福岡グルメを満喫したいなら必見!福岡のカテゴリー別お勧め飲食店27選

福岡グルメを満喫したいなら必見!福岡のカテゴリー別お勧め飲食店27選

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筆者 : GOOD LUCK TRIP

全国的な知名度を誇る「とんこつラーメン」「もつ鍋」をはじめ、多彩なご当地グルメが魅力の福岡。
福岡観光で、グルメを一番の楽しみにしている方も少なくないだろう。
この記事では、福岡のご当地グルメごとに人気店や名店を紹介していく。
記事を参考にすれば、福岡で何をどこで食べるべきか、決められるはずだ。

福岡グルメの代表格・とんこつラーメンの名店3選

福岡グルメの中でも代表的と言えるのが「とんこつラーメン」。
今では全国的なグルメとなっているが、とんこつラーメンの発祥地は福岡の久留米と言われている。
福岡のとんこつラーメンには、「久留米ラーメン」「長浜ラーメン」「博多ラーメン」の3種類あり、同じとんこつラーメンでも特徴が異なる。
それぞれの種類ごとに、1店舗ずつお勧めのラーメン店を紹介しよう。

1. 【博多ラーメン】博多だるま 総本店

昭和38年(1963)創業の「博多だるま 総本店」。先代が生み出した伝統の味を、息子であり現在オーナーを務める2代目が受け継ぐ博多ラーメンの名店。
自慢のスープは「呼び戻し」と呼ばれる製法が味の秘訣。創業時から使い続ける鉄の釜で豚骨を16時間炊き上げ、継ぎ足して作る門外不出の味は濃厚かつ独特な味わいがクセになる逸品。

創業時から継ぎ足す秘伝のスープが絶品の博多ラーメン人気店
創業時から継ぎ足す秘伝のスープが絶品の博多ラーメン人気店

2. 【長浜ラーメン】元祖長浜屋

長浜ラーメンの元祖であり、地元では「ガンナガ」の愛称で親しまれるのが昭和27年(1952)に屋台からスタートした「元祖長浜屋」。
メニューはラーメン一品のみ。とんこつ系でありながらくどすぎず、朝からでもいけるあっさりとしたスープは開業時から変わらぬ味わい。具材もネギと刻んだチャーシューだけと至ってシンプルだ。

昭和の屋台から始まった味を今に受け継ぐ長浜ラーメンの元祖
昭和の屋台から始まった味を今に受け継ぐ長浜ラーメンの元祖

3. 【久留米ラーメン】大砲ラーメン 本店

昭和28年(1953)に久留米で創業した豚骨ラーメンの名店。
創業から半世紀以上、独自の技術「呼び戻し」によって決して釜を空にすることなく継ぎ足された、「呼び戻しスープ」が自慢。
濃厚な旨みと深いコクが広がるまろやかなスープは、「大砲ラーメンを食べずして豚骨ラーメンを語るなかれ」とラーメンフリークの間で謳われるほど親しまれている。

久留米の豚骨ラーメンを牽引するレジェンド店
久留米の豚骨ラーメンを牽引するレジェンド店

絶品もつ鍋を味わうなら訪れるべきもつ鍋屋3選

とんこつラーメンと並ぶ、福岡グルメの代表格「もつ鍋」。
牛か豚のホルモンとニラ、キャベツなどを煮込んだ鍋料理だ。
スープは醤油味が王道だが、味噌味や塩味など、様々な種類がある。
スープの味がしっかり染み込んだ具材、ニラとニンニクが効いたスープは絶品。
土鍋ではなく、アルミ製の鍋を使うことが多いのも特徴だ。
もつ鍋を食べるなら、ぜひこれから紹介するお店へ、ぜひ足を運んでほしい。

1. 博多もつ鍋 おおやま 本店

東京や大阪、愛知にも進出し、全国に21店舗を構える人気もつ鍋店の総本山。
厳選素材を使用し、試行錯誤を重ねて完成させた「おおやま流博多もつ鍋」を求め、連日多くの客が訪れる。使用するモツは、九州産を中心に和牛のみを厳選。
さらに、脂ののった若い牛の小腸のみを使用し、1切れ10gにカットすることでプリプリの極上食感を実現した。

厳選素材の旨みが生きた「おおやま流」もつ鍋を本店で堪能
厳選素材の旨みが生きた「おおやま流」もつ鍋を本店で堪能

2. 博多もつ鍋 やま中 本店

1984年創業、博多もつ鍋の代表的存在。本格的な蔵造りの建物である本店は、アンティークやモダンな調度品が彩り、昔ながらの趣のある雰囲気。
上品でクラシカルな空間で、自慢のもつ鍋をゆったりと堪能することができる。
試行錯誤を重ねた独自の「みそ味」は、創業当時しょうゆ味がスタンダードだったもつ鍋のイメージを覆す画期的なおいしさで瞬く間に人気になった逸品。

“みそ味”の博多もつ鍋を広めた1984年創業の名店
“みそ味”の博多もつ鍋を広めた1984年創業の名店

3. もつ鍋 田しゅう 福岡大名本店

福岡を中心に熊本・鹿児島・愛媛・広島などに展開する、「もつ鍋 田しゅう」の本店。
厳選した和牛の小腸のみを使用した最高級のもつ鍋を提供しており、スープは醤油・辛味噌・味噌・水炊き風の4種類から選べる。
一番人気の味噌味のもつ鍋は、厳選した4種類の味噌をブレンドしたクリーミーな味わいが特徴。

迷ったら一番人気の味噌味のもつ鍋をいただこう(※写真はイメージです。)
迷ったら一番人気の味噌味のもつ鍋をいただこう(※写真はイメージです。)

モチモチの食感を楽しもう!博多うどんを味わえる名店3選

うどんの発祥地は、全国的に有名な「讃岐うどん」のある香川でもなく、「稲庭うどん」のある秋田でもなく、福岡の博多だと言われている。
うどんが生まれた博多の名物「博多うどん」の最大の特徴は、フワフワでもっちりとした食感の麺。
煮干しや鰹節、昆布などの出汁と、薄口しょうゆで作られた透明なスープも特徴だ。
具材は様々だが、ごぼう天を乗せた「ごぼう天うどん」の人気が高い。
お店によってスープの味、麺の太さなどが異なるので、食べ比べてみるのも面白いだろう。
ここからは、そんな博多うどんを味わえる名店を紹介していこう。

1. かろのうろん

週末の行列でおなじみの博多うどんの老舗で、創業は明治15年(1882)。
自慢のうどんは、博多うどんならではの柔らかさを残しつつ、茹でたてのモチモチ食感が持続する唯一無二の味わい。羅臼(らうす)昆布から丁寧にとったふくよかなだしとの相性も抜群だ。
一番人気は、サクサクのごぼう天がのった「ごぼう天うろん」。
だしに浸かってもサクサク食感が続くごぼう天と柔らかモチモチの麺、澄んだ出汁との調和が見事。

ふくよかなだしがたまらない、明治15年創業の老舗
ふくよかなだしがたまらない、明治15年創業の老舗

2. 釜揚げ 牧のうどん 博多バスターミナル店

福岡を訪れた際に立ち寄りたいのが、福岡県民に愛されるうどん専門店「釜揚げ 牧のうどん 博多バスターミナル店」。
博多駅に隣接する博多バスターミナルの地下1階に位置し、観光の合間の食事にも便利だ。
麺の特徴は、釜から直接揚げた麺でモチモチとした食感とボリューム。硬さは「やわ麺」「中麺」「かた麺」の3種類から選べるため、自分好みの食べ方ができる。

駅近でサッといただく、福岡のソウルフード「うどん」
駅近でサッといただく、福岡のソウルフード「うどん」

3. 釜喜利うどん

福岡市の赤坂駅から徒歩8分の場所にある、人気うどん居酒屋「釜喜利うどん」。
福岡の小麦を使用した自家製麺と、上質な素材でとった出汁の旨さが特徴。
うどんのバリエーションも豊かで、「すだちうどん」や「牛すじうどん」、「カレーうどん」など、好みに合わせて選べるのも嬉しい。
日本酒とおつまみも用意されているので、一杯飲んだ後の締めにうどんをいただくのもお勧めだ。

すだちうどんなど、バリエーション豊かなうどんが味わえる(※写真はイメージです。)
すだちうどんなど、バリエーション豊かなうどんが味わえる(※写真はイメージです。)

鶏肉と出汁の旨さを堪能!水炊きの人気店3選

鶏肉を骨ごと煮込み、春菊やネギ、椎茸などの具材を入れる鍋料理が、博多の「水炊き」だ。
他の地域でも水炊きは食べられているが、博多の水炊きは鶏肉の旨味をしっかり味わえるスープが特徴。
水炊きは昆布出汁で作られることが多く、スープの色も透明だが、博多では鶏肉を最初に煮込むため、スープは白濁している。
見た目に反するさっぱりした味わいで、煮込んだ具材はポン酢につけていただく。鶏肉の旨味が染み込んだ、シメの雑炊も絶品だ。
絶品の水炊きを味わえる名店を紹介していこう。

1. とり田 博多本店

福岡県の中心地・博多にある「とり田 博多本店」は、博多の祭り・祇園山笠に由来する伝統的な鍋料理「水炊き」が食べられる。
鍋が運ばれてくると、スタッフが目の前で調理を開始。まずは、シンプルにスープから。九州産の丸鶏を6時間かけ水だけで炊き出したスープは、鶏本来の旨みが凝縮されており、その深い味わいが口いっぱいに広がる。
次に、ぷりっとした骨付き鶏ともも肉・胸肉、を博多ネギしゃぶと一緒にいただくのがとり田流。

鶏の旨みが凝縮!博多伝統の鍋料理「水炊き」
鶏の旨みが凝縮!博多伝統の鍋料理「水炊き」

2. 博多味処 すきやき・水たき いろは 博多本店

昭和28年(1953)、すき焼きの店として創業。昭和40年頃にスタートした「水たき」が現在の代名詞に。
厳選した鹿児島の赤どり「赤鶏さつま」を使って、鍋と“にらめっこ”しながら少しずつ丁寧に灰汁をとり、じっくり時間をかけて仕込む白濁した鶏ガラスープがおいしさの秘訣。
まずは湯呑みにスープだけ注ぎ、その滋味を堪能してから鍋のスタート。

旨みあふれる白濁鶏ガラスープに悩殺
旨みあふれる白濁鶏ガラスープに悩殺

3. 博多華味鳥 博多駅前店

福岡を中心に東京や大阪、広島などに店舗を展開している「博多華味鳥」の博多駅前店。
九州北部の銘柄鶏「華味鳥」を使った水炊きは、濃厚な鳥の旨味が具材に染み込み、深い味わいを楽しめる。
華味鳥を使った水炊きに合う、こだわりのポン酢も特徴だ。
博多駅の博多口より徒歩5分というアクセスの良さ、個室・半個室・カウンター席と様々なシーンに対応しているのも嬉しいポイント。

華味鳥を使用するからこそ出せる深い味わいを堪能(※写真はイメージです。)
華味鳥を使用するからこそ出せる深い味わいを堪能(※写真はイメージです。)

食べ過ぎに注意!一口サイズの博多餃子の人気店3選

一般的な餃子とは異なり、「博多餃子」は一口で食べ切れる小さなサイズが特徴だ。
そのサイズ感から「一口餃子」、鉄鍋に乗せて出てくることから「鉄鍋餃子」とも呼ばれる。
薄い皮を使用するため、パリッとした食感と肉汁溢れるジューシーさを同時に味わえるのも特徴のひとつ。
タレに柚子胡椒を入れるのも特徴的で、爽やかな香りとピリッとした辛さは博多餃子に抜群に合う。
他の地域とは異なる特徴を持つ博多餃子を、これから紹介するお店で味わってみよう。

1. 博多祇園鉄なべ

福岡名物「鉄なべ餃子」の人気店。熱々の鉄なべに小ぶりの餃子を同心円状に敷き詰め、均等に焼き上げる“丸い鉄なべ餃子”の元祖的存在だ。
カリカリと香ばしい焼き目と、噛んだ途端にあふれるジューシーな肉汁はクセになること間違いなしで、パンチがありながら、ニラの風味豊かなライトな味わいで、2~3人前は軽く食べられると評判だ。

熱々の鉄なべで供されるジューシーな博多名物
熱々の鉄なべで供されるジューシーな博多名物

2. 博多一口餃子ヤオマン

博多駅直結の「JRJP博多ビル」の地下1階に位置する「博多一口餃子ヤオマン」。
鹿児島県の黒豚の濃厚かつさっぱりした脂と、九州産の野菜の旨みが口の中で溶け合う、博多餃子が人気メニューだ。
ニンニクを使っていないため、食後のニオイが気にならないのも嬉しい。
餃子以外にも、博多の手羽先をはじめとするお酒に合うメニューも充実。
博多餃子やその他のおつまみと一緒に、ビールや焼酎、地酒を楽しもう。

鹿児島県の黒豚100%使用の博多餃子(※写真はイメージです。)
鹿児島県の黒豚100%使用の博多餃子(※写真はイメージです。)
住所
〒812-0012 福岡県福岡市博多区博多駅中央街8-1 JRJP博多ビル B1
営業時間
11:30 〜 23:00
定休日
不定休

3. 博多餃子舎603 博多駅筑紫口店

博多駅から歩いて3分ほどの場所にある「博多餃子舎603 博多駅筑紫口店」。
パリパリの皮とジューシーさにこだわり、一つひとつ手包で丁寧に仕上げた博多餃子を味わえる。
無農薬・低農薬の野菜、九州各地で厳選した豚肉を使用しており、素材選びも徹底している。
カウンター席とテーブル席だけでなく、半個室席も用意されており、様々なシーンで活用できるのも嬉しいポイントだ。

パリッとした食感とジューシーさを堪能できる博多餃子(※写真はイメージです。)
パリッとした食感とジューシーさを堪能できる博多餃子(※写真はイメージです。)

本場で明太子料理を味わうなら足を運ぶべき名店3選

「たらこ」に唐辛子などの調味料を加えて味付けした「明太子」は、福岡の代表的なグルメのひとつだ。
一口に明太子と言っても、辛さが控えめなタイプや香りづけしたタイプなど、お店や会社によって味は異なる。
お土産としても人気だが、せっかくなら本場・福岡の地で明太子を味わっていこう。
様々な明太子料理を味わえる、福岡の人気店を紹介しよう。

1. めんたい料理 博多 椒房庵

博多土産としてもお馴染み、椒房庵の「あごだしめんたいこ」を味わうことができるレストラン。明太子の素材を生かした料理のほか、博多の家庭料理や旬菜を盛り込んだ創作和食が楽しめる。
椒房庵の明太子は、こだわり抜いた北海道産のたらこのみを使用し、国産の焼きあごだしと一緒に贅沢な辛子たれに漬け込んだ、上品でまろやかな味わいが魅力の逸品だ。

博多の味が堪能できるレストラン
博多の味が堪能できるレストラン

2. 元祖博多めんたい重 西中洲

博多駅から電車で約6分の天神駅近くに位置する、「元祖博多めんたい重 西中洲」。
昆布巻き明太子を丸ごと1本、海苔を引いた白米の上に乗せ、特製のタレをかけて食べる「めんたい重」が名物メニューだ。
タレの辛さは「基本」「小旨辛」「中旨辛」「大旨辛」の4種類から選べ、辛さを調整できるだけでなく、タレによって異なるコクと味の広がりを楽しめる。
トッピングの「たたきとろろ」や「温泉たまご」の味変、食感を変えてみるのもお勧めだ。

明太子が丸ごと一本乗ったインパクトある見た目も特徴的だ(※写真はイメージです。)
明太子が丸ごと一本乗ったインパクトある見た目も特徴的だ(※写真はイメージです。)

3. やまや総本店 白金小径

自然の美しさを取り入れた和モダンな空間で、絶品の明太子料理を味わえる「やまや総本店 白金小径」。
代表的なメニューは、新鮮な明太子をはじめとする様々な一品料理を味わえる「博多めんたい織 ~御膳~」と、明太子と九州の鮮魚が乗った「博多めんたい織 ~海鮮重~」。どちらも彩り豊かで見た目も美しい。
お酒が好きな方には、ワインや生ビールなどのドリンクを1グラスとオードブル3品がセットになったメニューもお勧め。
創業者が誇りをかけた渾身の明太子「秀波」や、作り立ての「できたてめんたい」などの明太子商品をはじめ、ここでしか買えないお土産も充実している。

こだわりの明太子料理を和モダンな空間で味わおう(※写真はイメージです。)
こだわりの明太子料理を和モダンな空間で味わおう(※写真はイメージです。)

うな重と異なる美味しさ!うなぎのせいろ蒸しを味わえる老舗店3選

福岡の柳川市の郷土料理である「うなぎのせいろ蒸し」は、蒲焼のタレをまぶした白米の上に蒲焼のうなぎ、その上に錦糸玉子を乗せた料理だ。
うなぎを直火で焼いた後に、せいろで蒸すことでふっくら柔らかに。蒸すことで、うなぎの旨みが白米にもしっかり染み込む。
うな重やうな丼とは異なる、柳川ならではのうなぎ料理を一度は味わってみよう。

1. 元祖本吉屋 沖端店

天和元年(1681)の創業の老舗。清澄で豊かな水に恵まれた柳川は、古くから鰻の名産地として有名。
そこで誕生したのがこちらの「うなぎのせいろ蒸し」だ。
初代から続く秘伝のタレと料理技術を代々の当主が忠実に継承し、現在も変わらないおいしさを提供し続けている。

300余年受け継がれる水郷・柳川が誇る名物
300余年受け継がれる水郷・柳川が誇る名物

2. 田舎庵 小倉本店

福岡県北九州市小倉にある、1926年創業の老舗の鰻料理店。
2014年には、ミシュランガイドでビブグルマンにも選ばれた。
特徴は、独自の鰻の焼き方にある。蒸さずにじっくり焼き上げることで、鰻本来の旨みを凝縮し、皮はパリッと、中はふっくらとした食感に。
タレは最高品質の醤油や純米本みりんなど、厳選された素材と完全無添加のものを使用。これにより、鰻の香ばしさがより一層引き立つ。

鰻のおいしさを極めた、福岡の名店の味を堪能する
鰻のおいしさを極めた、福岡の名店の味を堪能する

3. うなぎ料理 若松屋

江戸時代末期に創業した老舗の鰻料理店。水郷の町・柳川の情緒あふれる沖ノ端沿いに佇み、160年近くにわたり、変わらぬ味を守り続けている。
その味を求めて、日本各地から多くのリピーターが訪れる名店だ。
職人が一尾一尾丁寧に焼き上げた鰻は、外はパリッと香ばしく、中はふっくら柔らかい食感。創業当時から受け継がれる秘伝のタレが、鰻の旨みをさらに引き立てる。

江戸時代から受け継がれる味を、老舗の鰻料理店で味わう
江戸時代から受け継がれる味を、老舗の鰻料理店で味わう

福岡ならではの焼き鳥に出会える人気店3選

忘れられがちな福岡グルメが「焼き鳥」だ。
福岡の人口10万人あたりの焼き鳥店の件数は日本一と、地元の人々にも愛されている。
福岡の焼き鳥の定番は豚バラ肉を串に刺した「豚バラ」と、鳥の首皮を串に捻りながら刺して焼いた「とりかわ」。どちらも他県では珍しい、福岡ならではのメニューだ。
他の地域とは異なる福岡の特徴的な焼き鳥も食べてみよう。

1. とりかわ家

博多名物の「とりかわ」が大人気の焼き鳥店「とりかわ家」。最寄駅からのアクセスも良く、地元の人はもちろん、観光客にも親しまれている。
鶏皮をぐるぐると巻きつけた、香ばしい見た目のとりかわは、外はカリッと、中はジューシーな食感が特徴。脂を落としながら焼き上げているので、何本でも食べられてしまうと評判だ。

香ばしさがクセになる!博多名物「とりかわ」を堪能
香ばしさがクセになる!博多名物「とりかわ」を堪能

2. 本格焼鳥 大名 へて(壱)

福岡市の大名エリアに位置する「本格焼鳥 大名 へて(壱)」。
自社で育成した職人が作る焼き鳥が美味しいのはもちろん、その他の鶏料理や馬刺し、ゴマサバなど幅広いメニューも提供している。
全国から集めた日本酒やワインもあり、ドリンクメニューも充実。
スタッフとの距離も近く、活気ある店内の雰囲気も魅力のひとつだ。

福岡の焼き鳥の定番・とりかわも味わってみよう(※写真はイメージです。)
福岡の焼き鳥の定番・とりかわも味わってみよう(※写真はイメージです。)

3. 焼とり いぶし坐

福岡の名店「焼き鳥の八兵衛」で12 年間修行した職人が、独立して立ち上げた「焼とり いぶし坐」。
新鮮な朝引き鳥と天然塩を使用し、備長炭で焼き上げた焼き鳥は絶品。
定番の「とりかわ」と「豚バラ」はもちろん、「ねぎま」や「せせり」など、様々なメニューを味わってみよう。店舗で調理・燻製した燻製料理も魅力のひとつ。
焼き鳥と燻製料理と相性抜群の日本酒やハイボール、焼酎と一緒にいただこう。

職人が焼き上げる豚バラは絶品だ(※写真はイメージです。)
職人が焼き上げる豚バラは絶品だ(※写真はイメージです。)

福岡発祥のいか活き造りを味わえる海鮮料理店3選

海に面し、漁港もある福岡では新鮮な魚介類を使った料理も味わえる。
「福岡市中央卸売市場鮮魚市場」の2016年の漁港取扱高は、全国の漁港で1位。
2015年の調査では、全国の大都市の中で人口10万人あたりの魚料理店は1位ということからも、福岡で美味しい海鮮料理が食べられるのは想像がつくだろう。
様々な海鮮料理を味わえるが、食べるべきは「いか活き造り」だ。イカのコリコリした食感と甘みは絶品。
数多くの魚料理店の中でも、「いか活き造り」を味わえる、お勧めのお店を紹介しよう。

1. 河太郎 中洲本店

創業60年を超える「河太郎 中洲本店」は、本格和食の伝統に新しさを取り入れた活魚料理専門店。
店内には3つのいけすがあり、玄界灘をはじめ全国各地から届く新鮮な魚介が揃う。
看板メニューは、佐賀・呼子から直送されるイカを使用した「いか活造り」。
「いか活造り」発祥のお店としても知られ、透き通ったイカの身は甘みが強く、コリコリとした歯ごたえが特徴だ。
素材の持ち味を最大限に引き出す職人技が光る、海鮮料理の名店だ。

店内にいけすがあるのも特徴的な河太郎 中洲本店(※写真はイメージです。)
店内にいけすがあるのも特徴的な河太郎 中洲本店(※写真はイメージです。)

2. 博多 魚蔵

美食の街、福岡・博多にある「博多 魚蔵」は、高級魚「のどぐろ」「やりいか」をはじめ、旬の魚介を味わえる日本料理店。
食材は福岡近郊や糸島半島、壱岐の勝本漁港から直送。
料理人の技術によって素材の旨みが最大限に引き出され、刺身や寿司天ぷら、炙りなど、多彩な調理法で堪能することができる。
名物の「やりいか活き造り」は、呼子で水揚げされたばかりのイカを店内の生簀で管理し、鮮度抜群の状態で提供される。

職人の技が光る、福岡の新鮮な海の幸を満喫!
職人の技が光る、福岡の新鮮な海の幸を満喫!

3. 博多居酒屋 どげん海

博多駅から徒歩2分と好立地の場所にある「博多居酒屋 どげん海」。
福岡西部、玄界灘に突き出した「糸島半島」から、厳選した食材を仕入れ、店舗に生け簀を構えることで鮮度を維持している。
新鮮な魚介を仕入れているからこそ提供できる、「ヤリイカ活き造り」や「カワハギの活き造り」など、様々な活き造りがお勧めのメニューだ。
自然素材を活かした落ちついた雰囲気の中で、本格的な和食を堪能しよう。

糸島半島から仕入れた厳選した魚介を使った和食を堪能しよう(※写真はイメージです。)
糸島半島から仕入れた厳選した魚介を使った和食を堪能しよう(※写真はイメージです。)

福岡グルメの食べ歩きと地元の人々の交流を楽しめる屋台街3選

記事の最後に、福岡グルメを満喫したいなら足を運ぶべき屋台街を紹介しよう。
屋台街では、これまで紹介してきた「とんこつラーメン」や「もつ鍋」といった福岡グルメを、独特な雰囲気の中で味わえる。
屋台街には、夕方以降になると屋台が出店し、独特な風景を作り出す。
屋台はお店やお客さんとの距離も近く、地元の人々と交流しやすいのも魅力。
福岡グルメの食べ歩きと福岡の人々との交流を楽しむために、これから紹介する屋台街へ足を運んでみよう。

1. 中洲屋台街

美食の街「博多」でも、特にディープなグルメ体験ができるのが中洲屋台街
ラーメンに串もの、おでんなどお酒と一緒に堪能できる。
九州ーの繁華街「中洲」の街を流れる那珂川の水面には鮮やかにネオンが映り、その川沿いにずらりと屋台が連なる様は圧巻。散策するだけで、街の熱気を存分に感じられる。

美食の街「博多」を最もディープに味わえる屋台街
美食の街「博多」を最もディープに味わえる屋台街

2. 天神屋台街

九州最大の繁華街である天神には、夕方になると多彩な福岡グルメを味わえる屋台が集まる。
特に天神駅周辺には屋台が多く、移動の前後にサクッと立ち寄れるのも嬉しい。
数ある屋台のなかでも、特にお勧めしたいのは「焼きラーメン」だ。
焼きラーメンとは、細麺をとんこつスープとソースと絡めて、鉄板で焼き上げた麺料理。
福岡のソウルフードと言える料理だが、中洲屋台街の「小金ちゃん」が発祥のお店。
天神でショッピングを楽しんだ後、天神屋台街で福岡グルメを味わうのもお勧めだ。

様々な福岡グルメを食べ歩きしてみよう
様々な福岡グルメを食べ歩きしてみよう
住所
〒810-0001 福岡県福岡市中央区天神2-1004
営業時間
店舗により異なる
※多くの店が18:30~1:00前後の営業時間。
定休日
店舗により異なる

3. 長浜屋台街

福岡の赤坂駅の1番出口を出て、10分ほど歩いた場所に広がる「長浜屋台街」。
かつては多くの屋台が軒を連ねていたが、時代の流れとともにその数は減少していた。しかし近年、新たな屋台が誕生し、再び活気を取り戻しつつある。
屋台としては初の明太子専門店や長浜ラーメンを味わえるお店など、福岡の様々なグルメを味わえる。
昔ながらの雰囲気を漂わせる屋台だけでなく、スタジアム気分を味わえるコンセプト屋台など、斬新なスタイルを楽しめるのも魅力のひとつだ。
長浜ラーメンをメインに、様々な福岡グルメを楽しみたい方へ、特にお勧めしたい。

活気を取り戻しつつある屋台街には、多くの屋台と人々が集まる
活気を取り戻しつつある屋台街には、多くの屋台と人々が集まる
住所
〒810-0072 福岡県福岡市中央区長浜3丁目14
営業時間
店舗により異なる
※多くの店が18:30~1:00前後の営業時間。
定休日
店舗により異なる

福岡のグルメに関するよくある質問

Q

福岡で飲食店が多い地域は?

A

福岡各地に飲食店の集まる地域はありますが、福岡市は特に飲食店が多い地域です。

Q

福岡グルメの中でも特に有名なグルメは?

A

博多ラーメンを筆頭とする「とんこつラーメン」、「もつ鍋」、「水炊き」、「博多うどん」は特に有名なグルメです。

まとめ

福岡にはご当地グルメも飲食店も多いだけに、どこでご飯を食べるか迷ってしまうだろう。
そんな時はこの記事で紹介してきたお店へ、ぜひ足を運んでほしい。
福岡グルメを満喫したいなら、屋台街も見逃せない。絶品グルメだけでなく、素敵な人々にも出会えるだろう。
福岡の観光プランを立てるなら、お勧めの観光スポットを紹介している、こちらの記事も併せて参考にしてほしい。