侍の精神を体験!「剣道」完全ガイド

侍の精神を体験!「剣道」完全ガイド

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筆者 :  元村颯香
監修 :  Vicky Co., Ltd.

“日本を訪れたら、侍の文化を体験してみたい。”そんな人にオススメなのが「剣道」です。剣道は日本の武道の一種で、竹刀(しない)と呼ばれる日本刀に見立てた道具を使って相手と向き合い、研鑽した技を競います。「面(めん)」「小手(こて)」「胴(どう)」「垂(たれ)」と呼ばれる防具をつけて、竹刀で打ち込むようすは侍の姿を思い起こさせますが、剣道は単なる戦いの技術だけではありません。稽古の始まりと終わりには相手を敬って礼を行い、相手に向き合う心や姿勢も磨いていくことがとても重要です。

本記事では剣道の歴史から侍との関係、道具やルールなどを詳しく紹介。さらに大阪で実際に剣道を本格的に体験できる人気の施設「Samurai Training Experience KENDO in Osaka」の体験内容をお伝えします。
数々の大会での優勝経験もある剣道家から指導してもらうことができ、稽古すべて英語で行われるため、外国人観光客も安心して体験することができます。
剣道を学び、知って、体験することで、日本人が「侍」の時代から大切にしている精神を体感してみてください。

「剣道」とは

竹刀を使って相手に向かうようすはまるで侍のよう。「剣道」というのは、日本の侍が日本刀を使った戦いの中で身につけてきた「剣の道理」―正しい姿勢や立ち方、間合いの判断、相手の気迫に飲まれず落ち着いて向き合う心構えなどの戦いの道理を学ぶための「道」です。つまり剣道において重要なことは、技術や道理を理解したり身につけたりすることだけでなく、その奥にある侍の精神や生き方を学ぶことです。厳しい技の稽古はあくまでその精神を磨いていくためのひとつの手段と考えられています。言い換えると剣道は「人として成長するための道」なのです。そのため、日本では子どもの頃からの習い事として人気があったり、中学や高校の体育の授業でも剣道を習ったりします。この項目では、そんな剣道の歴史や侍とのつながり、大切にしている精神、道具やルールなどについてご紹介します。

竹刀を使って相手に向かう「剣道」
竹刀を使って相手に向かう「剣道」

剣道は「武道」

剣道はスポーツとしての側面もありますが、日本の武道のひとつとして位置づけられています。というのも剣道は一般的なスポーツのように勝敗だけを目的にはしていないからです。剣道は試合で勝つことも大切ではありますが、それまでの稽古の過程で自分自身と向き合い、心身だけでなく礼儀や相手への敬意をも鍛え、自らを成長させていくことが重視されているのです。

剣道の歴史

剣道の歴史は古く、日本刀が出現した平安時代(794〜1185年)までさかのぼります。
以後、日本刀は戦いにおける主要な武器として使われていきます。鎌倉時代(1185〜1333年)になると武家政権が日本で初めて誕生し、日本刀の製作技術は飛躍的に進歩。それとともに、日本独自の刀身の反りと鎬を利用した剣術の技も磨かれていきます。室町時代(1336〜1573年)は応仁の乱以降、戦乱の世の中となり、侍が活躍します。刀を作る技術も高度化、専門化していきました。日本刀は侍の精神的象徴としての位置づけをもつようになり、「刀は武士の心」と言われるようになります。

江戸時代(1603〜1868年)以後は平和な世が戻り、それまで殺し合いのために磨いてきた剣術から、侍としての人間形成を目指す「活人剣(かつにんけん)」へと昇華されていきます。技術だけではなく、侍・武士としての生き様として精神を磨くトレーニングという側面も持ち合わせていくのです。

江戸幕府が終わり、明治時代(1868〜1912年)に入ると新幕府によって武士階級が廃止されます。これまでのように刀を持つことが禁止されてしまいました。それによって剣術は衰退していきます。

しかし1877年、警視庁の活動をきっかけに、剣術復活の兆しが見えはじめ、1912年に「剣道」ということばがはじめて使われた「大日本帝国剣道形(だいにっぽんていこくけんどうかた)」が制定されます。これによって日本刀による技と心を後世に継承し、全国でばらばらになっていた剣術を統一することを目指しました。「剣道」が日本の武士の精神に基づく「武道」であるということも説かれています。

第二次世界大戦で敗戦(1945)した日本は、剣道を抑制されますが1952年に主権回復したのち、再び剣道は普及し、現在では全国で幅広い年齢層が稽古に励んでいます。

剣道と侍のつながり

つまり、剣道はもとをたどれば12世紀頃、日本刀で戦う侍から始まったということになります。いわゆる戦国時代は刀を使って敵と戦っていましたが、江戸時代に入り平和な世の中になってからは、侍としての存在意義が問われだします。さらに江戸時代が終わると侍は刀を持つことを禁止されてしまいます。そこで生まれたのは「活人剣(かつにんけん)」という思想です。殺し合いのために刀を使うのではなく、人を守ったり生かしたりするための手段や心構えの道具と考えました。そして剣道をはじめとして、居合道、なぎなた、弓道などの“武道”が生まれたのです。殺し合いのためではなく、誇り高き侍の生き様やメンタルトレーニングを目的としてその技を研鑽していきました。

剣道の道具

・竹刀

剣道で使用するのは“竹刀”と呼ばれる日本刀の代用品です。剣術の稽古を安全に行うために発展した道具です。竹刀は4本の竹を合わせてできています。竹は木とは違い、柔らかくしなるので、相手を安全に打突できます。
竹刀は持ち手を柄(つか)、柄を握る手を保護するために日本刀にもつけられている鍔(つば)、4本の竹をまとめる中じめ、竹が飛び出すのを防ぐ剣先、そして剣先と柄を結んで竹刀にしなりをもたらす弦(つる)から成ります。弦が張られている方が日本刀の切れない部位“棟”で、弦が張られていない方が日本刀の切れる部位“刃”と見立てているので、剣道では常に弦が張られている方を上にして持ち、張られていない方で打突します。弦がある方で打突しても有効打突として認められません。

竹刀
竹刀

・防具

打突の衝撃から身を守るための防具は4つあります。
「面(めん)」…頭・顔・喉を守るための防具。また、面金下から垂れ下がっている防具を「突き垂れ」と言います。
「胴(どう)」…胸部や腹部を守るための防具でプラスチックパーツや竹でできています。
「小手(こて)」…前腕や手首を守るための防具。
「垂(たれ)」…腰回りなど下半身を守るための防具。名前や所属が記されています。

面・小手・胴
面・小手・胴

・道着袴

稽古や試合で着用するのが道着袴です。試合では見た目に重厚感がある綿でできた藍染の素材のものを着用しますが、稽古のときはジャージ素材の軽くて動きやすく洗濯機で洗えるものを使用することが多いです。

道着袴
道着袴

剣道の技と一本

剣道では相手に有効な打突を決めることを「一本」と表現します。その一本をとるために基本となる技は、頭部を打突する「面(めん)」、手首を打突する「小手(こて)」、胴を打突する「胴(どう)」、そして喉元を打突する「突き(つき)」があります。単に相手の身体に竹刀を当てれば「一本」になるわけではなく、この4ヶ所に当てなければなりません。
また打突する前には「ヤー!!」という大きな声で気迫を出し、打突の際には必ず打突部位を大きな声で叫びながら打突します。
打突部位に当てたとしても「一本」にならない場合もあります。「一本」と認められるためには打突部位を正しく打つほかに、竹刀の刃筋、適切な姿勢や気合いの入った声、打ったあとも油断せずに相手に向き合う「残心」など、さまざま条件を満たした打突をすることで、やっと「一本」と認めてもらうことができます。相手の隙を見極めて正確に技を繰り出し、打てたあとも気を抜かない、という一連の動作には剣道が大切にしている精神が表れています。

剣道の試合について

試合は基本的に二人の選手が一対一で対峙して行い、互いに技を繰り出して勝敗を競います。試合は3本勝負。先に2本とると勝ちになります。繰り出した技が有効打突になるかどうかは、面の1本を獲得したら「面あり!」小手の1本を獲得したら「小手あり!」胴の一本を獲得したら「胴あり!」と審判が言います。試合では審判の判断は絶対。抗議などは侍の精神に反するため、もってのほかです。もしそういった態度を示してしまうと反則や退場になります。気持ちが昂りがちな試合でも、必ず自分自身を落ち着かせて相手と審判に対する敬意を忘れてはいけません。

「礼」を大切に

礼にはじまり、礼に終わる。稽古のときも試合のときも欠かせないのが礼です。先生や一緒に稽古する仲間、試合相手、審判、そして稽古や試合ができる環境や道具にまで「礼」をして敬意を示します。剣道は相手や環境があるからこそ、技を磨いて自分自身を鍛えることができます。相手を倒すことだけが目的ではない剣道だからこそ、礼はとても大切なのです。また、礼をすることで自分の心を整え、自らを律するという意味もあります。

剣道を体験してみよう!

剣道の基礎はもちろん、剣道を通して日本人が大切にしている文化や精神を体験できる施設が大阪にあります。それが「Samurai Training Experience KENDO in Osaka」です。ここでは5歳から20年以上も剣道に携わり、数々の大会で優勝した経験をもち、現在も地元の道場で子どもたちに剣道を教え続けている船曳敏彦さんが本格的な剣道の稽古をしてくれます。稽古を通して日本文化を体感できるだけでなく、稽古はすべて英語で行われているため、外国人観光客からとても人気の体験施設になっています。必ず予約をしてから訪れるようにしましょう。

Samurai Training Experience KENDO in Osaka外観
Samurai Training Experience KENDO in Osaka外観

<Samurai Training Experience KENDO in Osaka>

住所
大阪府大阪市北区本庄東1-18-2
体験時間
月曜日〜金曜日 午前10時〜12時、午後2時〜4時開講
体験料金
成人(16〜75歳) 19,800円
子ども(5〜15歳) 16,500円
※子どもは、大人1名以上の同伴が必要です。
公式サイト
公式サイト

小道具を使って“侍”写真撮影

お借りした道着袴に着替えたら、稽古が始まる前に剣道と関わりの深い“侍”になりきって記念撮影をしてくれます。和傘や笠をかぶったり、刀を持ったりしてポーズを決めましょう。

好きな小道具を使ってOK
好きな小道具を使ってOK
大人気の侍なりきり写真撮影
大人気の侍なりきり写真撮影
笠や刀で侍を演出
笠や刀で侍を演出

ストレッチ

続いては準備運動でストレッチを行います。剣道を行う前の大切な準備です。というのも、剣道では竹刀を持って大きく振りかぶったり、大きく一歩踏み出すために足の筋肉を使ったりするので、思わぬケガにつながらないようにしっかりと伸ばしておきましょう。

剣道・侍の歴史

ストレッチが終わったら、剣道や侍の歴史について教えてくれます。剣道は12世紀頃に日本刀と侍の関係から始まったことや、平和な世が訪れてからは人を斬るための技術ではなく自分自身を高めるためのメンタルトレーニングとして剣道が生まれたことを聞きました。その歴史を聞いてから体験すると、より深い学びにつながります。気になったことはどんどん質問してみてください!

剣道・侍の歴史を学ぶ
剣道・侍の歴史を学ぶ

礼法と黙想

侍の座り方・立ち方から、礼法を教えてくれます。侍は左に刀を収めているので左ひざを先に床につきます。もし右膝を先について座ってしまうと、刀を抜く際に自分の左足が邪魔になって素早く動けないからだということや侍の礼の角度が15度だということも教えてもらいました。
また、礼とともに黙想も行います。黙想では、正座をしておへその下あたりに手を置き、右手を下にし、その上に左手を重ね、丸くなるようにします。仏教や武道では右手を「感情」、左手を「理性」という考えがあり、「感情」を「理性」で押さえるために右手が下、左手が上になっています。姿勢が整ったら、目を閉じ黙想を行います。相手がいるからこそ剣道ができることに感謝したり、精神統一をして気持ちを切り替えたりします。

礼を行う
礼を行う
右手を下、左手を上にして黙想を行う
右手を下、左手を上にして黙想を行う

剣道具・竹刀の説明

続いては剣道で使用する道具の説明です。竹刀が4本の竹からできていることや、どの部位で打突するか、また打突として狙うのは防具がついている「面」の頭やのど、「小手」の右手、「胴」の腹部の4ヶ所ということを教わりました。

竹刀を使って素振り

いよいよお待ちかね、本格的な稽古に入っていきます。まずは竹刀を使って素振りを行います。竹刀の持ち方や構え方をレクチャーしてもらいます。

竹刀の扱い方を教えてくれる
竹刀の扱い方を教えてくれる

構えのスタイルは3つで、上段・中段・二刀流です。なかでも、中段といって右手右足を前にして構えるスタイルが主流です。
竹刀はまず左手に持ち、右手で返すように目の前に構え、弦が上向きになるように持ち、剣先の位置はおでこの延長上にすることを教えてもらいました。慣れれば簡単なのですが、弦が上向きになるように構えるために手をうまく使うのがはじめは意外と難しく、かっこよく構えられるように練習あるのみです。
構える練習が終わると、素振りです。素振りをする際は、竹刀がまっすぐになるように両手を頭の後ろまで振り上げたあと、両手を伸ばして勢いよく竹刀を振り下ろすことが大切ということを聞きました。足は振り上げたときにすり足で右足を一歩前に出し、振り下ろすときにすり足で左足を引き寄せるように行います。

竹刀を振り下ろす
竹刀を振り下ろす
右手右足前の中段の構え
右手右足前の中段の構え

足さばきの練習

この足さばきもとても重要なポイントです。地面からあまり離さないようにすり足で移動するのが基本。すり足での移動を繰り返す練習もあり、しっかり意識しないとスキップしているようになってしまいます。私としては今回の稽古で一番難しいと感じたのがこの足さばきでした。剣道において、スピード感を持って一歩前に飛び出し相手を打突することがとても重要。そのために足さばきもしっかり練習しましょう。

防具をつけて基本的な打ち方の練習

素振りと足さばきの練習をして、基本的な動きを学んだら、防具をつけて基本的な打ち方を練習していきます。面、小手、胴、小手面の4種類を教わります。
まず相手と向き合ったら「ヤ―!!」と腹から大きな発声をして、気迫を出します。そして「面!」「小手!」「胴!」「小手、面!」など打突部位を叫び、駆け抜けながらその叫んだ部位を打ちます。打突したあとは止まらずに駆け抜け、相手の方を振り返ります。これを「残心」といいます。相手の反撃に備えるために打突を決めたあとも気を緩めてはならず常に構えておくことが必要です。
面は頭頂部を、小手は右手を、胴は右の腹部を、小手面は右手を打ったあと頭頂部を狙います。はじめは相手を気遣って心配しながら打突してしまうかもしれませんが、防具をつけているため相手は痛みを感じないので、あまり恐れすぎず、しっかりと打突してOKです。竹刀が「バシッ!」といい音が鳴るように打突してみましょう。いい音が鳴ると、とても気持ちがいいですよ。

「胴」の打突の稽古
「胴」の打突の稽古

技の稽古

基本的な打ち方の練習が終わると、技の稽古です。お互いが同時に面を打ち合う「相面(あいめん)」や、相手が小手を打突してきたときに竹刀を上へすり上げてそのまま面を打つ「小手すり上げ面」などの技の稽古を5〜7つ習得します。先ほどの基本的な打ち方からさらに一段階実践的になるので、難しさもありますが、習得していくと竹刀のさばき方が上手になってくるのが実感できます。このあと試合が行われるので、しっかりと身体に覚えさせておきましょう。

試合の説明を受け、試合or地稽古

練習はここまで。ここからは一緒にお稽古に来た友人や家族との試合か、先生とのスパーリングを行います。

まずは試合の説明から。試合のコートの広さは9m×9mないし11m×11mです。
コートの外から1歩コート内に入って相手と向かい合い、目を合わせたまま15度頭を下げて礼をします。このとき15度なのは、これから剣を交える相手に対して常に臨戦態勢である必要があるからです。深々とお辞儀して目を離してはその間に打たれるかもしれないという、剣道と侍との深い関わりが垣間見えます。

そして左手の竹刀を腰のあたりまで引き上げたあと、右足から3歩前に出て、構えながら蹲踞(そんきょ)の姿勢になります。蹲踞とは上半身をまっすぐにしたまま、つま先立ちで両ひざを開いて腰を下ろす姿勢のことです。これは低い姿勢をとることで相手を敬うことを示す日本の古くからの文化で、日本人の精神がとても表われています。この蹲踞の姿勢はバランスが取りにくいですが、しっかりと腰を下ろしましょう。

「はじめ」という審判の合図とともに立ち上がって試合開始になります。試合は2本先取です。勝敗が決まったら、試合開始時の蹲踞した位置に戻って、再び構えながら蹲踞の姿勢へ。竹刀を納めて立ち上がり、後ろに下がって相手と向き合ったら15度頭を下げて礼をします。これが一連の流れです。

礼に始まり、礼に終わる。相手を尊重して行うのが剣道です。そのため、試合中は1本取ったとしても喜んだりガッツポーズをしたりしてはいけません。この場合、一本が取り消されたり反則とされたり、退場になることもあります。もちろん竹刀を地面にたたきつけるなど、攻撃的な態度を取るのもマナー違反で反則になります。
そのほか、試合中は竹刀を落としてしまうとその時点で試合は終了になります。また、コートから出てしまうのも反則になってしまいます。

また、ただ打突ができたから「一本」になるわけではありません。「気・剣・体之一致」を意識して、気迫をもって正確に打突し力強く踏み込むことができて「一本」となることを伺いました。

実際に試合形式で行うと、技を打つのに集中し、試合が一瞬で終わります。また、なかなか技が決まらないと心が折れてしまいそうになりますが、その一瞬の油断が相手に隙を与えて一本取られることにつながりかねません。常に集中し、相手を打とうとする強い意思をもって臨みましょう。怯まず果敢に攻め込んでいきましょう。ヤ―!!と大きな声で叫ぶこと、打突部位を叫ぶことも忘れずに。竹刀のバシッという音で打突が決まり、1本とれると、達成感がありました。

白熱する試合
白熱する試合

礼と黙想

すべての稽古が終わったら、再び礼と黙想を行い、剣道の稽古ができたことや試合で戦ってくれた相手へ感謝します。

体験を終えて

2時間たっぷり充実の稽古内容で、初心者でも楽しく体験することができました。稽古はすべて英語でコミュニケーションをとるため、外国人観光客に人気の体験ということも納得です。その上、身体を動かした本格的な稽古ができるだけでなく、しっかりと剣道の歴史を教わったり日本人の精神も学んだりすることができるため、満足度の高い体験になっています。説明や稽古も丁寧に行ってくれるので、初心者や子ども連れでも安心して体験できるのが特徴です。

まとめ

本記事を通して、剣道を学ぶことは剣の技を学ぶだけではないということを理解してもらえたかと思います。剣道は単なる肉体運動ではありません。その根底には武士の精神・心構えがあるということが剣道の奥深さであり、日本独自の文化なのです。

礼に始まり礼に終わること。自分自身と向き合うこと。相手を敬うこと。技を磨きながら精神も鍛えていくこと。こうした考え方は剣道の長い歴史の中で受け継がれてきました。「道」として、人を成長させていく文化として、日本人が大切にしてきたものです。日本を訪れた際には、ぜひ実際に竹刀を握って、自分自身と向き合ってみてください。自分で体を動かすことで、剣道が大切にしてきた精神をより深く感じられることでしょう。

元村颯香

筆者

フリーアナウンサー

元村颯香

伝統文化や芸能、歴史を中心に発信

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