南座
京都発祥である歌舞伎を中心に上演される劇場。歌舞伎は「出雲の阿国」という女性が京都で始めた「かぶき踊り」が発祥といわれ、群衆の注目を集めた同時代の江戸時代初期に南座もこの地で誕生した。400年以上に渡って同じ場所で興行を続けてきた日本最古の劇場ともいわれている。
初めて四条通を歩いたとき、遠くに見えた橋の向こう側の南座が、今でも印象に残っている。桃山風のこの劇場は外観がとても美しく、中ではいったいどんな物語が上演されているのだろうと興味をそそられた。
南座の歴史は江戸時代初期までさかのぼり、現在まで400年以上続く、日本で最も歴史ある劇場の一つであり、京都の歌舞伎文化を象徴する重要な存在でもある。毎年12月の「吉例顔見世興行」では、正面に俳優の名前が書かれた木製の看板が掲げられ、京都の冬ならではの風景となっている。




















