
加賀藩・前田家伝来の宝物や石川県にゆかりのある作家の作品を数多く展示している美術館。昭和34年(1958)に石川県立伝統産業工芸館の場所で開館し、大型化や多様性に合わせられるようにと昭和58年(1983)に現在の場所へ移転した。
館内は第1展示室から第9展示室まであり、古美術や近現代の絵画や彫刻、工芸品など、3,900点以上にもなる収蔵作品をテーマに沿って入れ替えながら展示。足を運ぶたびに新しい作品と出会うことができるのも魅力のひとつだ。また、第1展示室では江戸時代の陶工・野々村仁清が作り上げた色鮮やかな国宝「色絵雉香炉(いろえきじこうろ)」と重要文化財「色絵雌雉香炉(いろえめすきじこうろ)」が常設されている。
中2階のエントランスホールには、石川県・七尾市出身のパティシエ辻口博啓氏がプロデュースするカフェもあり、本格的なスイーツを味わいながら美術館見学のひと休みをすることも。
ポイント
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前田家伝来の宝物や石川県にゆかりのある作品などをテーマごとに展示。
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所蔵作品が3900点以上もあり、来館するたびに新しい作品に出会える。
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国宝と重要文化財に指定されている「色絵雉香炉(いろえきじこうろ)・色絵雌雉香炉(いろえめすきじこうろ)」を常設。
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本格的なスイーツを味わえるカフェが併設されている。
写真
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観光名所・兼六園の南側に位置している
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ほぼ等身大サイズの色絵雌雉香炉(左)と色絵雉香炉(右)
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常設された古九谷など近世までの工芸品や絵画を展示している第2展示室
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第3展示室では石川県にゆかりのある作家の油彩画や版画を見ることができる
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浅蔵五十吉の陶芸作品や木村雨山の染織などを展示している第5展示室
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第6展示室では近現代の日本画・書を中心に展示
口コミ
基本情報
- 日本語名称
- 石川県立美術館
- 郵便番号
- 920-0963
- 住所
- 石川県金沢市出羽町2-1
- 電話
- 076-231-7580
- 定休日
- 年末年始 ※展示替えのため臨時休館あり
- 時間
- 9:30~18:00(最終入館は17:30)
- 料金
- 一般370円、大学生290円、高校生以下無料、65歳以上290円
- アクセス
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1) JR西日本・IRいしかわ鉄道「金沢」駅から金沢ふらっとバス菊川ルート「国立工芸館・県立美術館」下車、徒歩すぐ
2) JR西日本・IRいしかわ鉄道「金沢」駅から北陸鉄道バスで「出羽町」下車、徒歩約5分 - クレジットカード
- 可
- 公式サイト
- 公式サイト
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