雪に覆われるという、とても寒く厳しい土地にある。
険しい崖が多く、至る所から温泉の湯気が立ち上がる光景から、地獄谷と呼ばれている。
この地には野生のニホンザルが生息しており、地獄谷野猿公苑で与えているエサを求めて、ほぼ毎日サルたちは山から公苑に降りてきている。
冬季には公苑内にある猿専用の温泉へ、沢山のサルが寒さを凌ぐ為に温泉に入る様子が見られることもある。
雪が降る中、温泉に浸かる猿という光景が珍しく、世界中の人びとから注目を集めている。
例年12月中旬から3月上旬に積雪となるため、サル・雪・温泉という日本ならではの景観が見たい方は、観光時期を調整しよう。
4. 【鳥取県】空・雪・海だけが広がる「鳥取砂丘」
鳥取県鳥取市の日本海側に、東西16km、南北2.4kmにも広がる日本最大級の砂丘。
特別保護地区、そして国の天然記念物にも指定されている鳥取県を代表する観光名所だ。
「鳥取砂丘」の魅力といえば、時間によって変わりゆく風景と、自然が砂丘に生み出す造形美。
「鳥取砂丘」も実は雪が降り積もる冬の絶景が見られるスポットなのは、ご存知だろうか。
砂丘の上に雪が降り積もる銀世界は、現実世界とは思えないほど美しい。
雪と海以外には何もない景色を、ぜひ一度見てほしい。
鳥取県では12月中旬から3月まで雪が降り、積雪する可能性が高いのは1月から2月だ。
5. 【茨城県】時間が止まったかのような錯覚を起こす「袋田の滝」
奥久慈地方を流れる久慈川支流の滝川に存在するのが、茨城県代表する観光スポット袋田の滝。
高さ120m、幅73mの大きさを誇る大瀑布は、栃木県の「華厳の滝」、和歌山県の「那智の滝」に並ぶ日本三名瀑のひとつに挙げられ、日本の滝百選にも選定されている。
冬には大迫力の氷瀑と雪景色が織りなす、神秘的な自然美が堪能できる。
氷瀑とは、滝から流れる水が冷たい外気に触れて凍る現象だ。
巨大な「袋田の滝」が凍りついた様子を眺めていると、まるで時間が止まったかのように思える。
12月下旬から2月にかけてが氷瀑シーズンとなり、氷瀑鑑賞を訪れるなら気温の低い早朝がおすすめだ。
6. 【栃木県】華厳ノ滝
日光には数多くの滝が流れているが、その中でも最も有名とも言えるのが華厳ノ滝である。
中禅寺湖の水が、高さ97メートルの岸壁を一気に落下する壮大な滝であり、自然の迫力と、造形美を楽しめる。
エレベーターで滝つぼの近くまで降りられる観爆台からは、滝の轟音と水しぶきを間近で感じることが可能だ。
1月から2月にかけては、「十二滝」と呼ばれる細い小滝が凍って青く輝く、「ブルーアイス」と呼ばれる光景を見られる。
氷瀑と周囲に雪が降り積もる様子は、迫力がありながらも幻想的な光景だ。
雪や氷の祭典・雪まつりにも参加してみよう
積雪地域ならではの、冬のイベント「雪まつり」。
イベントの内容は地域やイベントによって異なるが、雪や氷で作られたオブジェが展示されていることが多い。
雪景色と併せて、雪まつりにもぜひ参加してみてほしい。
特に有名な雪まつりを2つに絞って紹介しよう。
1. 【北海道】さっぽろ雪まつり
世界三大雪まつりのひとつで、1950年、地元の高校生が大通公園に6つの雪像を設置したことにはじまる雪と氷の祭典「さっぽろ雪まつり」。
現在は2月上旬に大通会場、すすきの会場、つどーむ会場の3会場で開催。国内外から約200万人もの人が訪れる札幌の冬の一大イベントとして人気を集めている。
「さっぽろ雪まつり」期間中は、各会場で多彩なイベントを開催。
事前に日程を確認して、雪像や氷像鑑賞はもちろん、ご当地グルメや雪のアクテビティなど、北海道の魅力を存分に堪能したい。
2. 【秋田県】横手かまくら(横手の雪まつり)
雪で作った家の中に祭壇を設け、水神を祀る「かまくら」は秋田や新潟といった地域に伝わる小正月の伝統行事。
国内有数の豪雪地帯として有名な横手で毎年2月15・16日に開催される「かまくら祭り」は、「みちのく5大雪まつり」のひとつに数えられ、約450年の歴史を誇る伝統の祭りだ。
メイン会場は4カ所。お祭りムードに浸りたいなら、かまくらの数が最も多く屋台も立ち並ぶ「横手市役所本庁舎」、日本の原風景を堪能したいなら横手城がある「横手公園」に訪れたい。
温泉に浸かりながら雪景色を眺められる温泉旅館3選
日本の魅力のひとつである温泉旅館。
温泉旅館の中には素晴らしい雪景色を見ながら、露天風呂に入れる場所もある。
ここからは冬の絶景を見ながら、温泉に浸かれる旅館を3つに絞って紹介しよう。
冬の日本へ訪れるなら、ぜひ紹介する温泉旅館に宿泊してほしい。
1. 【富山県】水墨画のような冬の絶景を眺められる「延楽」
昭和12年に創業以来、多くの文人墨客たちを魅了してきた老舗宿。
さりげなく飾られた茶花や山野草など、館内全体からあるがままの姿を大切にした創業当時からのこだわりが見られる。
全室が黒部峡谷に面した客室は、広々とした縁側が付いた和室から、露天風呂付きの客室、応接室および露天風呂付きの豪華な貴賓室までおもに4タイプ。
透明度は日本随一といわれる自慢の温泉は、2つの露天風呂と男女各大浴場を完備。
宮大工の匠の技が光る樹齢四百年の檜を利用した露天風呂、黒部川の流れをイメージした岩風呂など、趣向の異なる温泉が楽しめる。
冬には露天風呂から、雪が深く降り積もる黒部峡谷が見られる。
雪が深く降り積もる黒部峡谷は、まるで水墨画のよう。
2. 【福島県】雪に包まれた雄大な渓谷を眺められる「会津芦ノ牧温泉 大川荘」
急流が造り上げた奇岩や絶壁が続く大川渓谷沿いに位置し、約1200年前に開湯したと伝わる芦ノ牧温泉。
阿賀川に面した「大川荘」は、客室や露天風呂からも渓谷美を堪能できる温泉旅館だ。
眺望自慢の露天風呂では、段々になった湯船が棚田を思わせる「四季舞台たな田」や、清水の舞台のように渓谷にせり出す湯船が特徴の「空中露天風呂」はもちろん、内風呂からも四季折々の渓谷美を堪能できる。
どの季節も美しいが、雪が降り積もる雄大な山々と緑色に輝く大川は格別の美しさを誇る。
露天風呂・内風呂両方から雪景色を楽しもう。
3. 【秋田】冬の秘湯ならではの雪景色に出会える「鶴の湯温泉」
秋田を代表する秘湯、乳頭温泉郷のなかでも特に人気の高い温泉宿。
人里離れた山奥にあり、まるで武士の隠れ里のようなたたずまい。
温泉は異なる泉質の異なる白湯、黒湯、中の湯、滝の湯の4つの源泉を8つの風呂で楽しめる。
乳頭温泉郷を代表する景観として名高いメインの露天風呂は混浴。
周囲の木々や建物に雪が深く積もる様子を見ながら、静かに温泉に浸かれるのは秘湯ならではだ。
雪景色を見に行くなら入念な防寒対策を
雪景色を見られる地域は気温が低く、氷点下になる場所もある。
降雪中やその直後であれば、水分をたっぷり含んだ雪の中を歩くことも多い。
絶景をゆっくり安全に鑑賞するためにも、ダウンコートや防水性の高い靴などを用意して、入念に防寒対策しておこう。
日本の雪景色が見られるスポットに関するよくある質問
Q
日本で雪が降るのは何月から何月まで?
地域にもよりますが、12月から3月頃までです。
Q
日本で雪がよく降る地域は?
豪雪地帯である北海道や東北地方、北陸地方です。
まとめ
この記事では、主に美しい雪景色を見られる日本各地の絶景スポットを紹介してきた。
冬の日本へ旅行するなら、紹介したスポットへぜひ足を伸ばしてほしい。
冬の日本の見どころといえば、イルミネーションも外せない。
日本人にとって冬の定番イベントである、イルミネーションイベントを厳選して紹介している、こちらの記事もぜひ参考にしてほしい。