圧巻の自然景観が必見!茨城の観光スポット19選
山と海に恵まれ、美しい自然景観と自然の恵みを活かしたグルメが魅力の茨城。
特に国営ひたち海浜公園のネモフィラは、アメリカのCNNが選んだ「日本の最も美しい場所 」31選でも紹介されており、国内外の観光客が訪れる人気の観光スポットだ。
ファミリーで楽しめる観光スポットも多く、家族で観光するにもピッタリ。
この記事では、茨城県の魅力を思い切り満喫できる観光スポットや宿泊施設、グルメを紹介しよう。
目次
茨城ってどんなところ?
関東地方の北東部に位置する茨城県。
手つかずの自然が残る雄大な景色や天然温泉、レジャースポットがあり、首都圏からも近いため、観光地としても人気だ。
日本三名瀑に認定された「袋田の滝」や広大な敷地で圧巻の花畑が楽しめる「国営ひたち海浜公園」など、茨城でしか見られない風景も多い。
茨城はグルメも充実しており、山にも海にも恵まれているので、山の幸・海の幸どちらも楽しめる。
農業も盛んで、納豆や卵、栗など生産量日本一を誇る食品も多い。
茨城県内のブランド牛「常陸牛」も絶品だ。
茨城のおすすめの観光シーズンは?
茨城を観光するなら、春か秋がおすすめ。
春には、日本三名園の一つである「偕楽園」で様々な梅が咲き乱れる絶景。
秋には、国営ひたち海浜公園でコキアの紅葉が丘一面を真っ赤に染め上げる、圧巻の景色がそれぞれ楽しめる。
茨城の季節ごとの着衣例
- 春(3月 - 5月): 軽めのジャケットおよび薄手のセーター
- 夏(6月 - 8月): 薄手の着衣、半袖
- 秋(9月 - 11月): 軽めのジャケット、コート
- 冬(12月 - 2月): コート、ウールスーツ、厚手のセーターやジャケット
茨城への移動方法は?
東京駅からJR常磐線特急に乗車すれば、水戸駅までわずか約74分。
茨城空港があるため、国内の空港がある都市はもちろん、上海や台北、西安といった国外の都市からのアクセスも良い。
茨城県内に宿泊すると茨城空港行きのバスが無料になるサービスもあるため、ぜひ活用してみてほしい。
茨城観光の主要交通手段
茨城県内の観光では、電車とバスを使えばストレスなく観光地を巡れる。
鉄道はJR常磐線・JR鹿島線、JR水戸線、JR水郡線と4路線あり、どの路線からも車窓からのどかな田園風景を楽しめる。
観光スポットを巡る循環バスや周遊バスも充実しており、観光スポットを巡る移動手段にも困らない。
初めて観光するなら外せない!茨城の厳選観光スポット19選
自然の美しさを堪能できるスポットが目白押しの茨城。
自然だけでなく、日本の伝統文化を感じられる歴史ある庭園や神社や、ファミリーでも楽しめる海水浴場やテーマパークなど、魅力的なスポットが多い。
そんな魅力的なスポットの数々の中から、初めて茨城を訪れる方にお勧めの厳選スポットを紹介しよう。
1. 国営ひたち海浜公園
面積約350haの大きな公園。
春にはスイセンやチューリップ、ネモフィラ。
夏にはバラ、ジニア、ヒマワリ。秋にはコキアやコスモス。冬はアイスチューリップや梅、と四季折々の草花を見ることができる
特に、4月中旬から5月上旬に咲くネモフィラは、花・空・海で青一色の絶景となり高い評価を受けている。
2. 偕楽園
由緒ある水戸藩の第九代藩主・徳川斉昭公によって造園。
金沢の兼六園、岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに名を連ねる。
およそ13haにもおよぶ園内は見所が随所に。
同園の東門から入った先に見えてくるのが、木造二層三階建ての「好文亭」。
こちらは斉昭公の別邸として建てられたもので、柿葺き&茅葺きの2棟構成の姿は素朴ながらも清雅な風情が漂っている
。石造りの碁盤、将棋盤、卓石などが並べられた「仙奕台」は、高台の南端に位置しており、千波湖を含む眼下の自然景観がすばらしい。さらに水道や井戸の工事で用いる凝灰岩を採掘していた跡地「南崖の洞窟」も現存。
3. 袋田の滝
奥久慈地方を流れる久慈川支流の滝川に存在するのが、茨城県を代表する観光スポット袋田の滝。高さ120m、幅73mの大きさを誇る大瀑布は、栃木県の「華厳の滝」、和歌山県の「那智の滝」に並ぶ日本三名瀑のひとつに挙げられ、日本の滝百選にも選定されている。
4. 牛久大仏
牛久大仏は、平成4(1992)年に完成した巨大な阿弥陀如来像で、正式名称を牛久阿弥陀大佛という。
像高120m(うち台座は20m)で、ギネス世界記録に登録されている世界で最も高い「青銅製仏像」だ。
茨城県は親鸞聖人ゆかりの地であることから、浄土真宗東本願寺派 本山東本願寺により、この地に大仏さまが建てられた。総重量4000t、左手のひら18m、顔の長さ20m、目の長さ2.5m、口の長さ4m、鼻の高さ1.2m、耳の長さ10m、人差し指の長さ7mという圧倒的なスケールだ。
5. 鹿島神宮
茨城県の南東部、鹿嶋市に鎮座する鹿島神宮は、神武天皇元(紀元前660)年の創建と伝わる常陸国一宮である。
御祭神に日本建国・武道の神「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」を祀り、古代から朝廷や藤原氏、また、源頼朝、徳川家康などの武将や、塚原卜伝などの剣豪らが崇敬した。必勝祈願、武道上達、厄除けなどのご利益で信仰を集めている。
6. 筑波山
関東平野の北東部に位置する筑波山は、男体山(標高871m)と、女体山(標高877m)のふたつの峰からなる、日本百名山のひとつ。
古くより信仰の山として知られ、山そのものが御神体とされる。
南側の標高約270mの山腹には筑波山神社の拝殿がある。
比較的気軽に山歩きを楽しめるのが魅力のひとつで、筑波山神社を起点にしたコースなど、6つのハイキングコースが整備されている。
7. アクアワールド茨城県大洗水族館
約580種におよぶ海や川の生物を展示する日本屈指の水族館。
シンボルマークにサメを掲げているだけに、サメの飼育種数はなんと全国一を誇る。
他にも館内には日本最大規模のマンボウ専用の水槽を設け、全国的にも珍しいマンボウの複数展示に取り組んでいる。
8. 笠間稲荷神社
茨城県の中央部、笠間市に鎮座する笠間稲荷神社は、飛鳥時代、孝徳天皇の御代である白雉2(651)年創建と伝わる神社。
京都・伏見稲荷大社、佐賀・祐徳稲荷神社と並ぶ、日本三大稲荷として知られている。
拝殿の奥には、江戸末期に再建された、国の重要文化財の御本殿が建っている。
社殿には「三頭八方睨みの龍」や「牡丹唐獅子」と名付けられた見事な彫刻が施されており、当時の名匠たちによる見事な装飾は見逃せない美しさだ。
9. 大洗磯前神社
太平洋に面した大洗岬の丘に鎮座し、医薬や良縁の神として信仰される神社。
神社から歩いてすぐの海岸には祭神の大己貴命と少彦名命が降臨したと伝わる「神磯」があり、岩礁の上には鳥居が建つ。神磯は「禁足地」と呼ばれる神域にあたるため、足を踏み入れることはできない。参拝や写真の撮影は手前の堤防や展望台から行おう。日の出の時刻、特に鳥居と朝日を構図内に収めることのできる冬至の時期は人気が高く、早朝から多くの写真家が訪れる。
10. 那珂湊おさかな市場
毎年のべ100万人もの来場者を誇る魚介類がメインの観光市場。
日本屈指の遠洋漁業基地のお膝元だけあって、扱うのはカツオ、マグロなどの大型魚からヒラメ、タイ、ホウボウなどの白身魚も豊富。
敷地内には12の店舗が営業しており、鮮魚店では一般的なスーパーマーケットなどよりもリーズナブルな価格で販売している。
11. 竜神大吊橋
茨城県の奥久慈県立自然公園内にある竜神峡。渓谷の中を流れる竜神川に作られた竜神ダムの上に架かる「竜神大吊橋」は、長さ375mと歩行者専用の橋としては国内最長レベルの吊り橋だ。
湖面から橋までの高さは100mあり、周囲の自然をパノラマで一望できる。
12. 日立駅
日立市の中心駅で太平洋に面したJR東日本・常磐線の日立駅。2011年に完成した現在の駅舎は、全面ガラス張りの美しい姿が印象的。建築界のノーベル賞とも呼ばれる「プリツカー賞」を受賞した日立市出身の建築家、妹島和世氏がデザイン監修。2012年にはグッドデザイン賞を、2014年には鉄道関連専門の国際デザインコンペティション「ブルネル賞」の優秀賞を受賞している。
13. 花貫渓谷
JR「高萩」駅から西へ10km、花貫ダム近くにある渓谷。大小さまざまな淵と滝が連なっており、四季折々の自然を楽しむことができる人気スポットだ。花貫ダムから名馬里ヶ淵、さらに小滝沢キャンプ場にかけて、春の新緑と秋の紅葉の光景はまさに絶景!
14. いばらきフラワーパーク
緑ゆたかな石岡市八郷エリアにある「茨城県フラワーパーク」が、2021年4月に「いばらきフラワーパーク」としてリニューアルオープンした。
「見る」から「感じる」フラワーパークがコンセプト。県花のバラをメインに900品種の美しいバラの花姿や色、香りを様々な角度で体感できる仕掛けがいっぱい。(最盛期は5月中旬〜6月下旬と10月~11月中旬)また花や里山の自然を五感をつかって楽しめる「100の体感」アクティビティは年間100種類以上も!季節ごとの魅力を体感できる。
15. 奥久慈温泉郷
茨城北西部の大子町は、茨城の最高峰・八溝山(1022m)の麓の町。町の中心を流れる久慈川の上流域は奥久慈と呼ばれ、鮎の釣り場として人気が高い。この山岳美と渓谷美が織りなす自然豊かなエリアに、袋田温泉、月居(おり)温泉、大子温泉といったいで湯が点在し、奥久慈温泉郷と呼ばれている。
16. つくばエキスポセンター
科学技術の情報発信に加え、誰もが身近に科学に親しめることを目的とした科学館。1番のセールスポイントは大きなドーム型のプラネタリウムで、直径25.6m&全210席のキャパシティは世界最大級の大きさを誇る。
満天の星&全天周映像の迫力はさすがの一言で、同館のスタッフらによる分かりやすい生解説も評判。時期によって、独自企画のプログラムを上映したり、子ども向けにアニメキャラクターが登場するコンテンツも用意されている。
17. 宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センター
日本最大規模的太空開發據點,從人造衛星開發和運用開始,到火箭、運送系統的開發和研究,及太空人培訓等進行各種任務。在約12個東京巨蛋的廣闊佔地內,有多棟為了進行研究開發而建造的建物。
宇宙中心的展示館「太空巨蛋」中,展示著人造衛星和火箭引擎等開發用的試驗模型機,和與實機等比大的模型等,其中又以重現了為國際太空站 (ISS) 的日本實驗艙「希望號」的實體等比模型,其精細的內部細節讓人體驗宛如太空人般的感受。
18. 霞ヶ浦
霞ヶ浦は、茨城県の南東部に位置する湖で、琵琶湖に次いで全国2位の広さを誇る。湖面積は220㎢で、茨城県の35%を占めている。「湖」ではなく「浦」なのは、もとは海の入り江で、堆積物によって海から切り離されたラグーンであるため。
多くの河川が流入する霞ヶ浦には、ワカサギ、コイ、ハゼ、ブラックバスなどさまざまな魚種が生息し、冬季には水鳥も多く渡来する。湖では釣りや、ヨット、モーターボートなどのウォータースポーツを楽しめる。
19. つくばわんわんランド
犬にちなんだコンテンツが充実するテーマパークで、世界最大級の木造犬型展望台「モックン」がシンボル。
飼育されているのは500頭以上もの世界の名犬・珍犬で、チワワやトイプードルといった小型犬のほかに、ドイツ原産の超大型犬・グレートデーンもお待ちかね。
しつけが行き届き、人懐っこい性格の犬種が多く「ふれあい広場」で実際に触ることもOK。
豊かな食材を活かした絶品グルメ!茨城の人気飲食店3選
豊かな土地が育んだ農作物や海の幸、山の幸を活かしたグルメが魅力的な茨城。
茨城を観光するなら、必ず立ち寄って欲しい飲食店を厳選してご紹介。
1. 五鐵夢境庵
安心で高品質な茨城の食が味わえる証として、県から「うまいもんどころ」に認定されている料理店。
約40年前に創業して以来、一貫して提供し続けるのは茨城県民がこよなく愛する郷土に根付いたメニューの数々だ。
イチオシは地元の名産である奥久慈軍鶏を用いた逸品。
2. 大洗海鮮市場 海鮮どんぶり亭
大洗沖・鹿島灘で水揚げされた鮮魚が並ぶ「大洗海鮮市場」は、休日ともなれば早朝からいつも大賑わい。
扱うのは金目鯛、のどくろ、真鯛といった定番から、都会のマーケットではなかなか手に入らない珍しい魚種までが幅広く揃う。
購入した魚はすべて無料で捌いてもらえるサービスもポイントだ。
3. ちゅう心
周辺の漁業関係者らの沿岸基地、大洗港へもほど近い路地裏にある海鮮がメインの食事処。古くから魚屋として営業する「魚忠」が手がけているお店だけあって、メニューで用いられる素材の鮮度は折り紙付き。
その多くが大洗・那珂湊漁港より仕入れており、コンディションの良い活け物ばかりがスタンバイする。
茨城の定番ショッピングエリア3選
茨城は観光だけではなくショッピングエリアも充実。
広大な土地を活かした、大型ショッピングモールも楽しんでみよう。
1. 大洗シーサイドステーション
おおらかな湾形の海岸近くにあるショッピングモールで、2018年のオープン以来、界隈エリア屈指のトレンドスポットとして注目を集めている。
爽やかな潮風を感じながら、リゾート気分で散策できる施設内には1〜2Fの2フロアに渡って幅広いジャンルのショップが営業中。
2. イオンモールつくば
つくば牛久インターチェンジに近接するショッピングモール。
敷地面積は200,000㎡もの広さを誇り、総合スーパーのイオンと専門店街、シネマコンプレックスなどで構成されている。
3. あみプレミアム・アウトレット
圏央道・阿見東インターチェンジからダイレクトにアプローチできる、便利なロケーションが評判のアウトレットモール。
近くには界隈の守り神ともいえる全高120mの「牛久大仏」が立ち、ご参拝の後に訪れるユーザーも数多い。
アメリカの西海岸をイメージした緑豊かな環境の敷地内には、およそ160ものショップがズラリ。
自分好みの宿泊施設を見つけよう!茨城の宿泊施設3選
天然温泉が自慢の温泉旅館やレンタサイクルでアクティビティを楽しめるホテル、海を感じられるホテルなど、観光スポットと同じく多種多様な魅力を持った宿泊施設がある茨城。
数ある魅力的な宿泊施設の中でも、おすすめの宿泊施設を紹介しよう。
1. 袋田温泉 思い出浪漫館
日本三名瀑「袋田の滝」まで車で3分のところにあり、奥久慈の大自然に囲まれた静かなロケーションが評判。
観光の後は、心と体をたっぷりと癒す自慢の天然温泉をどうぞ。
湧出するのは袋田温泉と呼ばれ、その歴史は平安時代までさかのぼる名湯の中の名湯。
2. 星野リゾート BEB5土浦
星野リゾート BEB5土浦は、2020年10月にオープンした星野リゾート初の「自転車と楽しむホテル」。
JR土浦駅の駅ビル「プレイアトレ土浦」の3〜5階にあり、駅の改札前がホテルのエントランスという便利さ。
レンタサイクルや、サイクリングコースの提案など、旅先で自転車を楽しむためのサービスがとことん充実している。
3. 大洗ホテル
碧い海と青い空に囲まれて、心癒されるひとときが過ごせると評判のリゾートホテル。
客室はモダンなインテリアで統一されたハイセンスなコーディネートが印象的で、窓の向こうには雄大な太平洋が広がっている。
感動的な日の出、おだやかな夕凪、海面に映る月など時間帯で異なる絶景が楽しめ、非日常で開放的なステイを約束。
茨城のお土産ならコレ!お土産2選
茨城ならではの銘菓や茨城で生産された食材を活かしたお菓子など、茨城でしか買えないお土産も多い。
お土産選びで後悔しないためにもおさえておきたいお土産を紹介しよう。
1. 亀じるし「水戸の梅」
水戸市内の本店を中心に県内に多くの店舗を展開する、茨城県が誇る菓子製造メーカー。
創業は1852(嘉永5)年、初代が暖簾を掲げたのが始まり。
イチオシの「水戸の梅」は、水戸市民の間では知らぬ人はいないほどの知名度を誇る銘菓。自家製の上品な白餡を求肥で包み、仕上げに蜜漬けの赤紫蘇の葉でくるんだ逸品は、日本三名園「偕楽園」の梅を思わせるフォルムが印象的だ。
2. ファームクーヘンフカサク
ドイツの権威ある新聞社から「日本人が本場の味の再現に成功」と大絶賛されたこともあるバウムクーヘン専門店。
茨城県鉾田市で6世代に渡って農業を営む深作農園が手がけており、「農家だからこそ作れる、究極のバウムクーヘン」を目指している。
まとめ
観光スポット・グルメ・宿泊施設・お土産と、それぞれに様々な魅力がある茨城。
初めて訪れる方は、ぜひ今回紹介した内容を参考に観光プランを組み立ててほしい。
もし日程に余裕があれば、新幹線で3時間の福島にも足を伸ばしてみてはいかがだろうか。
有形無形民俗文化財の相馬野馬追や会津田島祇園際など、歴史と伝統が残るスポットが多いため、日本の伝統に触れたい方に福島はピッタリだ。